2017年06月09日

飴色ちょっと手前の玉ねぎパイ

梅雨入りを前に、畑の玉ねぎを全て収穫して参りました。
只今我が家のベランダには、大小様々いかにも素人栽培といった玉ねぎがぶら下がっております。

自家製玉ねぎに加え、間もなくきちんとお百姓さんに育てられた器量良しの玉ねぎがやってきます。
あら、玉ねぎ盛り沢山で嬉しい悲鳴ですこと。
じゃ、器量悪しの自家製玉ねぎらは冷凍して保存することに致しましょう。
じっくり飴色になるまで炒めて冷凍保存しておけば、何かと重宝することでしょう。

・・・ちょっと飴色にまでは達しませんでしたが、炒めた玉ねぎのパイ、本日金曜日のお弁当です。

玉ねぎの下にはトマトソース、玉ねぎの上には黒胡椒を効かせたペコリーノローマーノ。
サクサクっとした食感のペコリーノロマーノ、その塩気が甘い玉ねぎと相性ばっちりです。

そしてもちろんパイ生地は大好きなBELLAMYS。

たっぷりとしたフィリングに負けることもなく、しっかりとした生地の層。
さすがBELLAMYS、香りだけでなく焼き上がりにも満足です。

大量の玉ねぎを炒めるのには少々難儀も致しましたが、随分沢山冷凍保存も出来ました。
少々飴色には届きませんでしたが、油を使っていないのだからとそこは納得。
油を使わないとてもヘルシーな飴色 (ちょっと手前) 玉ねぎ、気力がある時に是非作り置きを。





今朝は電子レンジのご機嫌が良くて幸運でした。
我が家の電子レンジ、ここ数ヶ月前から機嫌が悪いとちっとも作動してくれません。
オーブン機能に関しては問題はないので、買い替えの踏ん切りもつけられないまま今日まで。
今朝電子レンジが作動しなければ、圧力鍋を使う予定でしたので随分と手間が省けました。
  1. 新玉ねぎは大ぶりなものをたっぷり3個。

    フードプロセッサーで刻んで電子レンジで透き通るまで加熱します。
    我が家の電子レンジは800W、ラップをして5分強レンジ加熱しました。
    ただし、量が多いので一度にという訳にもいかず少しずつ。
    水分を多く含んだ新玉ねぎですので、よくあるようにここで水を加えることは致しません。

    これをテフロン加工のフライパンに移しましょう。

    お塩をふたつまみ程度加え、焦げ付かないよう木べらで常に混ぜながら、ほぼ強火に近い中火で水分をとばします。
    鍋肌にこびりついた玉ねぎは、スパチュラで丁寧にこそげ取りながら混ぜ続けます。
    ところどころ茶色に色付いてくるので、そこはお水を加えてスパチュラでこそげます。

    15分程度加熱したところでタイムズアップ。
    相当色白ではありますが、まぁこのくらいで良しとして粗熱をとっておきましょう。

    粗熱が取れたら、今日使う分を残して冷凍保存。
    小分けして冷凍しておけば、使う分だけ取り出して使えますからとっても便利・・・かと。

  2. パイ生地の準備をします。

    冷凍パイシートを扱いやすい状態にまで少し解凍し、正方形にカットします。
    これを三角になるよう折りたたみ、頂点に向かって切り落とさないよう双方から切り込みを入れます。

    そっと三角を開いて正方形に戻し、切り込んだリボン状の部分を交互に重ねます。
    中央のひし形部分にピケをし、生地が重なった部分には水溶き卵黄をぬりましょう。

  3. ひし形の部分にトマトソース (市販品) をひろげ、飴色玉ねぎをたっぷりと盛ります。
    黒胡椒と合わせてフードプロセッサーで粉砕したペコリーノローマーノをたっぷりと散らし、こぼれ落ちた分はパレットナイフ等でパイ生地に添わせます。

    さっくり仕上げる為、オーブンが210℃に温まるまで天板ごと冷蔵庫で冷やしておきましょう。
    予熱が完了したらすぐオーブンへ。
    設定温度を200℃にし、途中様子をみながら200℃〜190℃で20分。

    色白玉ねぎではありますが、じっくりと加熱した玉ねぎはやっぱり美味しい。
    何より玉ねぎに油を使っておりませんので、甘いのに軽い仕上がりなのが嬉しい。











金曜日ですので、今週お世話になった常備菜のお片付けをしなければなりません。
玉ねぎを炒めたフライパンのお片付けも兼ねて、そうね、おからを炒りましょう。

玉ねぎのパイにおから?
大丈夫、得意の力技で何となく洋風に仕上げてありますので。






  • おからを乾煎りした後、常備菜やその漬け汁やら在庫野菜やらを合わせて炒りつけます。
    最後に塩漬けにして保存してあった水菜を刻んで加えて火を止めます。

    サワークリームとレモン汁を合わせて混ぜ、ここにアボカドを加えて和えます。
    おからを加えて和え、しっかりと水を切ったサニーレタスで巻いてお弁当箱へ。










パイ生地の艶出しに使った卵黄、残った全卵を使って朝食にしましょう。






  • ふわりとスクランブルドエッグにし、アボカドにからめます。
    これを炊き立てのご飯の上にたっぷりと盛りつけましょう。
    梅干し、ミョウガ、青紫蘇を刻んで合わせ、胡麻油をちろりと垂らしてたっぷりと上に。
    自家製の柚子胡椒 (☆彡) をあしらい、白胡麻をひねって出来上がり。





今週も常備菜のおかげでちょっと楽が出来ました。
そして冒険も出来ました。
いろいろと不本意な駄作もありましたが、力技でのり越えて参りました。

さぁ金曜日です。
すぐにムクれて作動しなくなる我が家の電子レンジが今朝は動いてくれました。
じめじめ雨模様だった天気も回復、爽やかな青空、気分も盛り上がります。





さ、今夜のワインの為に食材調達に参りましょう。
久しぶりに骨付きもも肉なんてどうかしら。
それともスペアリブ?
心躍る週末です。

posted by しんさん at 12:29 | Comment(0) | お弁当日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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