元々が私に付き合って嫌々畑作業に参加していた主人ではありますが、そんな彼が最近ちょっと積極的になったと感じるのは私の気のせいでしょうか。
思うように成長しない2本のオリーブの木を、主人がことのほか気にかけて数ヶ月経ちました。
添え木をしては間違った体位で寄りかかるオリーブの気に、主人がつけたあだ名は “ニート君” 。
・・・結構ありきたりだなぁ。
ですが、そんなニート君のもようやく僅かな自立の兆し。 誇らしげなニート君、小さな小さなお花をそこかしこに咲かせておりました。
主人が試行錯誤した添え木にしっかりつかまりながらの開花ではありますが、一歩前進です。
畑への地植え待ちのホーリーバジルもすくすく育っております。
こんなにまだ小さいのに、香りはしっかりホーリーバジル。 間もなく夏ですもの。
夏と言えばタイ料理、タイ料理と言えばガパオライス、ガパオライスと言えばホーリーバジル。
短い酷暑、ボヤくばかりじゃつまらないもの、暑い夏は夏で楽しまないとね。
ホーリーバジル、強い品種ですもの、手に入り辛いのならば育ててしまえば問題解決です。
ちらほらと梅雨入り予報も耳にする昨今。
梅雨前に昨日玉ねぎを全て収穫して参りました。
紐で縛って (大昔の生地で恥ずかしいのですが・・・☆彡) 、ベランダに釣るして保存します。
ただ、それだとマンション住まいでは何かと問題が。
風で拭かれた薄皮がお隣のベランダにまで侵入したり、時には玉ねぎが紐を抜けて落ちてしまったり。 収穫ネット (農作業グッズを扱う店なら大抵あるハズ) であっさり問題解決。
我が家の小さなベランダがいよいよ初夏の装いに落ち着きました。
オリーブオイルが普段から食卓に欠かせない我が家であります。
特に夏になると更に登場頻度が加速します。
夏野菜とオリーブオイルって、本当に相性が良いもの。
最近主人が気に入って取り寄せているオリーブオイルがこの3本。 1本は随分前から取り寄せております、イタリアのCOLOMBINO。
最近取り寄せ始め、すっかり気に入ってしまったのが右の2本、カリフォルニアのオリーブオイルです。
昨年の9月、ナパのワイナリー巡りをした際 (☆彡 ☆彡) 、カリフォルニアのオリーブに魅せられたのがきっかけ。
カリフォルニアのオリーブオイル、本当に高品質です。
そんな訳で、今日は夏野菜をもりもり食べたい気分。
カリフォルニアのオリーブオイルで和えた夏野菜を、蕎麦生地のクレープでたっぷり巻いてお弁当に。 月曜日は1週間の常備菜を拵えるのが常ですので、お弁当はうんと手を抜くのが主人からのお言いつけ。
ですが食べたかったんです、もりもりの夏野菜が。
そして、あれだけグラタンが食べたいと言って聞かなかった主人が、暑くなった途端横恋慕。
常備してあるたっぷりの牛乳をお片付けするには、クレープ生地が打って付けなのですもの。 週末、カリフォルニアのピノワインのお供にしたローストポークもこれでお片付け完了。
夏野菜とローストポークの蕎麦粉クレープが本日 月曜日のお弁当でございます。
畑で摘んで参りました “バジルの花穂” をアクセントに。
花をつけ始めたバジルは即座に花穂を摘み取らないと、葉がかたくなってしまいます。
ですがその花穂も立派なバジル、可愛らしいのに確固たる存在感を醸し出しております。
以下の分量で蕎麦粉のクレープ 4枚分です。
- 蕎麦粉 80g
韃靼蕎麦粉 20g
てんさい糖 15g
お塩 ひとつまみ
以上をボールに合わせ、かたまり等をほぐしながら泡だて器でよく混ぜ合わせます。 - 卵 1個
牛乳 200tのうちの1/3量程度を1に加え、泡だて器でよくすり混ぜましょう。
よく混ぜたところで、残りの牛乳を少しずつ加えては泡だて器で混ぜます。 - 予め湯せんして人肌程度に温めておいた太白胡麻油 大さじ1を加えます。
泡だて器でよく混ぜ、ラップをして室温で30分以上生地を休ませましょう。
フライパンにキッチンペーパー等で極々薄く油をすり込み、生地を底からしっかり混ぜながら適量薄くのばします。
端がすこしちりりと乾燥してきたところでそっと裏返し、両面に淡い焼き模様をつけましょう。 - 焼き上がったクレープは、乾燥しないよう重ねてラップ等で覆いましょう。
クレープ生地を冷ます間に、夏野菜の準備をします。
準備とは申しましても、たださいの目に切るだけです。
トマトは種を丁寧に取り除き、水気をしっかり拭き取ってさいの目に。
フレッシュズッキーニもたっぷりさいの目切りに。
ズッキーニ (☆彡)とフェンネルは、保存用にピクルスにしたものをさいの目に切って加えました。
フェンネルのピクルス液には、お片付けしたかった紹興酒を使っております。
紹興酒 350cc
米酢 200t
てんさい糖 大さじ4
お塩 小さじ1
ニンニク・ローリエ・唐辛子・シナモン・八角・ホール白胡椒 黒胡椒 クローブ 各々適量
以上をひと煮立ちさせて冷ましておき、さっと茹でたフェンネルの水を切って熱いうちに漬け込むだけ。
以上を全部簿ボ−ルに合わせ、お気に入りのオリーブオイルを回しかけます。
バジルの花穂をしごいて散らし、これでフィリングの準備は完了です。 - 冷めたクレープ生地にサワークリームをぬり、レモングラス風味の胡椒をふります。
サニーレタスを敷き、4のフィリングをたっぷりと。
ローストポークを並べ、乾煎りして刻んだクルミとアーモンドを散らしてきつく巻きます。 カリフォルニアのオリーブオイル、 Complex, nuttyと表記してあるだけに本当にnutty。
さらさらとした液体から口のなかでひろがる風味は、 正に胡桃のような存在感。
しばらくカリフォルニアのオリーブオイルブームは続きそうです。
本日のお弁当には、久しぶりにスープを添えてみました。
収穫してきたばかりの玉ねぎ、中には小さくてつるして保存するまでもないものもあります。
そんなおチビさんたちは、丸ごと圧力鍋で一気に煮込んでトロトロ玉ねぎのスープに。
ひと晩お水に浸さずいきなり調理したややかためのひよこ豆と一緒に。
とろとろ玉ねぎと噛み応えのあるひよこ豆のスープです。
- 小ぶりな玉ねぎのおしり部分に十文字の切れ目を入れ、洗ったひよこ豆と一緒に圧力鍋へ。
クレープのフィリングにしたトマト、取り除いた種の部分もここに入れてしまいましょう。
タイムを数枝、お魚のスープストックを加え、お水をひたひたに注いで10分弱加圧します。 タイムの枝を取り除き、マッシュルームを加えて軽く煮ましょう。
育ち過ぎたサヤエンドウの実を取り出して彩りに加え、お塩・オイスターソースで味を調えて出来上がり。
今年の玉ねぎ、出来は今一歩でしたが充分食用には耐え得る出来です。
残念ながら少々薹立してしまったものが多くありますが、まぁそんなこともありましょう。
今年は初めてケールの栽培に挑戦してみました。
発芽まではなかなか好調だったのですが、間引き後何故かイタズラされることが多いケール。
ひょろりとではありますが成長したケールが、根本から抜かれて投げ捨てられていたことも。
ケールと知らず、ブロッコリーか何かと勘違いして捨てたのかしら。
そんな何かと標的になるケールです。
まだ小ぶりではありますが、全部イタズラされる前にせめてどんな味が試してみたい・・・
という訳で、1本だけ摘んで参りました。
先ずはよく聞くスムージーに。 キゥイと合わせるつもりでしたが、生憎キゥイの完熟はまだまだ先。
ですので、お土産で頂いた生姜糖、常備してあるドライフィグとケールを合わせてみました。
ヨーグルトと一緒に攪拌してお座なりスムージーに。
ナッティなオリーブオイルはもちろん朝食にも。
納豆・チアシード・刻み玉ねぎと合わせるばかりではオリーブオイルの実力が活かせません。
しめ鯖を薄切りにして、たっぷりの夏野菜と共にカルパッチョ風に。
スライスしたズッキーニがばっちり名脇役をこなしております。 今週も明後日あたりから雨になるとか。
ただし週末の雲行きもあまり芳しくないとの予報。
最近ノッております畑仕事はどうなりますやら。
梅雨入りも間もなくでしょうか。