2017年05月30日

素朴な全粒粉お豆腐パン 〜 パセリのサンドウィッチ

全粒粉とベーキングパウダーを使って、醗酵不要なお豆腐パンを焼いてみました。
いわゆる “おしりパン” というものです。

全粒粉 100%ですので、当然 “おしりパン” に求められる真っ白な佇まいとは程遠い焼き上がり。
少々色黒なおしりではありますが、それはそれ、健康的でよろしいのではなくて?

ふんわりとした食感ではなく、ちょっと素朴なポソっとした “おしりパン”。
ですがそこはお豆腐の底力とも申しましょうか、もっちりむっちりとした食感は健在です。
うん、この食感、なかなか面白い。

全粒粉 100%に最低限のベーキングパウダーでこれだけ頑張ってふくらんでくれたのですもの。
私の出来としては充分です、御の字です。

そろそろ使い切ってしまいたかったパセリをたっぷり挟んで、本日のお弁当に致しましょう。
ズッキーニの自家製ピクルスも一緒に刻んでたっぷりとね。
我が家はマヨネーズを常備致しておりませんので、茹で卵が “つなぎ” の役割です。

お豆腐パン生地はもちろん、フィリングもフードプロセッサーにお任せですのでとても簡単。

近頃なぜだか健康意識が急上昇中の主人も、これなら満足してくれるのではないかしら。
手の平サイズの小ぶりなお豆腐パンですので、頑なに増加しようとする主人の体重対策にも・・・ね。





以下の分量で小ぶりなお豆腐パン4個分です。
  1. 全粒粉タイプの強力粉 120g
    てんさい糖 大さじ1
    ベーキングパウダー 小さじ1
    お塩 ひとつまみ

    以上をビニール袋に合わせ、口をしっかり持ってふり混ぜます。
    これをフードプロセッサーに移し、お豆腐 100gを加えて高速で小刻みに攪拌しましょう。

    お豆腐は充填タイプでない極普通の絹ごし豆腐を、特に水切りせずそのまま使っています。

  2. 全体がそぼろ状になじんだところで、太白胡麻油 大さじ1を加えて更に攪拌します。

    いつもの材料ですと、じきに生地がひとつにまとまってきます。
    が、お豆腐効果なのかなかなかひとまとまりにはならず、側面につく生地はなくなりません。
    スパチュラで寄せてフードプロセッサーから出し、手で滑らかになるまで捏ねます。

    打ち粉をしなくても、案外うまくまとまってくれました。
    包丁で4等分しましょう。

    断面を包み込むようにしながら生地を丸めます。
    極々少量のお水で手のひらを湿らせながら作業すると、生地が手につかず上手くいきます。

    オーブンシートを敷いた天板に並べ、茶こしで蕎麦粉を薄くふりかけましょう。
    もちろん蕎麦粉でなくて普通の強力粉でも。
    菜箸を押し付けて溝をつくり、乾燥防止のラップをふんわりかけて10分間のベンチタイム。
    その間にオーブンを160℃に予熱しておきましょう。

  3. ベンチタイムが終わったら、もう一度蕎麦粉を茶こしでふって菜箸で溝をつけます。
    溝の両端を親指と人差し指でそっとつまんで尖らせましょう。

    予熱したオーブンに移し、設定温度を140℃にして焼くこと15〜18分。

    赤ちゃんのおしりのようなふんわりおしりパンではありません。
    が、素朴なおしりパンの焼き上がりです。

    網に並べて冷まし、サンドウィッチに仕上げましょう。






  • パセリの葉先部分
    ズッキーニの自家製ピクルス (その時の備忘録です ⇒ ☆彡)
    茹で卵の白身
    オリーブオイル
    お好みのスパイスソルト

    以上をフードプロセッサーに合わせて攪拌し、後で茹で卵の黄身を加えて混ぜます。

    お豆腐パンに切れ目を入れ、室温に戻しておいた醗酵バターをたっぷりぬりましょう。

    パセリのサラダをたっぷりと挟み、胡桃とレーズンをトッピングして出来上がり。











小ぶりな可愛らしい人参をスーパーの店頭で見かけました。

丸ごとお料理出来るサイズの人参を見かけると、結婚前、主人のお誕生日にリクエストされた “野菜のフルコース” という難易度の高いお料理をいつも思い出します。
当時は圧力鍋も持ち合わせておらず、丸ごと人参とひよこ豆のスープをことこと煮込みました。
主人は憶えていてくれるかしら、あの苦労したお野菜フルコース。

今は圧力鍋でほんの5分。
小ぶりな人参を丸ごと、ひよこ豆と一緒にうんと薄味で煮て常備菜に致しましょう。

味付けはその時々の気分。
今日はペコリーノローマーノとアンチョビを効かせたフェンネルと新玉ねぎのソースを添えて。





ひよこ豆はひと晩お水に浸して調理するのが普通ですが、急に食べたくなることもありますもの。
気にせずそのまま圧力鍋で加圧し、ちょっと歯応えのあるひよこ豆を楽しむのもまた良いものです。
  1. ヘタを落とした人参は皮つき、ざっくり大きく切ったキャベツ、ひよこ豆を圧力鍋に合わせ、ひたひたにお水を注ぎましょう。

    クローブ・ミックスペッパー・出汁パックに入れたパセリの茎部分を加え、少量のお塩をふって5分間加圧します。
    圧が自然に抜けるのを待って蓋を開け、今日使わない分は保存容器に移して冷蔵庫へ。

  2. フェンネルの鱗茎部分・新玉ねぎ・アンチョビ・ペコリーノローマーノをフードプロセッサーに合わせて攪拌し、黒胡椒とお塩でやや濃い目に味を調えます。
    人参とひよこ豆と一緒にソース感覚で召し上がれ。
















今朝は何かと大活躍したフードプロセッサーですが、もうひと頑張りしてもらいましょう。
極少量残っておりました大根を一気におろし、大根おろしたっぷりの炊き粥を主食に。






  • 大根おろしを炊き粥の仕上げに添えるのではなく、お米と一緒にじっくり炊きます。
    大根の甘みが増して、いつもとひと味違うお腹に優しそうな炊き粥になりましたよ。
    青紫蘇と木の芽の佃煮 (☆彡) をトッピングして。






今週ヨーグルトに添えているのは、お値打ち価格になっておりましたリンゴを使ったジャム。
てんさい糖と結晶化してしまった蜂蜜を使い、ほんのりとラベンダーの風味を効かせたジャムです。
これも圧力鍋でちょちょいのちょいなのですが、相当主人はお気に入りのご様子で毎朝褒め殺し。





さて。
明日はお弁当はうんと簡単に済ませ、美容院でフルコース。
気心知れた美容師さんとおしゃべりに没頭致しましょう。
そして迎えにきてくれた主人と何か買って帰りましょう。
ささやかな予定ではありますがちょっと楽しみなんです。

posted by しんさん at 13:26 | Comment(0) | お弁当日記 〜 手作りお手軽パン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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