2017年05月18日

“ラベンダーチキン” の全粒粉ベーグルサンド

主人は鶏の胸肉が大好き。

お手頃価格ですし、低カロリーですし、応用範囲も広いし、鶏胸肉は正に優等生な食材のひとつ。
私の苦手な皮部分も主人は喜んで食べてくれるので、いつもしめしめとばかりに主人は鶏皮多め。

本日のお弁当ももちろんそう。
ラベンダー風味の鶏胸肉を、全粒粉をふんだんに使ったベーグルパンでサンドしてみました。
主人が育てたフェンネルも一緒に、夏らしい爽やかなベーグルサンドに仕上がりましたよ。

フードプロセッサーで生地を捏ねるベーグルサンドは本当に簡単。
醗酵時間も必要ないので、朝でも余裕で挑めます。
今朝はレモンのピールを生地に混ぜ込んでみました。

レモンピールにラベンダー、そしてフェンネル。
こんなサンドウィッチ、ナパのワイナリーなんか (そうそう、この時のFROG'S LEAP (☆彡) みたいな場所) でそよ風に吹かれながらワイン片手に食べられたら幸せだろうなぁ・・・

・・・いけません。
旅に行きたくなってしまいました。
妄想していないで、現実に戻ると致しましょう。





先ずはベーグル。
本当に簡単です。
いつもとほぼ同じ手順で、いつもと同じ小ぶりなベーグルふたつ分。
  1. 全粒粉タイプの強力粉 100g
    ノーマルな強力粉 50g
    レモンピール (製菓用ではなく、お菓子として売られているものです) 10g
    てんさい糖 小さじ2
    インスタントドライイースト小さじ1/2

    以上をビニール袋に合わせ、口をしっかり持ってふり混ぜます。
    フードプロセッサーに移し、牛乳 70〜80tを少しずつ様子を見ながら加え、高速で小刻みに回転させて粉になじませましょう。

    全体が細かなそぼろ状になじんだところで、お塩をひとつまみ加えます。
    高速でお塩をなじませ、ココナッツオイル 大さじ1を加えましょう。

  2. 速度を少し落とし、生地がまとまるまでじっくり回転させます。
    生地がひとつにまとまったところでフードプロセッサーから出し、軽く捏ねて丸めます。

    包丁で2等分し、断面を包み込むように丸めましょう。
    ラップをかぶせ、室温で10分ほど生地を休ませます。
    この間にオーブンを210℃に予熱し、ケトリング用のお湯をたっぷり沸かしておきましょう。

  3. 休ませた生地を手のひらで押して平らにのばし、手前からきつく巻いて棒状にします。
    これを両手の平で転がして長くのばし、片方の端を平らに押しつぶします。

    生地を軽くひねりながらドーナツ状にし、平らな方の端でもう片方をしっかり包みましょう。

  4. ケトリング用のお湯 1ℓに対しお砂糖 大さじ1強を煮溶かし、ぐらぐらと煮立たせないように火を弱めてベーグル生地をそっと滑らせます。
    片面30秒ずつ両面茹で、さっと表面の水気を拭いて天板に並べましょう。

    すぐに予熱したオーブンに移し、設定温度を200℃にして20〜25分。
    艶々パツパツこんがりベーグルの焼き上がりです。

    網の上で冷まし、粗熱がとれたところで表面に極々薄くオリーブオイルをぬって仕上げます。






鶏胸肉を焼いて仕上げましょう。
  1. パサつきがちな鶏胸肉ですから、しっとり仕上げる為に下準備はきちんと。

    脂肪部分を丁寧に取り除き、全体を軽くフォーク等で突いてビニール袋に。
    胸肉 1枚に対し、お水を大さじ1強・蜂蜜とお塩をそれぞれ少量加えて揉み込みます。
    空気を抜いてひと晩冷蔵庫に。
  2. 水気を軽く拭き取り、新しいビニール袋に移します。
    レモン汁・オリーブオイル・蜂蜜・お塩・薄切り玉ねぎ・乾燥ラベンダーを加えて軽くもみ、10分ほどおきましょう。

    存在感の強いラベンダー、使い過ぎると逆効果です。
    ほんの二つまみ程度で十分。
  3. フライパンに極々少量の油をすり込み、胸肉の水気をさっと拭いて両面こんがりと焼きます。
    表面に焼き色がついたら一旦取り出し、お好みの厚さに切り分けましょう。

    フライパンをさっと拭き、2の漬け汁と一緒に胸肉を戻します。
    漬け汁をからめながらしっかりと中まで火を通せば出来上がり。

  4. ベーグルをカットし、片方にサワークリームをたっぷりぬりひろげます。
    ラベンダーチキンをたっぷり並べ、薄切りにしたフェンネルとやわらかな葉先を重ねましょう。

    はい、爽やかベーグルサンドの出来上がり。

    今週末は相当暑くなるそうです。
    夏に向けて、週末は畑にバタフライピーの種を撒く予定。
    ホーリーバジルの植え替えはもう少し先、もう少し成長を待って再来週くらいでしょうか。











大好きなトマト、夏が近づいて随分安く店頭に並び始めました。
今までトマト缶やパックで我慢していた分、これからしばらくはトマトを大いに楽しみましょう。

明日何かに使おうと思っておりました青紫蘇ですが、保存が上手くいかず今朝見たらしんなり。
変色も少々見られましたので、急きょ青紫蘇とトマトを合わせてピカタをお弁当のお菜と致しましょう。

パセリもたっぷり散らして、無理矢理感満載ではありますがまぁそれも良し。





  1. 輪切りにしたトマトに茶こしで薄力粉をふり、青紫蘇を巻きます。
  2. 卵・粉チーズ・刻んだパセリの茎部分をよく混ぜます。
    油をしっかりとすり込んだフライパンを熱し、小さな円状に流しましょう。
    卵が焼きかたまらないうちに、素早く1をそれぞれの卵の上に乗せます。

    卵をトマトに絡めるようにしながら裏返し、両面焼けば出来上がり。
    トマト全体が卵で隠れてしまうより、少しトマトが覗くくらいが可愛らしいのです。






旬の野菜をお料理するのって本当に楽しい。
その色合いだけでも心が和みます。
もちろん和むだけでなく、食べて大満足しないと気は済みませんけどね。











今朝の主食は鶏粥です。
昨日拵えた鶏胸肉の茹で鶏 (☆彡) 、その茹で汁を有効利用した鶏粥は茹で鶏の後の定番。

昨日拵えたイワシのお酢煮、イワシが大ぶりで器からはみ出しそうな勢いです。





ビギナーズラックに恵まれた初回のフェンネル栽培から今年は3年目・・・かな?
撃沈した2年目よりはまぁ収穫に恵まれたと言って良い今シーズン。

主人が珍しく意欲的にフェンネルの栽培を手掛けているおかげで、今シーズンは色々とフェンネル料理を試しては楽しんでおります。
今朝はしめ鯖と合わせてみました。
うん、なかなかの好相性。





さ、週末も近づいて参りました。
来月までウィークデイは禁酒の筈でしたのに、このワインの空びんはどういったことなのかしら。
ラマダン破りは主人にも飛び火したようでございます。
ま、楽しいものね、ワインを飲みながらのお料理は。

posted by しんさん at 12:30 | Comment(0) | 手作りベーグル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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