・・・とは言ってもレギュラー番組ではないようですので、たまたま何かで放送日を知った時に主人とふたりテレビの前でスタンバイして見る、そんな感じではありますけどね。
ですので殆どの放送を見逃してはいるのですが、先日久しぶりに見たテーマは “ハムで飲む” 。
たまに見ると見逃した放送が気になるもので、番組で放送されたレシピをちょっと検索してみました。
ふと目に留まったレシピは、 “第十三夜 生姜で呑(の)む” の “ガリの手まり寿司三種” 。
在庫食材を瞬時に割り当て、見切り発車で挑んだ結果、本日のお弁当はこうなりました。
新生姜の甘酢漬けも先月仕込んであることですし、木の芽の佃煮も冷蔵庫に鎮座しております。
三つ葉は・・・そうね、万能ネギでなんとかなるのではないかしら?
ここはひとつ、主人が大好きなおから寿司に大脱線してみようかしら、と相成りました。
・・・ちなみに、オリジナルのレシピはろくすっぽ読んでもおりませんので、これがあのお美しい大原千鶴さんのレシピだとは誤解なさいませんよう。
- おからを炒ってお団子にしておきます。
おから 100g
全卵 1個分 (予めよく解きほぐしておきます)
寿司酢 (お気に入りの配合です ☆彡) 大さじ2
以上をよく混ぜ合わせ、テフロン加工のフライパンに油をひかずに移します。
弱火〜中火でさらりとなるまで乾煎りし、少し冷めたところで6等分して丸めておきましょう。 - ラップを大きめにカットし、木の芽の佃煮 (この日の備忘録をご参照 ☆彡) を中央に。
新生姜の甘酢漬け (この日の日記、うんと後半に ☆彡) をこの上にひろげましょう。
若干色合いは悪くなっておりますが、しっかりと味がしみて美味しい。
寿司酢をからめたアボカド、削ぎ切りにしたしめ鯖 (市販品です) を並べ、小さくカットした若生昆布を順に重ねましょう。
その上にお団子にしたおからを乗せ、茶巾の要領できゅっと絞ります。
クリップで留めてしばらくおき、おからと具がなじんだところでそっとラップを取り除きましょう。
さっと茹でた万能ネギを結んで出来上がり。
繰り返しになりますが、大原千鶴さんの美しいそれとは別物ですからね。
“干しずいき” ってご存知ですか?
母親の姉 叔母の住む岐阜県の根尾では、とても身近な食材です。
また、この干しずいきを使った白和えは叔母の得意料理、そして私の大好物でもあります。
叔母と会う機会は激減してしまいましたが、先日農協の朝市でこの干しずいきを見つけました。
叔母の味には到底及びませんが、白和えを拵えてお弁当のお菜と致しましょう。
白胡麻だけでなく、胡桃も使った白和えです。
干しずいきの材料はざっくり言って里芋の茎。
その昔、叔母に教えてもらった戻し方はこの日の備忘録にて ⇒ ☆彡
- 白胡麻、ざっくり砕いた胡桃をお鍋に合せ、焦がさないよう乾煎りしてすり鉢に移します。
しっとりするまで丁寧に擂り、白味噌、白だし醤油、てんさい糖、酒粕を加えて滑らかになるまで更に丁寧にすり混ぜておきましょう。 - お豆腐はお手軽な充填絹ごし豆腐を使います。
さっと熱湯で茹でてザルにとり、キッチンペーパーの上に並べて水気を切っておきます。
これを1に加え、滑らかになるまですり混ぜます。 - 戻した干しずいきは食べやすい長さに切り揃えます。
油揚げは湯通しして短冊、人参も大きさを揃えて短冊に切っておきましょう。
人参から順に胡麻油でざっと炒め合わせ、油がなじんだところでお酒を少量加えます。
和え衣にしっかり味がついているので、下味程度に白だし醤油を極々少量加え、水気が飛ぶまで炒りつけましょう。
粗熱をとったところですり鉢に加え、丁寧に和えれば出来上がり。
白和え大好き。
緑内障発作防止のため白内障手術をしたのは、昨年の主人の誕生日とその1週間前の事でした。
お酒を飲む気力もなかった私に付き合い、1ヶ月ほどお酒を飲まずに付き合ってくれた主人。
この絆を記念し、主人の誕生日を中日に1ヶ月間は禁酒生活を楽しんでおります。
主人の集中ダイエット月間も兼ねておりますこの禁酒生活。
いえ、むしろ主人のダイエットが重要視されており、これを我が家のラマダン期間と呼んでおります。
ですので、目下のところ主人のお楽しみは朝食。
基本的に夜は炭水化物抜きですので、主人の空腹感も著しく就寝中はお腹のムシが大暴れ。
朝はしっかりとご飯をお腹に収めましょう。
今朝の主食は茹で鶏丼ですよ。
- 昨日拵えました鶏胸肉の茹で鶏 ⇒ ☆彡
この茹で汁を使って十六雑穀入りのご飯を炊き、炊き立てをふんわりお椀に盛りましょう。
この上にひと口サイズにカットした茹で鶏をたっぷりと。
刻みネギも忘れずたっぷり盛り、トリュフ塩を散らします。
うっすら煙が上がるまでお鍋でごま油を熱し、この上にジュッ!!!
一気に漂うこの香り・・・空腹者のふたりには目まいを誘う程。
自家製の柚子胡椒 (☆彡) を添えて、さ、熱々を召し上がれ。
- お弁当に使ったしめ鯖、半分残った分は朝食に。
アボカド、甘酢漬け生姜と一緒に若生昆布で巻いて、巻き寿司のように切り分けます。
胡麻油を極少量ちろりと垂らし、胡桃だれや出汁醤油等お好みの調味料で。
これも主人の大好物。
多めに戻しておいた干しずいきは、お味噌汁の具の一員として。
干しずいきのお味噌汁、そのしゃくしゃくとした食感が最高に美味しいの。
さ、今宵もお酒抜き炭水化物抜きのラマダン月間は続きます。
そしてまた明朝、主人は朝食を楽しみに早起きしてくることでありましょう。
あれだけ楽しみにしてくれると作り甲斐も向上するというもの、明日は何を拵えましょう。