それに加え、主人が取り寄せてくれる有機野菜セットの中に、立派な白菜が1個入っておりました。
生まれと育ちの差はあれど、白菜が3つ。
白菜のキムチは、激辛好きの主人用と、並の味覚の私用に2種類、既に仕込んであります。
初挑戦の “トルコ風の白菜ピクルス” は今さっき味見をしてみましたが、なかなかの仕上がりです。
この先は常備菜に頼らず、日々の生活で少しずつ白菜をお片付けしていくしかなさそうです。
じゃ、先ずは “肉まん” などいかがでしょう。
『今シーズンは肉まん作っていないよねぇ、食べていないよねぇ』
あれからどうも肉まんが食べたくて、有り合わせの材料ではありますが本日のお弁当に。
具はもちりんたっぷりの白菜。
に加えて、使いかけで残っておりましたベーコン、常備しております干しシイタケと干し貝柱。
中途半端に残ってしまった里芋を冷凍保存してありましたので、これも生地に練り込んでみました。
ふかふかながらも、もっちりとした生地は里芋の効果でしょうか。
ほんのりと甘くて、手前味噌ではありますが、うん、器量は悪いけれど味は上々。
里芋のおかげか、冷めてもかたくなったりしません。
生地もフィリングもフードプロセッサーにお任せですのでちょちょいのちょい。
以下の分量で相当大きな肉まんふたつ分。
大きな上に腹持ちも良い、ダイナミックな有り合わせ肉まんです。
- 里芋は皮をむいて冷凍しておいたものを使いました。
ジャスト90g。
蒸し器で充分にやわらかくなるまで (弱火で10分くらいかな?) 蒸し、ザルにあげて水を切っておきましょう。
時間差で白菜も蒸し器に加えて蒸しておきます。
現在、我が家の電子レンジは故障中です。
修理をする気も今のところございませんので、蒸し器の登場頻度が急上昇中です。 - 里芋が冷めないうちに、次の工程に取り掛かりましょう。
強力粉 100g
全粒粉タイプの強力粉 80g
てんさい糖 小さじ2
インスタントドライイースト 小さじ1/2
以上を乾いた袋に合わせ入れ、丁寧に振り混ぜておきます。 - 程良く水を切った里芋をフードプロセッサーに移してペースト状にします。
この時、里芋は人肌程度の温度をキープして。
ここに2の粉類を一気に加え、高速で回転させて粉類と里芋をなじませます。
全体がサラサラの状態になじんだところで、お塩をひとつまみ加えます。
更に高速回転させて全体になじませます。 - ここからは様子を見ながら、大さじ1ずつ牛乳を加えては回転させ、生地を捏ねていきます。
さらさらだった生地がやがてはしっとりし始め、ミンチ状になってまとまり始めます。
まとまり始めたら牛乳を加えるのはストップ、結局大さじ5杯の牛乳を加えました。
生地がまとまり始めたら速度を落とし、ラード 10gを加てじっくりと生地を捏ねていきます。
側面に残ったラードや粉類もスパチュラで寄せ、生地が艶よくまとまるまで捏ねましょう。 - 生地を手で軽く捏ねて丸め、包丁で4等分します。
断面を包み込むように丸め、きつく絞ったぬれ布巾をかけて10分間生地を休ませましょう。 - その間にフィリングの準備をします。
蒸して冷ましておいた白菜をしっかりと絞ります。
ベーコン・干しシイタケ・干し貝柱と共にフードプロセッサーで攪拌し、ボールに移します。
オイスターソース・お塩・片栗粉を加えてよく捏ね、4等分して丸めておきましょう。
片栗粉は極少量、調味料もベーコンの塩気があるので極々控えめに。
干しシイタケは水で戻さず、さっと洗って軸部分を折った状態で加えます。
白菜の水気が出るとまとめ辛いので、そのささやかな対策です。 - 休ませた生地を手で平らにのばし、中央に丸めた肉種 (ベーコンですが) を乗せます。
ホイホイっと成形し、ぬれ布巾をかけて醗酵タイム。
理想は35℃で20〜30分とのことですが、そうそう理想通りには参りません。
室温で20〜30分となりましたが、問題なさそうです。
ちなみに成形の方法はこちらの動画を参考に致しました。 こんな風に出来たら楽しいだろうな。 - 充分に蒸気が上がった蒸し器にオーブンシートごと移し、水滴が落ちないよう蓋を布巾で包んで最初の5〜6分は強火で蒸します。
その後様子を見て中火程度に落とし、合計10分程蒸せば出来上がり。
蒸し器を開けた瞬間、ふんわり膨らんだ肉まんとご対面。
不安と期待が入り混じる緊張の時ですが、本日は大成功。
我が家の蒸し器は小ぶりですので、ふたつずつしか蒸せません。
蒸したての熱々は朝食の主食と致しましょう。
大きな大きな肉まんを前に、主人嬉しそう。
そうそう、肉まんとは言っておりますが、ベーコンでしたね。
ですのでお題は 『肉まん・・・風』 と致しました。
蒸し器を出したら、とことん使ってからでないと片付けたくはありません。
里芋を蒸し、肉まんを蒸ししただけでは物足りません。
お弁当のお菜に、お豆腐を蒸してみました。
本当に簡単で、出来立て熱々でも冷めても美味しいのが魅力的。
本日は、寒天でジュレ状にしたドレッシングをたっぷり添えてみました。
にがりによって、豆乳に加える量は相当違うようです。
いちばん最初に同じ材料で拵えた時は、苦くて苦くてどうにもならないお豆腐が出来ました。
- 愛用致しておりますにがりは、豆乳 100に対して、にがり 1が最適です。
豆乳はスジャータのよくスーパーでも見かけるものを普段使っております。
豆乳 500tににがり 小さじ1を加えて素早く優しく混ぜ、濾しながら器に注ぎます。
器の高さ半分程度の高さになるまでお湯を沸かし、そっと器を並べて蒸し上げます。
以前は弱火で10分蒸しておりましたが、その後の蒸らし時間によっては2分程度、いえ、熱湯に並べて蓋をし、長時間そのまま放置してもフルフルっとかたまります。
- ドレッシングも備忘録。
お水 大さじ4・粉寒天 ふたつまみを小鍋に合せて中火で煮立てます。
弱火にして1〜2分混ぜてしっかり粉寒天を溶かしましょう。
味付けをし、お好みの野菜等を加えて出来上がり。
今回は茎ワカメの甘酢漬けと、春菊のお浸しを刻んで加えました。
味付けは茎ワカメを漬けてあった甘酢に、ほんの少量のお醤油を足して。
まだ少し温かい肉まんは、和紙で包んで蒸気を逃がしてあげましょう。
前述の通り、朝食には蒸したて熱々の肉まんを。
ダイニングチェアを修理中の今、小さなカウンターでの食事ですので狭くて大変です。
想像では、肉まんはもう少し小ぶりになる筈だったのですが・・・想定外のジャンボ肉まんに。
またこれで主人の体重が急上昇かしら。
ですが週末ですもの。
昨晩はふたりで我慢したものね、ワイン。
今夜は飲みますよ。
先程、西友さんでキノコをいっぱい買ってきました。
キノコをたっぷり使ったワインのお供、早く主人が帰ってこないかしら。