2017年03月07日

キャビアをちょっとつまみながら 〜 ラララ ワイン会

『キャビアでもつまみながら飲みませんか?』
そんなお誘いを頂いた先週末。

メンバーはいつもの顔ぶれ、いつものワイン会。
但し、スペシャルゲストにキャビアをお招きしてね。
日曜日でしたので、朝はいつも通り畑仕事をこなします。
心なしか、備中を振り回す主人の気合がいつもと違う気が致します。キャビア効果かしら。

キャビアに心躍らせながら、何かワインのお供にと焼いたグジェール。
ベーコンが焦げないように焼き上げるのって、本当に難しい。

ですが、ずらりと整列したその姿が可愛らしかったので。





いつもは少量焼くだけですので、生地も少なくさほど力も要りません。
ですが今回はなかなかの大仕事。
主人にも遠慮なく手伝ってもらってグジェールを拵えます。
  1. グジェールの材料はシンプルです。

    お水 185t
    醗酵タイプの無塩バター 50g
    お塩 ひとつまみ

    以上をお鍋に合せて煮立てます。
  2. 全体が煮立ってバターが溶けたら火を止めます。
    すぐに、予めふるい合わせておいた粉類を一気に加えましょう。
    今回は薄力粉と強力粉のブレンド、薄力粉 80g・強力粉 20gをふるい合わせて加えます。

    木杓子で素早く混ぜ合わせましょう。
    やがてぽってりとした状態になり、ひとつにまとまってきます。
    こうなったところで再度中火にかけ、鍋底に薄い膜がひろがる感じになるまで混ぜましょう。
    時間にして1〜2分といったところです。
  3. 2をボールに移し、溶き卵を1個分ずつ加えて混ぜ合わせます。
    最初は卵と生地がなじまず、つるんとした状態です。
    が、やがて滑らかに馴染んできます。

    全部で3個分の卵を加えますが、最後の卵を加える時は少量ずつ様子を見ながら。
    スパチュラで生地をすくい、生地がゆっくり三角形になって落ちてくる状態が理想です。
    すりおろしたペコリーノローマーノ 40g・すりおろしたナツメグ 適量を加えて混ぜます。
    生地はこれで出来上がり。

  4. 丸金口をつけた絞り出し袋に生地を移し、オーブンシートを重ねた天板に絞り出します。
    生地の尖った先端を水で濡らした指先で抑え、更にさっと霧吹きで水を吹きましょう。

    ベーコン・アンチョビ・すりおろしたペコリーノローマーノ・黒胡椒等、トッピングをして出来るだけ高温に予熱したオーブンへ。

    とにかく、最初は出来るだけ高温でふくらませるのがポイントです。

    私の電気オーブンは250℃が最高温度ですので、250℃で先ずは数分焼きます。
    その後210℃に温度を下げ、10分弱焼いて膨らんだ姿を焼きかためます。
    その後は徐々に180℃〜160℃辺りに下げて10分程。
    最後はオーブン庫内に10分程おいて出来上がり。

    小さな電気オーブンですので、一気に生地を焼き上げることは出来ません。
    絞りだし袋に残った生地は、オーブンがふさがっている間は野菜室等に入れておきます。






次回は、ベーコンも美味しく食べられるグジェールを目指して。
簡単とは言いつつ、私のグジェールはまだまだ試行錯誤の真っ只中です。











そしてワイン会。
キャビアの登場につい興奮して我を忘れてしまいました。
ですがしっかり写真には収めておきましたよ。

生臭くて塩っ辛いイメージだったキャビアは、大変美味しゅうございました。
主人曰く、高級だからだよ、と。
まぁ、身も蓋もないご感想ですこと。






ワイン会はいつも通り大変楽しく、つい要らぬことまでしゃべり過ぎてしまった記憶が何となく。
そして何より、殿方がご提供くださったワインを写真に収めることをすっかり忘れてしまいました。
なんと恐ろしいキャビアの存在感。

がっかり致しておりましたら、ボルドーの巨匠が写真を送って下さいました。

主人のJOSEPH PHELPSのインシグニア、何だか端っこでエラそうです。
ブショネだった先日のキスラーとは相異なり、このキスラーは美味しゅうございました。





・・・しまった!
キャビアの缶をもらってこようと思っていたのに。
・・・なんてね。
やっぱり今回も楽しいワイン会でありました。
但し、相当酔っぱらっておりましたことが少々恐ろしくもあり恥ずかしくもあり。

posted by しんさん at 13:23 | Comment(0) | ワイン・チーズ・お酒に絡む日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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