“かんざし” ・・・ いえ、 “ヘアスティック” っていうのかしら、お気に入りです。
和装の際、半襟より帯より何より不安なのがヘアスタイル。
ヘアピンの扱いが下手で、力技に頼ってヘアピンは変形させるわ、かんざしは折るわで大変です。
着物の前にはいつもYouTubeでヘアアレンジのお勉強をするも、なかなか決まらず毎度の涙目。
ですが、ヘアアクセサリーショップの店員さんって本当にすごい。
実践してみましょうか?とその場でささっとアップスタイルに。
指先で抑えるポイントや髪をねじる方向の法則、力の入れ具合、見事にご伝授頂きました。
ネットでお買い物するばかりでなく、たまには実践販売も大切なのね、うん、しみじみと納得。
おかげで今、アップスタイルが楽しくて楽しくて。
ネットでヘアアクセサリーをあれこれ買い集めております。
以前のように力任せに挿して折ったりする危険も激減致しましたしね。
さて。
お気に入りのかんざしを見つけ浮かれておりました私の一方で、お気の毒だったのは実家の母親。
久しぶりにお雛様を飾り、週末は家族大集合してお雛祭りを開催しようと張り切っておりました。
手巻き寿司用のお刺身を予約し、準備万端といった正にその当日、妹のインフルエンザ疑惑発覚。
熱に臥せる妹に生姜湯を飲ませ、3家族分のお刺身をむなしく配り歩き、散々な週末だったようです。
そして週明けの本日、我が家の朝食は炊き立てのご飯とお刺身の漬け。
母からのお刺身で日本酒を楽しんだ後、漬けにして冷蔵保存しておきました。
自家製柚子胡椒を添え、熱々のピュアな鰹出汁をたっぷり注ぎ、漬けのだし茶漬けと参りましょう。 週のスタートが漬けのだし茶漬け、しかもそれが飛び切り美味しい、なんて嬉しい週明けでしょう。
漬けって素敵な保存方法だと思いませんか?
- 白だし醤油 大さじ3
お酒 大さじ2
みりん 大さじ1
以上をひと煮立ちさせて完全に冷まし、お刺身を並べてラップを密着。
保存容器の蓋をして、これで仕込みは完了。
冷蔵庫で2〜3日なら余裕で大丈夫なのではないかしら。
目下のところ、鰹出汁は水出しに落ち着いております。
以前は出汁パックに鰹節を入れて水出しにしておりましたが、出汁パックなしのほうが圧倒的に美味しい気が致します。
- 普通に火にかけて鰹出汁をとる場合と、お水と鰹節の量は同じです。
前日の夜からお水と鰹節を合わせておくだけ。
ザルにキッチンペーパーを重ねて漉せば、ピュアな鰹出汁の出来上がり。
お酒をちょっと加えてひと煮立ちさせ、漬けを並べた炊き立てご飯のうえに注ぎます。
ダイナミックなお豆腐とマイタケのお味噌汁、そして漬けのだし茶漬け。
ヨーグルトには最近主人が気に入っております、ナッツのメープルシロップ漬け。
最近のおめざは、京都和久傳の小さな小さな黒豆のお菓子、艶ほくろ。 妹の体調が戻ったら、母には今度何かお礼の品を持参しよう。
主人の計らいで、週明けの月曜日はお弁当の手抜きを許されております。
あら、こう言うと語弊があるかしら。
『そんなに頑張らなくて良いんだよ』 普段から主人はそう言います。
君が美味しいと言うからつい頑張っちゃうのよ。
ですが、今週 (いや、結構毎週かも) はお言葉に甘えて手を抜かせてもらいましょう。 奥にあるのはコロッケじゃぁありません、最近気に入っておりますヴィータビックス。
ザクザクっとした食感が美味しいシリアルです。
常備菜にしております根菜のピクルス (☆彡) を詰めて。
市販のザワークラウトもたっぷり。
そして主人の大好物、しめ鯖は力技のタルタル風に。
お弁当にしめ鯖のタルタル?
これも力技のひとつですが、我が家では珍しいことではありません。
今夜のワインのお供も兼ねてお弁当の一品に。
- アーモンド・イエローマスタード・コリアンダーシードを軽く乾煎りし、玉ねぎ・ニンニクと合わせてフードプロセッサーで粉砕します。
自家製のライム胡椒 (!柚子胡椒のライム版です) とドライフィグを加えてざっと攪拌し、最後にしめ鯖・オリーブオイルを加えて粗めにフードプロセッサーで刻みましょう。 フェンネルやタイム等のハーブがあればまた変わった風味が楽しめるのですが、今回は在庫がありませんのでスパイスで。
思い付きで拵えた 『ライム胡椒』 ですが、なかなかどうして使い勝手のよい調味料です。
レモン汁とスパイスソルトをまぶしたアボカドと一緒に、ヴィータビックスに乗せて召し上がれ。
夜はワインと一緒にね。
目下のところ保存食の仕込みに大忙しです。
ここ数日間の寒さのおかげで、蒸し干し大根は美味しそうに仕上がりました。
ザワークラウトも今のところ調子良く醗酵に進んでおります。
主人がどうしても欲しいと言って買った小ぶりなリンゴは、今朝すりおろしてジャムに致しました。
大好きな茎わかめ、店頭で見るとつい買ってしまう程に愛しております。
茎わかめの甘酢漬けを仕込むのですが、昨日でとうとう野田琺瑯3つ分になってしまいました。
市場に出回る時期の短い茎わかめですもの、これだけあるとちょっと安心。
そろそろ野菜の顔ぶれも変わってくる頃です。
明日で2月も最後、マズイわ、つい浮かれてしまいそうな自分が少々不安です。