朝食・お弁当共に、何を作るか考えがまとまらないまま何となくキッチンに立つことも。
今朝が正にそんな日でした。
こんな日はテキパキせず、ゆるゆるダラダラ気が向くままお料理するに限ります。
奇をてらったお料理は草臥れますからね。
冷蔵庫の中のものをぼやっと眺め、ぼやっと組み合わせるゆるゆる料理。
ゴボウのお漬物 (市販品) と自家製ルッコラーを具にしました。
寒い今の時期に美味しいホウレン草は、大好きな胡桃和えに。
菊芋の味噌漬けは我が家の定番常備菜です。
1週間ほど前に拵えた “金柑のバルサミコ酢煮 (この日の日記、後半にて ☆彡” は、種が多くて未だ冷蔵庫に中が指定場所。
そろそろお片付けして心機一転とばかりに、煮汁ごと寒天でかためてみました。
まぁ種が多いことに変わりはないのですが、こうすれば何となく食べてしまうものです。
何とか数品が出来上がる頃には、月曜日の憂鬱感も綺麗さっぱり。
さ、1週間が始まりますよ。
- 十六雑穀を混ぜ込んだご飯で酢飯を作ると、ほんのりピンク色になるのが好きなんです。
お気に入りの寿司酢の配合はこちらの備忘録にて ⇒ ☆彡
洋風なイメージ漂うルッコラーですが、胡麻に似た風味と大根のようなピリッとした辛さが特徴ですもの、意外とご飯とも相性が良いのです。
ちょっとクセのあるゴボウとクセ同士が合うのでしょうか、想像以上の好相性。
薹立ち間近の自家製ルッコラーですが、もうしばらくは美味しく食べられそうです。
今の時期、見るからに力漲るホウレン草が農協朝市に並んでおります。
茎もしっかりしていて、その力強い様についついこの時期手が伸びてしまう野菜のひとつ。
ホウレン草はお浸しがいちばん!そう言っておりました主人に、ホウレン草の胡桃和え。
ほーら、美味しい。
- 胡桃は乾煎りし、すり鉢に移してしっとりするまで丁寧に擂ります。
ここに白味噌・白だし醤油を加えて和え衣に。
我が家は白味噌の代わりに、菊芋の味噌床を有効利用致します。
酒粕やみりんも入った白味噌ベースの味噌床は、有効利用しやすい優れものです。 - お塩を加えた熱湯でホウレン草をさっと茹で、冷水にとって絞ります。
醤油洗いをして食べやすい長さに切り揃え、1に加えて丁寧に和えれば出来上がり。
煮汁の一滴も無駄にしない、金柑寒天寄せ。
バルサミコ酢をレモン汁代わりに使ったコンポート (☆彡) を、寒天でかためた煮汁で閉じ込めます。
- 金柑のコンポートは煮汁と金柑に分けておきます。
煮汁はちょうど100tありました。
型に金柑を並べておきましょう。 - 200t強のお水を煮立て、粉寒天 小さじ2を加えます。
弱火にかけながら1分程混ぜ続け、粉寒天を完全に煮溶かしましょう。
ここにコンポートの煮汁 100tを加えて混ぜ、1の型に濾しながらそっと注ぎます。
粗熱が取れたら冷蔵庫へ。
しっかりとかたまったら型から出し、包丁で切り分けて出来上がり。
- 以上、ゆるっとした週明けのお昼ご飯でありました。
もちろん主人の分はお弁当箱に詰めて。
先週、久しぶりにイワシが店頭に並んでいるのを見て迷わず買い物カゴに入れました。
少々大ぶりなのが気にはなりましたが、それでも主人も私も喜んで完食。
今週もありましたよ、イワシ。
しかも先週よりやや小ぶり、お酢煮にするには丁度良い大きさのイワシが。
ただし、我が家のお酢煮はその時の都合で微妙に材料が変化します。
お酢の代わりに “甘酢漬けラッキョウ” の漬け汁を使うのは今やお約束。
今回は、残り僅かとなりました根尾の伯母が拵えてくれた “梅干し” 。
その漬け汁を有効利用。
- イワシのお酢煮、基本的な煮汁の分量は
お水 300t
お酢とお酒 各60t
みりん 大さじ2
白だし醬油 大さじ1.5
濃口醤油・てんさい糖 各大さじ0.5
といったところですが、今回お酢の代わりに梅干しの漬け汁を。
そうなると当然塩気が強くなりますので、その辺りはお醤油類を減らして調整。
根尾の伯母が毎年作って持たせてくれていた梅干しも、そろそろおしまいです。
いつまでもあると思っておりました伯母の梅干しですが、当然なくなるものです。
ちょっと寂しい。
先日、主人が出汁用の鰹節を取り寄せました。
それに伴い、目下のところお味噌汁のお出汁は鰹出汁に納まっております。
赤味噌強めの白味噌ブレンドといった割合のお味噌汁ですので、お出汁は煮干しがよく合います。
今朝、ふと出来心で鰹と煮干しの合わせ出汁に挑んでみました。
・・・意外と鰹出汁の存在感が強い。
煮干しの存在感に敗れると思いきや、鰹出汁、なかなか強靭な存在感であります。
しばらくは鰹出汁で遊べそう。
出汁用の鰹節は、まだまだ枕サイズのものが6袋あります。