鏡開きも済んだことですし、今年もそろそろ本格的にお片付けする頃合いとなりました。
定番お片付け料理となりました “煮汁を使ったプリン (☆彡) ” だけでなく、今年は黒豆の煮汁を煮詰めたみたらし団子風の蕎麦がきや、 “豆かん (☆彡) ” 等々いくつか新顔も生まれました。
そして本日、黒豆のお片付けもいよいよ大詰めです。
ほろほろスノーボールクッキー、そしてほんのりシナモンが香るかりかりナッツなんていかがでしょう。
クッキーが焼き上がる時の香ばしいきな粉の香りに、つい頬が緩んでしまう程。
本当に良い香りです。
ちなみに、ナッツの方は黒豆の煮汁を煮詰めてキャラメリゼ。
スノーボールクッキーの方は、中にころんっと黒豆がひとつ潜んでおります。
そしてきな粉をたっぷりコーティングしたカリカリの胡桃とアーモンド。
今年の黒豆お片付け料理はこれにておしまい。
毎年相当楽しんでおります。
先ずはスノーボールクッキーから。
見切り発車のレシピですので、途中で色々と試行錯誤致しております。
最後は力技でまとめるレシピですが、今後の為の備忘録として書き留めております。
- 無塩タイプの醗酵バター 60gを室温に戻しておきます。
クリーム状に練り、てんさい糖 大さじ2を加えてよく混ぜ、しっかり空気を含ませましょう。 - 全粒粉タイプの薄力粉 65g
黒きな粉 35g
以上を合わせて2〜3度ふるい、1のボールに一気に加えてスパチュラで混ぜ込みます。
なかなか生地がまとまらないので、蜂蜜とココナッツオイルを少しずつ加えてまとめました。
蜂蜜は30gを2回に分けて、それぞれ15gずつ加えては混ぜ込みます。
それでも生地がまとまらなかったので、ココナッツオイルを10g。
ようやく生地らしくまとまってくれました。 - まとまった生地を台に移し、 “のばしては折りたたむ” を数回繰り返しながらココナッツオイルを全体に馴染ませます。
ココナッツオイルはラード状に白くかたまった状態で加えるより、軽く温めて液状にしてから加えた方が良かったかも。
棒状にのばしてラップで包み、冷蔵庫でしばらく冷やしましょう。
この間にオーブンを180℃に予熱しておきます。 - 冷えた生地を包丁で等分し、予め煮汁を切っておいた黒豆をひとつぶ包みながら丸めます。
予熱したオーブンに移し、設定温度を170℃にして焼くこと15分。
少々噴火してしまった者もおりますが、まぁそこは許容範囲。
仕上げに参りましょう。 - 網の上に並べて粗熱をとり、和三盆を入れたビニール袋にこれを移します。
ビニール袋の口をしっかり持って全体にたっぷりとまぶし、先ずは一旦取り出しましょう。
完全に冷めたところで、もういちどビニール袋に和三盆を入れて全体にまぶします。
2度まぶすことで、しっかり和三盆でコーティングされます。
仕上がりも綺麗ですよ。
黒豆の煮汁を使って、胡桃とアーモンドにカリカリのコーティングを施しましょう。
ほんのりとシナモンを効かせたきな粉の衣で仕上げます。
つい食べ過ぎてしまう危険なおやつの出来上がりです。
- 胡桃とアーモンドは合わせて120g。
焦がさないよう、うっすらと焼き色がつくまでフライパンで乾煎りして取り出しておきます。 - フライパンを乾いた布巾でさっと拭きます。
黒豆の煮汁 50t
てんさい糖 大さじ1を合わせ入れ、中火でとろりとするまで煮詰めましょう。
色が黒いので、焦がさないようにだけ気をつけて。
ここに1を一気に加え、菜箸で混ぜながら全体にからめます。
ナッツの表面に艶が出るまで、焦がさないよう気をつけながら菜箸で混ぜ続けましょう。
火を止めた後もしばらく混ぜ続け、表面が飴状になるのを確認して冷まします。 - 黒きな粉 大さじ2
シナモンパウダー 適量
以上をビニール袋に合わせてよくふり混ぜ、2を手で適当にほぐしながら加えます。
完全に冷めてしまうとほぐし辛いので、まだほんのり温かいかな、くらいのタイミングで。
ビニール袋の口をしっかり持って全体にたっぷりとまぶし、先ずは一旦取り出します。 - 少し時間をあけ、もう一度黒きな粉とシナモンをたっぷりまぶせば出来上がり。。
飴状にこびりついたフライパンは、お湯を沸かせばすぐ綺麗になりますよ。
お正月の黒豆のお片付け料理 2種。
只今キッチンカウンターの上に、ふたつ仲良く並んでおります。
きっと主人が白湯と一緒につまみ食いすることでしょう。
今年は例年になく畑の白菜が綺麗に巻いてくれました。
白菜らしい白菜に成長致しましたので、先日収穫して参りました。
早速ロール白菜にして本日のお弁当に致しましょう。
挽肉で作るよりずっと簡単です。
ただ、クッキーとナッツに時間をとられてしまったので作業が少々お座なりです。
- 白菜はしんなりするまでレンジ加熱して冷ましておきます。
- これが今回主人が取り寄せてくれた蟹のパテ。
昨日はこれを使ってスフレを作りました。
味も使い勝手も良いパテなので、再購入決定です。
アボカドと一緒に白菜で巻き、巻き終わりを下にしてお鍋に並べましょう。
隙間を埋めるように面取りした人参も並べます。 - ひたひたのお水とスープストックを加え、落し蓋をしてゆっくりと煮含めます。
シンプルにお塩だけの味付けで仕上げ、半分に切ってお弁当箱へ。
蟹の旨味、とろりとしたアボカドが美味しいのです。
本日の朝食は、みたらし団子風のたれを添えた蕎麦がきです。
黒豆の煮汁にハチミツとみりんを足して煮詰めたものですが、これを蕎麦がきに合わせるのが目下のところ主人のお気に入り。
先日試しに作ってみたのですが、残念、もう黒豆の煮汁はおしまいです。
また来シーズンに乞うご期待、ね、主人。
もちろんそれまでの工程、掻いた後の工程は全て私が引き受けておりますが、それでも掻く作業は大変です。
主人が掻いてくれるようになってから、我が家の蕎麦がきがふわふわになりました。
まだまだ我が家の蕎麦がきブームは衰えることなく続きそうです。
保存食でいっぱいだった冷蔵庫も随分と見通しが良くなりました。
今日あたり、アク抜きをしている菊芋を本漬け致しましょう。
菊芋の味噌漬けは主人の大好物ですからね。
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