2017年01月10日

お正月の黒豆、一掃強化週間 〜 先ずは “豆かん”

ふと気づくと、1月も半ば近く。
いまだにお正月気分を引きずっているなんて、いくら何でもたるみ過ぎだとは思いつつ理想は遠し。
お正月明けの三連休もグダグダです。

冷蔵庫にはお正月を意識した常備菜がまだまだ多種多様。
そうね、先ずはここから一掃しないと。
先ずは黒豆、煮汁も合わせてそろそろお片付けと参りましょう。
みつ豆よりシンプル、寒天に特化した素朴な甘味、黒豆と煮汁を使った “豆かん” なんてどうかしら。

真っ黒な黒豆の煮汁の寒天だけではちょっと・・・ね。
なので、牛乳寒天と抹茶寒天を添えて。
三色の寒天に色鮮やかな金柑の蜜煮、そして黒豆。

黒きな粉と和三盆をたっぷりトッピングして召し上がれ。
シンプルなデザートですもの、お正月太り解消にも少しは役立たないかしら。
都合の良い想いも込めた黒豆一掃デザートです。





とっても簡単ですよ。
先ずは色のアクセントに金柑の蜜煮を。
  1. 金柑はやや大ぶりなものを9個。
    お塩で丁寧に揉み洗いをしてから、生り口を丁寧に取り除きます。
    縦に6〜7本、包丁で切れ目を入れ、たっぷりの熱湯でさっと茹でこぼしましょう。

    ここで切れ目の隙間から爪楊枝を差し込み、種を除くのが理想的ではあります。
    でもこれは省略、食べる時にぷっぷと吐き出せば良いもの、ね。

  2. 蜂蜜の風味をゆっくりと金柑に煮含めて参りましょう。

    金柑をお鍋に移し、ひたひたまでお水を注ぎます。
    蜂蜜 40gを加えて中火で煮立て、丁寧にアクを除いたら弱火に。
    中央に穴をあけたキッチンペーパーで落し蓋をし、ことこと15分程。
    火を止めてそのまま冷ませば、甘過ぎない金柑の蜜煮の出来上がりです。
    煮汁ごと保存容器に移し、冷蔵庫で保存しましょう。






冷蔵庫でひと晩おけば、更に金柑に蜜がなじんで美味しくなります。
金柑が美味しくなるのを待ちながら、三色の寒天へ手を進めましょう。
幼少の頃から馴染みのある粉寒天、 “かんてんぱぱ” を愛用致しております。
  1. 先ずは牛乳寒。

    お水 150ccを煮立て、粉寒天 小さじ2をふり入れます。
    粉寒天を完全に煮溶かしたら火を止め、牛乳 150ccを加えて混ぜます。
    素早く濾しながら容器に流し入れましょう。
    のんびりしていると寒天がかたまってしまいます、素早く素早く。
  2. 抹茶寒天に参ります。

    お水 200tを煮立て、粉寒天 小さじ2強をふり入れます。
    市販の抹茶オレ 270tをここに加えて素早く混ぜ、同じく濾しながら容器に流しましょう。
  3. 最後に黒豆の煮汁寒天を。

    お水は150t。
    煮立てたところに粉寒天 小さじ2をふり入れて完全に煮溶かします。
    黒豆の煮汁 150tを加えて素早く混ぜ、濾しながら容器に流します。

  4. 冷蔵庫で冷やしかためた三色の寒天をさいころ状に切って合わせ、器に移します。

    黒豆をたっぷり散らして金柑を添え、和三盆・黒きな粉をトッピングして出来上がり。
    さぁ、召し上がれ。











お弁当には、黒豆の煮汁を使った蒸しパンなんていかがでしょう。
昨年畑で収穫したさつま芋をトッピングした色黒の蒸しパン、むっちりふんわり蒸し上がりました。

少量ではありますが黒きな粉も生地に混ぜ込んであります。
蒸している時も、きな粉の香りがふんわり漂います。
黒豆、きな粉、さつま芋、相性が良いようです。





  1. さつま芋は綺麗に洗い、皮つきの状態でさいころ状に切ります。
    しばらくお水に晒した後、ややかためにレンジ加熱します。
    ザルに移して水を切っておきましょう。
  2. 薄力粉 80g
    黒きな粉 20g
    ベーキングパウダー 小さじ1
    以上を合わせてふるっておきます。
  3. 黒豆の煮汁 100tに2を加え、さっくりと混ぜ込みます。
  4. シリコン製のカップに紙カップを重ね、1のさつま芋の半量を散らします。
    ここに生地をぽってりと移し、残りのさつま芋を生地の上に散らしましょう。
    パンプキンシードミックスも散らし、蒸気の上がった蒸し器に並べます。

    水滴が落ちないよう蓋を布巾で包み、中火で蒸すこと15分。
    ふんわりもっちり、黒豆の煮汁のお片付け蒸しパンの出来上がりです。






葉野菜が高騰致しております昨今。
何故だか “小松菜” だけは納得の低価格で店頭に並んでおります。
つい買い物カゴに入れてしまう小松菜、在庫豊富な人参と合わせて白和えに致しましょう。
蒸しパンに添えるお弁当のお菜です。






  1. 折角蒸し器が出ているのですもの。
    小松菜と人参を蒸し器で蒸し、粗熱がとれたら醤油洗いを致しましょう。
  2. 白胡麻を乾煎りしてすり鉢でしっとりするまで摺り、お豆腐と調味料を加えて和え衣に。
    お豆腐は充填豆腐を使うのでとってもお手軽です。

    加える調味料は、 “菊芋の味噌漬け (☆彡) ” の副産物。
    例年より少々遅くはなりましたが、今シーズンも菊芋の収穫に恵まれております。
    菊芋ソムタム も菊芋チップス (☆彡) も魅力的ですが、何はさておき “味噌漬け”。
    今年もたっぷり仕込んであります。

    既に美味しく食べてしまった菊芋の味噌漬け、残った味噌床で白和えの味付けを。
    味噌床に白だし醤油を少々加えて和え衣を仕上げ、1を加えて丁寧に和えれば出来上がり。






隙間埋めには人参のグラッセ。
バターで仕上げると美味しいのですが、乳脂肪分がかたまってしまうのでややお弁当には不向き。
ですのでお弁当用には胡麻油やオリーブオイルで仕上げます。
今回は白和えのお隣に添えるので胡麻油で。
  • 面取りした人参を、ひたひたのお水+上白糖でやわらかくなるまで茹でます。
    茹で汁を捨て、胡麻油・少量のお塩を加えて艶々になるまで炒りつければ出来上がり。











黒豆の煮汁を使った豆かんをデザートに朝食と致しましょう。

お味噌汁は刻みネギをふんだんに使って。
自家製ネギですので曲がっておりますし器量は悪いですが、躊躇なくたっぷり使えるのが魅力的。

納豆+チアシード+刻み玉ねぎは、我が家の朝食に定番のひと皿。
焼き梅干しを添えることが多いのですが、今朝は主人と出かけた際に買ってもらった昆布の佃煮を。
小さな玉状になった昆布の佃煮は、塩加減も程よく色々と使えそう。





そして今朝の主食は蕎麦がきです。
ここでも黒豆の煮汁を使って。




黒豆の煮汁を使った簡易版みたらしだれ。
蕎麦がきとの相性は抜群です。





脱お正月気分とは言いながら、只今主人からのお年玉を実践中。
何のことかと申しますと、昨年末、主人から早めのお年玉としてもらった “お風呂の徹底お掃除” が今着々と進んでいる次第です。
真面目そうな業者さんが丁寧に施行する中、ウロウロと写真を撮らせて頂いたりしております。
換気扇も分解し、卒倒しそうなお風呂の裏側の現状を目の当たりに致しました。
今は山場を越え、仕上げのコーティング作業に入っていらっしゃるご様子です。

そしてもうひとつのお年玉、段ボールいっぱいのお菓子を含めた海外食材。
チョコレートやクラッカー、シリアルやキャンディーが箱いっぱいに詰まっております。
これは年明けに主人が遅めのお年玉として手配してくれたもの。

今更ながらではありますが、甘い甘い1年の始まり始まりです。

posted by しんさん at 12:53 | Comment(0) | リメイク料理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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