いまだにお正月気分を引きずっているなんて、いくら何でもたるみ過ぎだとは思いつつ理想は遠し。
お正月明けの三連休もグダグダです。
冷蔵庫にはお正月を意識した常備菜がまだまだ多種多様。
そうね、先ずはここから一掃しないと。
先ずは黒豆、煮汁も合わせてそろそろお片付けと参りましょう。
みつ豆よりシンプル、寒天に特化した素朴な甘味、黒豆と煮汁を使った “豆かん” なんてどうかしら。
なので、牛乳寒天と抹茶寒天を添えて。
三色の寒天に色鮮やかな金柑の蜜煮、そして黒豆。
シンプルなデザートですもの、お正月太り解消にも少しは役立たないかしら。
都合の良い想いも込めた黒豆一掃デザートです。
とっても簡単ですよ。
先ずは色のアクセントに金柑の蜜煮を。
- 金柑はやや大ぶりなものを9個。
お塩で丁寧に揉み洗いをしてから、生り口を丁寧に取り除きます。
縦に6〜7本、包丁で切れ目を入れ、たっぷりの熱湯でさっと茹でこぼしましょう。
ここで切れ目の隙間から爪楊枝を差し込み、種を除くのが理想的ではあります。
でもこれは省略、食べる時にぷっぷと吐き出せば良いもの、ね。 - 蜂蜜の風味をゆっくりと金柑に煮含めて参りましょう。
金柑をお鍋に移し、ひたひたまでお水を注ぎます。
蜂蜜 40gを加えて中火で煮立て、丁寧にアクを除いたら弱火に。
中央に穴をあけたキッチンペーパーで落し蓋をし、ことこと15分程。
火を止めてそのまま冷ませば、甘過ぎない金柑の蜜煮の出来上がりです。
煮汁ごと保存容器に移し、冷蔵庫で保存しましょう。
冷蔵庫でひと晩おけば、更に金柑に蜜がなじんで美味しくなります。
金柑が美味しくなるのを待ちながら、三色の寒天へ手を進めましょう。
幼少の頃から馴染みのある粉寒天、 “かんてんぱぱ” を愛用致しております。
- 先ずは牛乳寒。
お水 150ccを煮立て、粉寒天 小さじ2をふり入れます。
粉寒天を完全に煮溶かしたら火を止め、牛乳 150ccを加えて混ぜます。
素早く濾しながら容器に流し入れましょう。
のんびりしていると寒天がかたまってしまいます、素早く素早く。 - 抹茶寒天に参ります。
お水 200tを煮立て、粉寒天 小さじ2強をふり入れます。
市販の抹茶オレ 270tをここに加えて素早く混ぜ、同じく濾しながら容器に流しましょう。 - 最後に黒豆の煮汁寒天を。
お水は150t。
煮立てたところに粉寒天 小さじ2をふり入れて完全に煮溶かします。
黒豆の煮汁 150tを加えて素早く混ぜ、濾しながら容器に流します。 - 冷蔵庫で冷やしかためた三色の寒天をさいころ状に切って合わせ、器に移します。
黒豆をたっぷり散らして金柑を添え、和三盆・黒きな粉をトッピングして出来上がり。
さぁ、召し上がれ。
お弁当には、黒豆の煮汁を使った蒸しパンなんていかがでしょう。
昨年畑で収穫したさつま芋をトッピングした色黒の蒸しパン、むっちりふんわり蒸し上がりました。
蒸している時も、きな粉の香りがふんわり漂います。
黒豆、きな粉、さつま芋、相性が良いようです。
- さつま芋は綺麗に洗い、皮つきの状態でさいころ状に切ります。
しばらくお水に晒した後、ややかためにレンジ加熱します。
ザルに移して水を切っておきましょう。 - 薄力粉 80g
黒きな粉 20g
ベーキングパウダー 小さじ1
以上を合わせてふるっておきます。 - 黒豆の煮汁 100tに2を加え、さっくりと混ぜ込みます。
- シリコン製のカップに紙カップを重ね、1のさつま芋の半量を散らします。
ここに生地をぽってりと移し、残りのさつま芋を生地の上に散らしましょう。
パンプキンシードミックスも散らし、蒸気の上がった蒸し器に並べます。
水滴が落ちないよう蓋を布巾で包み、中火で蒸すこと15分。
ふんわりもっちり、黒豆の煮汁のお片付け蒸しパンの出来上がりです。
葉野菜が高騰致しております昨今。
何故だか “小松菜” だけは納得の低価格で店頭に並んでおります。
つい買い物カゴに入れてしまう小松菜、在庫豊富な人参と合わせて白和えに致しましょう。
蒸しパンに添えるお弁当のお菜です。
- 折角蒸し器が出ているのですもの。
小松菜と人参を蒸し器で蒸し、粗熱がとれたら醤油洗いを致しましょう。 - 白胡麻を乾煎りしてすり鉢でしっとりするまで摺り、お豆腐と調味料を加えて和え衣に。
お豆腐は充填豆腐を使うのでとってもお手軽です。
加える調味料は、 “菊芋の味噌漬け (☆彡) ” の副産物。
例年より少々遅くはなりましたが、今シーズンも菊芋の収穫に恵まれております。
菊芋ソムタム も菊芋チップス (☆彡) も魅力的ですが、何はさておき “味噌漬け”。
今年もたっぷり仕込んであります。
既に美味しく食べてしまった菊芋の味噌漬け、残った味噌床で白和えの味付けを。
味噌床に白だし醤油を少々加えて和え衣を仕上げ、1を加えて丁寧に和えれば出来上がり。
隙間埋めには人参のグラッセ。
バターで仕上げると美味しいのですが、乳脂肪分がかたまってしまうのでややお弁当には不向き。
ですのでお弁当用には胡麻油やオリーブオイルで仕上げます。
今回は白和えのお隣に添えるので胡麻油で。
- 面取りした人参を、ひたひたのお水+上白糖でやわらかくなるまで茹でます。
茹で汁を捨て、胡麻油・少量のお塩を加えて艶々になるまで炒りつければ出来上がり。
黒豆の煮汁を使った豆かんをデザートに朝食と致しましょう。
自家製ネギですので曲がっておりますし器量は悪いですが、躊躇なくたっぷり使えるのが魅力的。
納豆+チアシード+刻み玉ねぎは、我が家の朝食に定番のひと皿。
焼き梅干しを添えることが多いのですが、今朝は主人と出かけた際に買ってもらった昆布の佃煮を。
小さな玉状になった昆布の佃煮は、塩加減も程よく色々と使えそう。
そして今朝の主食は蕎麦がきです。
ここでも黒豆の煮汁を使って。
- 黒豆の煮汁にハチミツとみりんを少量加え、とろりとするまで煮詰めます。
ふわふわの蕎麦がきに添えれば、みたらし風味の蕎麦がきに。
長野のお蕎麦屋さんで頂いた蕎麦がき (☆彡) を再現してみました。
黒豆の煮汁を使った簡易版みたらしだれ。
蕎麦がきとの相性は抜群です。
脱お正月気分とは言いながら、只今主人からのお年玉を実践中。
何のことかと申しますと、昨年末、主人から早めのお年玉としてもらった “お風呂の徹底お掃除” が今着々と進んでいる次第です。
真面目そうな業者さんが丁寧に施行する中、ウロウロと写真を撮らせて頂いたりしております。
換気扇も分解し、卒倒しそうなお風呂の裏側の現状を目の当たりに致しました。
今は山場を越え、仕上げのコーティング作業に入っていらっしゃるご様子です。
そしてもうひとつのお年玉、段ボールいっぱいのお菓子を含めた海外食材。
チョコレートやクラッカー、シリアルやキャンディーが箱いっぱいに詰まっております。
これは年明けに主人が遅めのお年玉として手配してくれたもの。
今更ながらではありますが、甘い甘い1年の始まり始まりです。