2017年01月06日

“黒豆の煮汁” と “黒きな粉” の色黒ケーキ

楽しかった主人のお正月休みもおしまいです。
今年のお正月もふたりで沢山飲みました、そしてちょっぴり太りました。
冷蔵庫に残っておりますお正月気分も一掃し、そろそろ日常生活に戻るリハビリ開始と参りましょう。

本日は主人の仕事始め。
お弁当は要らないよ、とは言っていたのですが、どうやらそれも私を気遣ってくれてのことらしい。
皆でお昼という訳ではなさそうですので、お正月料理のお片付も兼ねて今年最初のお弁当。
黒豆の煮汁を使ったパウンドケーキなんていかがでしょうか。

どうせ黒豆の煮汁を使うのならば、色黒ついでに黒きな粉をたっぷり使ってみました。
全粒粉も使ってありますので、どこか素朴な焼き上がりです。

トッピングには胡桃とさつま芋をたっぷりと。
黒豆の煮汁をたっぷりとからめてありますので、トッピングとは言えずっしりした存在感。
よくこれだけのトッピングで生地が膨らんでくれたと感心するほどです。

焼きたての生地にたっぷり黒豆の煮汁をしみ込ませてありますので、素朴ながらしっとりとした仕上がりです。
煮汁をしみ込ませる際、残っておりました黒豆がひと粒ころりとこぼれ落ちました。
ひと粒だけの黒豆、さぁ主人の口に入るか、私の口に入るか、もしくは冷凍されるか・・・運試し。





黒豆の煮汁を使ったリメイク料理と言えば、我が家では黒豆プリンが定番 (☆彡) です。
が、たまには違ったリメイク料理も楽しいもの。
黒豆の煮汁をたっぷり使っておりますので、敢えてお砂糖は加えておりません。
が、生地に少しだけ加えても良かったかしら。
以下の分量で、底200×70×H60のパウンド型にひとつ分です。





  • 無塩タイプの醗酵バター (80g) ・卵 (全卵2個) は室温に戻しておきます。
  • 黒きな粉 50g
    薄力粉 30g
    全粒粉タイプの薄力粉 30g
    ベーキングパウダー 小さじ1
    を合わせ、2〜3回ふるっておきましょう。
  • パウンド型に合わせ、オーブンシートを敷いておきます。
  • タイミングを見計らい、オーブンは190℃に予熱しておきましょう。





  1. トッピングの準備をします。

    さつま芋はうんと小ぶりなものを1本。
    皮つきの状態でさいの目に切り、しばらくお水に晒した後しっかり水気を切っておきます。
    胡桃 (30g程度) はざっくりと砕き、乾煎りしておきましょう。

    小鍋に黒豆の煮汁 大さじ3を煮立てます。
    ここに水を切ったさつま芋を加え、煮汁が少しとろりとするまで煮詰めて火を止めましょう。

    乾煎りした胡桃・無塩タイプの醗酵バター (10g) をここに加え、バターを予熱で溶かしながら全体に絡めます。
    薄力粉と黒きな粉 各大さじ1を加えて全体にからめ、冷ましておきましょう。

  2. 室温に戻したバターをクリーム状に練り、スキムミルク 大さじ2を加えて混ぜ込みます。
    更に溶きほぐした卵を少量ずつ加え、その都度混ぜ込みましょう。
    バターと卵が分離しないよう、少しずつ溶き卵を加えては泡だて器で混ぜ込んでいきます。

    全体が滑らかに混ざったら、黒豆の煮汁 大さじ3を加えて更に混ぜ込みます。
    最後に合わせておいた粉類を一気に加え、スパチュラでさっくりと混ぜ込みましょう。

  3. 生地を型に移し、型の底を数回打ちつけて空気抜きをします。
    表面をざっと平らにならし、190℃に予熱したオーブンに移しましょう。
    設定温度を180℃にし、先ずは5分焼いて一旦取り出します。
    素早くトッピングを表面に散らし、再度180℃のオーブンへ。
    今度はしっかり30〜35分かけて焼き上げます。

  4. オーブンから出した熱々の状態で、黒豆の煮汁 たっぷり大さじ5を上から回しかけます。
    そのまま粗熱をとりながら、煮汁が生地にしっかりなじむまで待ちましょう。

    完全に冷めたところでそっとオーブンシートをはがします。

    あまり薄く切ると崩れてしまいます。
    厚めに切って召し上がれ。











お正月明け、どことなく体が野菜を欲しております。
年末にたっぷりと頂いた人参をふんだんに使って、おからを炒りましょう。
干しシイタケやヒジキもたっぷり使ってね。
主食のパウンドケーキとはどう見てもちぐはぐな組み合わせではありますが、これが今日のお弁当。






そして、やっぱりこれもお正月のお片付け料理。
彩りに重宝致しましたねじり梅の人参、この煮汁を使って炒りつけます。
  • さらさらになるまで乾煎りしたおからを一旦取り出し、胡麻油で人参を炒めます。
    干しシイタケの戻し汁・ねじり梅人参の煮汁を加え、戻した干しシイタケ・ヒジキ・おからを加えて水気がなくなるまで炒りつけます。
    火を止めて刻みネギをたっぷり加え、胡麻をたっぷりすり入れて出来上がり。











1月7日、七草の節句を明日に控え、1日お先に我が家では七草粥を頂きます。
だって明日は土曜日、まだまだお正月気分漂う我が家ですもの。
主人が朝きちんと起きてくれるかどうか怪しいもの、七草粥は今日頂きましょう。






  • 1日早いからという訳でもないでしょう。
    でも、気のせいかスーパーで調達致しました七草セットトが例年より新鮮な気が致します。
    しらす干しを加えた七草粥、やはり気持ちも和みます。






主人のお気に入り、アボカドとしめ鯖を若生昆布でくるりと巻いた我が家の定番の一品。
今朝は、お正月中に楽しんだ紅芯大根の甘酢漬けを一緒に巻いて。
お正月のお料理もそろそろ本腰入れて一掃しなくては。

今日が主人の仕事始め、そして明日は3連休。
まだまだのんびりとした気分は抜けません。
まぁしばらくはのんびりすることに致しましょう。
そして、3連休が終わった翌週あたり、初詣と参りましょう。

posted by しんさん at 16:41 | Comment(0) | お弁当日記 リメイク料理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。