いつものメンバーが揃うこのワイン会。
男性がお持ち下さる最高のワインのお供に・・・と言ってはあまりに格差がありますが、ほんのささやかなおつまみをお家にある食材で何かしら拵えてお持ちします。
最近では女性陣のおつまみにも個性が定着していて、何となく役割分担が出来ていて楽しいこと。
BELLAMYSの冷凍パイシートが常備してあるので、私はパイ系をお持ちすることもしばしば。
今回はキッシュを焼いてお持ちすることに致しました。
その為にはちゃんと練習しないとね。
畑で摘んだフェンネルも少し使って、塩気をやや控えた仕上がりです。
以前、何度か空焼きなしで仕上げようと挑んだこともありましたが、やはり地道な工程が私には合っているようでございます。
地道にストーンを使って空焼きし、地道に仕上げたキッシュはやっぱり美味しいい。
うーん、どうしようかな。
型ごとお持ち出来るよう、今回は陶器の型を使っております。
- 冷凍パイシートを扱いやすいよう少し解凍します。
型に極々少量の油をぬり、型に合わせて少し伸ばしたパイシートを敷き詰めましょう。
はみ出た部分を麵棒を転がして切り落とし、丁寧にピケします。側面も忘れずに。
オーブンシートを軽く揉んでパイシートをの上にひろげ、ストーンを敷き詰めます。
180℃に予熱したオーブンで、先ずは20分焼きましょう。
一旦オーブン庫内から取り出してストーンを外し、牛乳でといた卵を底にぬります。
再度180℃のオーブンに移し、5分強焼いて空焼きは終了。 - パイ生地を焼いている間にフィリングの準備をしましょう。
少量の油でベーコンを炒めます。
ここに縦2等分したホワイト・ブラウン 2種のマッシュルームを加え、さっと炒め合わせましょう。
火を止め、茎部分と一緒に刻んだフェンネルの葉を加えてひと混ぜします。 - 空焼きしたパイにマッシュルームを敷き詰め、チーズを少量散らします。
型の底に塗った溶き卵に全卵を1個加え、スパイスソルトを少量足してよく溶き混ぜましょう。
卵液がパイから溢れないようそっと流し込み、フェンネルの葉が顔を出していたらそっと箸で押し込んであげましょう。フェンネルの葉は焦げやすいですからね。
180℃のオーブンで30〜35分、卵が焼きかたまるまでゆっくり焼いて出来上がり。
ピザ用のカッターで切り分けましたが、取り出しやすいようオーブンシートを十文字に敷いておいた方が良かったかしら。
主人曰く、マッシュルームが大きすぎる、と。
そしてマッシュルームから水分が出るので、もう少し減らすかすると良いかも、と。
その類の器量良しのキッシュは、プロにお任せすれば良いのに、ね。
好きなものを好きなだけ使うのが家庭料理の醍醐味、それが好きなのに。
マッシュルームたっぷりのキッシュ、もちろん本日のお弁当です。
主食のキッシュに合わせるお菜は、そうね、具沢山のごちゃ混ぜサラダに致しましょう。
人参、フェンネル、胡桃、母親お手製の干し柿を菊芋と合わせ、ハニーマスタード風味に仕上げました。
脈略ない食材の寄り合わせのようですが、まとまりは上々です。
- 人参を鬼おろしで粗くおろし、レモン汁・オリーブオイルで和えます。
ここにディジョンマスタード・蜂蜜・ひとつまみの粗塩を加えてなじませておきましょう。 - 胡桃は粗く砕いて乾煎りします。
干し柿は種を除いてさいの目に。
フェンネルは葉先部分を刻みます。
菊芋は丁寧に洗います。
皮つきのままビニール袋に入れ、すりこ木等で食べやすい大きさに叩き割りましょう。 - 1〜2を全て合わせ、丁寧に和えれば出来上がり。
叩いた菊芋の食感が楽しいサラダです。
キッシュをワックスペーパーに包んで、本日のお弁当出来上がり。
今年はあと何回お弁当を作れるのかしらね。
そろそろ黒豆作りにも取り掛からないと。
昨日からどうも体調が今一歩の主人。
昨晩は早くから寝て、今朝はなかなか起きてこないのでハラハラ致しました。
朝食も食べられるかどうか曖昧でしたので、ぎりぎりまでお弁当作りを楽しんではおりましたが・・・
いつも通りの朝食で、とのこと。
本葛粉でとろみをつけた煮麺 (にゅうめん) で体を温めてもらいましょう。
白湯もゆっくり飲んで下さいな。
折角の年末なのに・・・
早く治って下さいな。
にごり酒もワインもシャンパーニュも、ひとりじゃ楽しめないじゃないですか。