さつま芋に関してだけは、毎年なかなか高品質な収穫に恵まれており嬉しい限りです。
ですが、そのうちの数本は鍬で真っ二つに割ってしまったり、掘り出す際に折ってしまったり。
日持ちするさつま芋ではありますが、割れたり折れたりしたものは早々に使い切ってあげないと。
今朝の主食は温かな蕎麦がきぜんざい。
ぜんざいをちょっと煮詰めてお団子にし、さつま芋を纏った “さつま芋のきんとん” なんてどうかしら。
食事の最後、お抹茶と一緒にささっと小さなきんとん菓子を拵えて出して下さいます。
練った生地を裏漉しし、ふわりと餡子にかぶせる所作、ちょっとやってみたかったことのひとつ。
もちろん林さんのようには参りませんが、思った通りなかなか楽しい作業でありました。
さつま芋のきんとん風。
蕎麦がきぜんざいを拵えるついでの一品です。
小豆もさつま芋も、圧力鍋で同時進行と参りましょう。
- 小豆は2度茹でこぼしてから圧力鍋に移し、十分かぶる量のお水を注ぎます。
蒸しすをセットし、皮を厚めにむいてアク抜きをしたさつま芋・皮をむいたリンゴを蒸しカゴに入れてこの上に。
5分加圧し、圧が自然に抜けるのを待ちましょう。 - 圧が抜けたら、先ずはさつま芋の入った蒸しカゴ・蒸しすを取り出します。
お鍋の小豆の様子を見て、必要ならばお水を足して更に15分加圧しましょう。
十分にやわらかくなった小豆にてんさい糖を加えてしばらく煮たら、お塩でしめて火を止めます。
蕎麦がきぜんざい用を残して少し別鍋にとり、ぽってりとするまで煮詰めましょう。
乾煎りした胡桃・さつま芋と一緒に蒸したリンゴを加えて混ぜ、お団子にしておきます。
手の平に極少量のごま油をぬってお団子にすると、作業が楽に進みますよ。 - さつま芋にお話を戻しましょう。
やわらかく蒸し上がったさつま芋をお鍋に移し、熱いうちにすりこ木等でつぶします。
極少量のお砂糖を足し、必要ならば弱めの中火にかけてぽってりとするまで少し練ります。
これをふわりと裏漉ししておきましょう。
この時、裏漉ししたさつま芋を押さえたりしないで、ふわりとした状態を保つようにします。 - ラップを大きめにかっとし、そぼろ状になったさつま芋餡をふわりとひろげます。
この上に餡玉をそっと置き、お箸で出来るだけそぼろを押さえつけないようにしながら餡玉の上にかぶせましょう。
軽く形を整えて出来上がり。
相当不格好ではありますが、楽しい作業でありました。
甘さをぐっと抑えてありますので、さつま芋と小豆の存在感をしっかりと感じます。
香ばしい胡桃のアクセントもチャーミングですよ。
あら、おやつではありませんよ、お弁当の主食ですよ。
さつま芋ですもの、炭水化物ですもの、主食として我が家では見なされますもの。
ほんのり甘くて、まるで梨のような食感と風味です。
苦し紛れついでに、人参サラダも添えてみました。
自家製の柚子ジャム (柚子胡椒の副産物、この日の日記にて ☆彡) を使った人参サラダ。
ほんのり柚子の風味が漂います。
- 人参は極々細い千切りにし、極少量のお塩を軽くもみ込みます。
しんなりするまでしばらくおきましょう。 - 柚子ジャム・白ワインビネガー・必要ならばお塩を少量足し、丁寧に和えます。
最後にオリーブオイルを回しかけて和え、しばらくおいて味がなじめば出来上がり。
自家製のルッコラーと一緒に召し上がれ。
今朝の主食は蕎麦がきです。
本来簡単な筈の蕎麦がきですが、主人が “主食が蕎麦がきだろうが、カレーだろうが、朝のお味噌汁がないと頑張れない” ・・・などとつぶやくものですから、なかなか大変です。
- いつぞや長野に行って蕎麦がきを頂いてから、我が家の蕎麦がきが変わりました。
ふわふわ熱々の蕎麦がき、やっぱりこれが美味しい。
今後もマイナーチェンジを繰り返すことでしょうが、今のところお気に入りはこんな感じ。
湯冷まし 150tを雪平鍋に張り、蕎麦粉 大さじ3・韃靼蕎麦粉 大さじ1をここに加えます。
菜箸でよく混ぜ、様子を見て湯冷ましを更に大匙1〜2杯。
強火にかけ、すりこ木で勢いよく混ぜながら掻きます。
ふとすりこ木が軽くなったら火を止め、お水で濡らしたスプーンとスパチュラを使って木の葉に成形。
ぜんざい、大根おろし等々、お好きな味で召し上がれ。
主人は朝食にお味噌汁がないとイヤ。
かと言う私も、朝食にお魚系がないと今一歩気分が乗りません。
お弁当用に拵えた人参サラダを使って、超特急な一品を。
鯖缶のサラダです。
- 人参サラダ・ざく切りルッコラー・寒汁を切った鯖・ディジョンマスタード・香酢・お塩。
これらをボールに合わせ、優しく和えれば、はい!出来上がり。
鯖の缶汁はお味噌汁にと有効利用されます。
御料理はやしさんで、 “白湯” を勧められました。
そういえば、我が家でもいつぞや白湯を毎朝飲んでいた頃があったっけ。
夏を迎えて自然鎮火してしまいましたが、確かにありました、密かな白湯ブームが我が家にも。
そして今、白湯ブーム再開です。
林さん曰く、ポットに入れておいて好きな時に飲めば良い、と。
体に良いことずくめだから、若いの、是非試してみなさい、と。
残念ながら、俵屋さんと同じ型のポットは既に廃盤となっておりましたがことごとく近いものを調達。
ちなみに、alfi製のポットです。
やかんにお湯を煮立て、蓋をとって10分間ことこと沸騰させた後ポットに移して白湯として飲みます。
これがお腹の内側からじんわり温まって、そこはかと活性化を実感致します。
今までポットのある生活をしておりませんでしたが、こんなに便利なものだったのね、ポット。
健康診断に行けば何かしらひっかかる昨今。
九越しを前に白湯健康法、4年続けていると誇らしげな林さんには負けなくってよ。
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