2016年12月08日

タルトタタン 2016 第2段、柚子胡椒 2016、副産物に柚子と生姜のジャム

11月初旬、タルトタタン用のリンゴを買いに信州へ行って参りました (☆彡
この時期のおやつとして定着しそうなタルトタタン。
2016年、今年のタルトタタンは2度目とあって相当自慢できる味に仕上がりました (☆彡

あれから1ヶ月以上が経ちましたが、リンゴって相当日持ちする食材です。
野菜室の中、元気にその品質を保っておりました。
前回は小ぶりな “名月” で拵えましたタルトタタン。
今回は名月よりぐっと大ぶりな品種、 “シナノスィート” のタルトタタンですよ。

大きくカットしたシナノスイートがぎゅっと詰まったタルトタタン、あぁ、やっぱり美味しい。
てんさい糖もバターも出来るだけ量を控えてありますので、リンゴの風味がダイレクトに伝わります。
自慢のタルトタタンです。





欲を言えばもう少し焦がし気味に、表面をかりっと飴場に仕上げたいのですが、それはなかなか難問のようです。
来年の課題に致しましょう。

ですが、じっくりと時間をかけて拵えたタルトタタンです。
じっと見ていると、何とも心休まる佇まいではありませんか?





  • 1ヶ月以上も日持ちするリンゴ。
    色々と保存方法はありましょうが、私はひとつずつラップで包んでビニール袋に合わせ、口をしっかりしばって野菜室で保存しております。






  • 大ぶりなシナノスィートを4個使って拵えるタルトタタン。
    分量や手順は2015年の備忘録にて ⇒ ☆彡

    名月に比べるとやや果肉がやわらかいシナノスィート。
    お鍋で煮ている時に煮崩れそうで不安が過ぎりましたが、まぁ問題なく事は運びました。
    リンゴの上下を返したら、煮上がったものから順に用意した型に移していきます。

    煮汁をしっかり煮詰めてからオーブンで焼く、来年はここに注目して仕上げると致しましょう。






  • お鍋でやわらかく煮たリンゴ、更にオーブンで時間をかけてじっくりと焼き、冷めてリンゴがシロップとなじんでようやくパイ生地をかぶせて焼き上げます。
    更にひと晩冷蔵庫でしっかり寝かせ、ようやく出来上がるタルトタタン。

    アイスクリームをソース代わりに添えます。
    シナモンパウダーをさりげなくふるのも忘れずに。
    アイスクリームをソースとして添える時、私は断然レディボーデンが美味しいと思うのですが・・・


    最近はレディボーデンも肩身が狭そうです。










今年2度目のタルトタタン、もちろんデザートなどではありません。
朝食の主役、主食として食卓に堂々登場致します。

タルトタタンが主食でも、朝のお味噌汁だけは欠かさないで、主人にそう昨晩釘を刺されました。





  • タルトタタンの横には具沢山のお味噌汁。

    パイ生地だけが炭水化物ではあまりに寂しい、お味噌汁の具に普段はなかなか使わないじゃが芋を忍ばせましょう。
    その他、干しシイタケとその戻し汁、お豆腐、油揚げと苦沢山のお味噌汁。
    そうそう、鯖缶も具の一員に加わっております。
    鯖の味噌煮があるくらいですもの、お味噌との相性は言わずもがな。
  • チアシードとたっぷりの刻み玉ねぎ、我が家の朝食に必須の納豆ではありますが、更にグレードアップして焼き梅干しが最近加わりました。
    お魚を焼かない日は主人がオーブントースターで梅干しを焼いてくれます。
    ・・・が、今朝はちょっと焼き過ぎかしら。
    聞けば、梅干しは黒焦げにする程私に褒められると思ってのことだとか。





熱々のお味噌汁を先に食べるべきか、タルトタタンのアイスが溶けないうちに食べるべきか。
主人が真剣に悩んでおりました。
さすがにこのメンバーで三角食べは推奨致しません。










恒例つながりという訳ではありませんが、今年も8月17日に “柚子胡椒の素” を仕込みました。
唐辛子の収穫に合わせて仕込む柚子胡椒の素、材料はシンプルに唐辛子・米麹・お塩、これだけ。
仕込んでおけば、柚子の季節に美味しい柚子胡椒が堪能できます。

自家製の柚子胡椒、詳しい作り方はこの日の備忘録にて ⇒ ☆彡






  • 今年も柚子胡椒の季節になりました。
    少しずつ柚子を買ってきては表皮を刻み、柚子胡椒の素に混ぜ込んでおります。
    お料理に薬味にと大活躍。











柚子胡椒に使うのは表皮だけですので、もちろん柚子の大部分が残ります。
柚子胡椒の副産物に、今年は柚子と生姜のジャムを拵えてみました。

タルトタタンと同じく、我が家では上白糖を使いませんので少々色黒の柚子ジャムです。
分量や手順は適当で平気。
お砂糖も最初に適当に加えて煮た後、蜂蜜で甘さを加えるので甘過ぎないジャムに仕上がります。




  1. 表皮をむいた柚子。
    柚子胡椒は昨晩仕込みましたので、ひとつずつラップで包んで冷蔵庫に入れておきました。
    情けない姿の柚子たち、早々に片付けてあげないとね。

    半分に切って、先ずは種を丁寧に取りだし果汁を絞りましょう。
    果汁を絞った柚子の皮は、フードプロセッサーで細かく刻んでお鍋に移します。
    柚子の皮と一緒に生姜もフードプロセッサーで刻んでお鍋に合せましょう。

  2. てんさい糖を上にふりかけ、よく混ぜます。
    弱火にかけ、ぴったりとお鍋の蓋をして水分が上がるのを確認しましょう。
    焦げやすいので、お鍋の蓋は時々開けて鍋底から丁寧に混ぜてあげて下さいね。

    ある程度水分が上がって柚子がしんなりしてきたら、ちょっと味見を。
    お好みの甘さになるよう蜂蜜を加え、もうしばらく煮ます。

  3. 最後に柚子の果汁を加え、軽くひと煮立ちさせて出来上がり。

    ビンに移し替えて保存しますが、お砂糖の量から見ても我が家のジャムは保存には不向き。
    保存するとしても冷凍保存です。
    これくらいの甘さに止めておいた方が、お料理にも使いやすいので我が家には好都合です。
    ジャムって、当然ですが保存を考えなければそれ程甘くする必要はないのですものね。











朝からジャムなんて作っていて、お弁当にまで手が回りませんでした。
ですがちゃんと対策はとってあります。
先ずは何より先に鶏ささ身を仕込んでおきましたので、ちょちょいのちょいでお弁当は完成です。
本日のお弁当は水菜とささ身のサラダ、サクサクのクラッカー付きです。

ささ身さえ準備しておけば、本当にあっという間ですよ。





  1. 鶏のささ身が浸かる量のお水をお鍋に張り、煮立てます。
    少量のお塩とお酒を加えて再度煮立て、鶏のささ身をそっと並べます。
    並べ終わったら火を止め、すぐに蓋をしてそのままの状態で冷ましましょう。
  2. 筋を除きながらささ身を粗めにほぐし、刻んだ水菜・アボカド・パンプキンシードミックスと合わせます。
    レモン汁を多めにふって全体にまぶし、胡麻油・お好みのシーズニングソルトをふって和えましょう。

  3. 器に詰め、ふわりとホイルをかぶせて砕いた全粒粉クラッカーを乗せます。
    食べる時にホイルを引いてクラッカーをサラダの上に散らし、混ぜながら召し上がれ。
    サクサクのクラッカーがアクセントになって、本当に美味しいですから。






さ、本日も脈略なく色々備忘録致しました。
野菜室に陣取っておりましたリンゴも、今シーズンはこれでおしまいでしょう。
柚子はまだまだ登場するでしょうが、今回は結構多めに仕込んだので小さな一区切り。

明日は金曜、お料理とは関係なく忙しくなりそうです。

posted by しんさん at 17:18 | Comment(2) | お弁当以外のお料理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
しんさん、こんにちは。
もう最初のタルトタタンの写真にノックアウトされてしましました:*:・(ノ∀`●)・:*:・
キャラメル色のりんごにバニラアイスなんて…もうもう美味しそう!!!
熱々のお味噌汁かアイスがのったタルトタタン、どちらを先に食べるかなんて朝から幸せな難問ですね♪

あっという間に12月ももう半ばですね。
寒さも厳しくなってまいりましたので、どうぞ体調にはお気をつけくださいませ。
Posted by うめ☆つき at 2016年12月12日 10:39
こんにちは、うめ☆つきさん。

タルトタタン、またまた焼いてしまいました(笑)
寒いこの時期、ゆっくり煮たり焼いたりするお料理って楽しいですね。
お部屋がほんのり暖まって心も和みます。

只今、可愛らしい練り切りのサンタさんブーツを見て、
私クリスマスムードが高まっております。
当然陰でのご苦労もおありでしょうが、和菓子ってなんでも出来てしまいますね。

本当に!
気付けば12月半ば、年賀状やお節等々周囲も忙しくなってきました。
うめ☆つきさんもきっとお忙しい日々を送られていることでしょう。
どうぞお体にはお気をつけて。
そしてちょっと早い気も致しますが穏やかな年末、年明けをお迎えくださいね。
Posted by しんさん⇒うめ☆つきさんへ at 2016年12月13日 16:53
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