2016年10月28日

ずぼらなローストビーフ、そして具沢山サンドウィッチ

牛の肩ロースブロック肉をそのお値段の安さに惹かれて調達致しました。

この安いお肉にそれ程の手間をかける気にもならず、ずぼらなローストビーフを拵えました。
笑っちゃう程に簡単なローストビーフ、これを使って今週最後のお弁当。
ローストビーフのサンドウィッチなんていかがでしょうか。

ブロック肉の表面を強火でさっと焼きかため、オーブンで焼いた後は1日漬け込むだけの簡単ローストビーフ。
漬け汁を利用したマイタケのペースト・ザワークラウトと一緒に軽い全粒粉パンで挟みます。

ほんのりタイムの風味を効かせたマイタケペーストが名脇役です。
もちろんローストビーフとザワークラウトの相性もばっちり。

前日仕込んでおいて朝は楽々、具沢山のローストビーフサンドウィッチ。
朝の忙しい時間を手持ち無沙汰に感じてしまう程です。





ローストビーフを仕込みましょう。
前日、夕食の支度の片手間に出来てしまうほどに簡単です。
  1. 牛肩ロースブロック肉は予め室温に戻しておきます。
    全体に塩コショウをしっかりとすり込みましょう。

    フライパンに極少量の油をぬり込んで強火で温め、お肉の前面をさっと焼きつけます。
    両脇を焼きかためるのもお忘れなく。

    前面を焼き付けたらアルミホイルで包み、200℃に予熱したオーブンで20分焼きましょう。
  2. お肉をオーブンで焼いている間に漬け汁を準備します。

    マディラ酒 100t
    お醤油 大さじ2
    バルサミコ酢 大さじ1
    スターアニスとロースマリー 適量

    以上をジッパー付きの保存袋に合わせておきましょう。
  3. オーブンからお肉を出し、肉汁ごと2に漬け込みます。
    出来るだけ空気を抜いて封をし、粗熱が取れたら冷蔵庫へ。
    1日漬け込みます。

    お酒に弱い方は、マディラ酒を加熱してアルコールを飛ばす等のアレンジを是非。
    ローストビーフとして食べる場合は、漬け汁にバターや香味野菜を足してソースを拵えます。






今宵のワインのお供にする分を半量残し、サンドウィッチを仕上げましょう。
  1. 先ずはマイタケのペーストを拵えます。

    包丁の腹でつぶしたニンニク・刻んだ唐辛子をオリーブオイルで炒めます。
    良い香りが立ってきたら、ざっくりとほぐしたマイタケをたっぷり加えて炒め合わせましょう。
  2. ローストビーフの漬け汁・カシューナッツを加え、水気がなくなるまで煮詰めます。
    ローストビーフの漬け汁には脂分が浮いているので、軽く湯せんして温めてから使います。

  3. 2をフードプロセッサーに移し、ペコリーノロマーノを加えて攪拌します。
    ペコリーノロマーノは、昨晩ワインのお供にスライスした残りを有効利用致しております。
    最初は低速でじっくり攪拌し、徐々に速度を上げて滑らかなペースト状に仕上げましょう。

    これをボールに移し、タイムの葉をしごいて加えます。

  4. 全粒粉入りのソフトパンをカットし、断面を上にして軽くトーストします。
    片方の表面にディジョンマスタードをたっぷりと塗り、薄くスライスしたローストビーフをたっぷりと並べましょう。
    その上にはたっぷりのザワークラウト (市販品です) を。

  5. もう一方のパンの断面に、マイタケペーストをたっぷりぬりひろげます。
    えいやっとサンドし、ピックで留めれば出来上がり。











あれ?って程に簡単に仕上がってしまった本日の主食。
さて、お菜は何を拵えましょう。
週末も近づき貧相な食材を前に、ちょっと力技の合わせ技。

柿やトマト、アボカドや以前拵えた冬瓜のコンポート (☆彡) 、これらを全部合わせたヨーグルトサラダなんていかがでしょうか。
ココナッツとクルミを乾煎りして加えてみたら、思いの外まとまりよろしく仕上がりました。

色合いも可愛らしいし、よろしいのではないかしら。





  1. ざっくりと粗く刻んだ胡桃、ココナッツは焦がさないよう乾煎りして冷ましておきます。
  2. アボカドは食べやすい大きさに切り揃え、レモン汁をまぶしましょう。
    ここに食べやすく切った柿・トマト・ドライフィグ、以前拵えた冬瓜のコンポート (当日の備忘録はこちらです ⇒ ☆彡) ・1の胡桃とココナッツを加えて合わせましょう。

    軽く水気を切ったヨーグルト・蜂蜜を加えて和え、ホワイトチアシードを加えます。
    優しく和えれば出来上がり。






本日はフルーツ盛り沢山の可愛らしいお弁当に仕上がりました。










お弁当はフルーツたっぷりの可愛らしい佇まいでも、朝食はいつものイワシです。
ですが、昨日仕込んでおいた丸ごとトマトのお浸し (☆彡)
これを一緒に盛りつけましたら、あら可愛らしいこと。






  • ヘタを丁寧に除いて湯むきた小ぶりなトマトを保存容器に並べ、濃いめにとった鰹だしを冷まして注ぐだけ。
    鰹だしにはお醤油やお塩等で味付けせず、鰹だしそのままです。
    物足りなければ食べるその都度お醤油やお塩を散らしましょう、そんな発想から。






今朝の主食は蕎麦がきです。
蕎麦がきぜんざいでない時、今までずっと練った蕎麦がき生地を茹でて食しておりました。

が、たとえ主食が蕎麦がきでもお味噌汁は添えてほしいと懇願する主人。
蕎麦がきとお味噌汁の並行作業って結構大変なのよ。
なので、試しに今朝は茹でずにそのまま。

100t弱の熱湯に、大さじ3のそば粉+大さじ1の韃靼そば粉。
素早く力強くかき混ぜたらそれで出来上がり、いわゆる椀がきタイプです。
大根おろしと海苔をたっぷり添えて召し上がれ。





これが最高に美味しい。
韃靼そば粉が今日から新しいものになったというのも一因なのでしょうが、本当に美味しい。
今後、我が家の蕎麦がきは木の葉型に致しません、この手順に変更いたします。

さ、週末です。
お弁当作りもひと休みし、お酒のお供しか作らない数日間、これが何より我が家の楽しみ。
先程 “へしこ” が届きましたよ。
明日は鯖寿司が届く予定です。
主人が吟味した日本酒もスタンバイ致しております。
後は飲むばかりです。

posted by しんさん at 12:25 | Comment(0) | お弁当日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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