2016年10月25日

すっきりラベンダー風味、冬瓜のコンポート

先日、農協の朝市で購入致しました丸ごと1個の冬瓜。
冬瓜としては小ぶりとは言え、それでもやっぱり大きいは大きい。
白だし醤油で煮含めた後、残りは冷凍保存しておこうかと思っておりましたその矢先・・・

ふと思いつき、ラベンダー風味のコンポートにしてみました。

本来ならば、色白の冬瓜の魅力を活かして真っ白に仕上げてあげたいところ。
ですが色白だけに、てんさい糖を使ったやや地黒な仕上がりでもそれがまた様になってしまう。
ラベンダーとカルダモンの香りをまとい、ハチミツとレモンの風味で仕上げてみました。
すっきりとしてデザート仕様の冬瓜、うん、これも時には良いのではないかしら。

改善点は多々ありますが、これはこれでお気に入り。





  1. 冬瓜は皮を厚めにむき、ひと口サイズに切り分けて面取りをします。
    この状態で310g。

    面取りした果肉部分の切れ端は、フードプロセッサーで大根と一緒にすりおろしました。
    昨晩のおろし汁の一員に。
  2. 面取りした冬瓜をお鍋に移し、てんさい糖 30gをまぶして1時間ほどおきます。
    想像していた程には水は上がってきませんでしたが、まぁそれはそれで良し、と。

    ハチミツ 30g
    ひたひたのお水
    乾燥ラベンダーひとつまみ
    縦半分に割ったカルダモン 2粒

    を加えて中火にかけましょう。
    お鍋を優しく揺り動かしながらお砂糖やハチミツを煮溶かし、煮立ったらうんと弱火に。
    キッチンペーパーの中央に穴をあけて落し蓋にし、ことこと煮ること15分。

    火を止めてレモン汁 大さじ1を加え、お鍋をゆっくり回して全体に行き渡らせます。
    そのままひと晩おきましょう。

  3. ひと晩おいた冬瓜をザルにあけ、煮汁だけをお鍋に戻して煮立てます。
    ここで改善点1、煮汁を濾してラベンダーやカルダモンは除いた方が良かったかと。

    大さじ1弱の葛粉を同量のお水で溶き、煮立った煮汁に加えてとろみをつけます。
    ここで改善点2、葛粉 大さじ1では明らかに多過ぎです。
    加える葛粉は極々少量、小さじ1/2程度のさりげないとろみで止めるのが賢明。

  4. とろみのついた煮汁と冬瓜を合わせ、崩れないよう優しくなじませれば出来上がり。

    お皿に盛り、柚子の白ワタを甘いシロップで煮たものを添えました。
    柚子の白ワタ煮は、自家製柚子胡椒の副産物。
    今シーズン初めて挑戦したものですが、まぁ備忘録する程のものでもないかな、と。











厚めにむいた冬瓜の皮。
そうね、今朝はこれを使ってカレーに仕上げてしまいましょう。
夏野菜ですもの、スパイスとはきっと好相性なはずですもの。

トマトを山ほど使ったカレー、成り行きとして、お肉やお魚を使わないビーガンカレーになりました。
もちろんバター等の動物性のものは一切使っておりません。
あら、これは本当にビーガンカレーですね、結果。





動物性の食材を使っていないというだけで、基本的な手順はいつもと一緒。
もちろん圧力鍋が大活躍。
  1. 圧力鍋にエゴマオイルを熱してスタータースパイスを炒めます。

    ここで使用したスパイスは、クミンシード・ブラウンマスタードシート・クローブ・カスリメティ・カルダモン・黒胡椒といったところ。
    カルダモンと黒胡椒は軽く砕いてから炒め合わせております。
  2. スパイスの香りが立ってきたら、ニンニク・フレッシュ唐辛子・生姜をたっぷり刻んで加えます。
    一気に香りが華やぐ大好きな瞬間。

    次いでたっぷりの刻み玉ねぎを。
    玉ねぎの甘みを充分に引き出したところで、ターメリックパウダーも加えて馴染ませます。

    火加減はここまで常に強めの中火といったところ。
    材料をあらかじめ切り揃えておかないとあっという間に焦げてしまいます。

  3. ターメリックがなじんだところで、ざく切りにしたトマトをたっぷりと。
    木べらで崩しながら水気を促し、ここでいちど1分間加圧します。
    圧が自然に抜けるのを待ち、次の工程へと参りましょう。

  4. 週末、畑で収穫して参りました米茄子。
    寒さで皮がかたくなってしまった米茄子ですが、圧力鍋ならちょちょいのちょい。
    厚めの輪切りにして突き刺すように並べます。

    細切りにした冬瓜の皮も加え、3分加圧しましょう。
  5. 圧が自然に抜けるのを待って蓋を開け、最後の仕上げです。
    再加熱しながら、グリーンコリアンダーパウダー・ガラムマサラ・カイエンペッパー・お塩を加えましょう。
    グリーンコリアンダーパウダーはたっぷり、お塩はしっかり効かせるのがポイントです。
    米茄子が崩れないよう、そっと混ぜて馴染ませます。

    動物性の材料を使っておりませんので、これだけでは少々物足りません。
    煮汁少々とカシューナッツを合わせてフードプロセッサーで攪拌し、仕上げに加えましょう。
    ひと混ぜして出来上がり。






もちろん本物のビーガンではありませんので、朝食にはたっぷりのヨーグルトを添えましょう。
大好きなヨーグルトと柿の組み合わせ、柿と酸味は本当に好相性だと思うのです。

バスマティライスには十六雑穀を混ぜ込んで炊きます。
お水にココナッツオイルを加えて炊くので、炊き上がりはココナッツの甘い香りが漂います。





カレーの日はお弁当もカレーです。
この一連は主人の要望、主人は本当にカレーが大好きなんです。

もともとは主人が興味を持って作り始めたカレーですが、カレー作りは今や私のお仕事。
主人は、僕は誰にも惜しまれることなくフライパンを置いた・・・と。
今後お料理には挑まない姿勢を貫いております。





それにしても、午前中からしとしとと降り始めた雨のせいなのか今日は寒い。
先程、ストーブの準備をしようかと思う程の冷え込みです。
だと言うのに、先程ちらりと見た天気予報では明日はまた夏日だとか。

週末畑に撒いてきたビーツの種、この状況ではてさて期待通り発芽してくれるのでしょうか。

posted by しんさん at 15:04 | Comment(0) | お弁当、だけどおやつにも | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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