2016年10月06日

週末のワイン会に向けて・・・ 『PRESS』 のじゃが芋料理を再現

今週末、 “ナパワイナリー巡りの報告会” という名のワイン会の開催が予定されております。

どこかのレストランでの開催かしら、それとも・・・どうやら今のところ持ち寄りワイン会の可能性大。
殿方は自慢のワインを持ち寄り、それに伴い何となくキャラに合ったお料理を持ち寄ることが増えた女性陣。
実はこの持ち寄り料理、私、毎回相当楽しみに致しております。

今回は何を拵えてお持ちしようかしら。
アメリカ旅行の報告会ですもの、台風情報を教えて下さったお留守番さんにも旅の雰囲気をお伝え出来るお料理は何かないかしら・・・もちろん頑張り過ぎない在庫食材で。

ぴったりなお料理を思いついてしまいました。

そう、アメリカ旅行、Yご夫妻と合流して2回目のディナーで訪れた 『PRESS』 ☆彡
賑やかなステーキハウスで、お肉はもちろん、付け合わせのポテト料理が最高に美味しかったんです。
それを、私なりにではありますが再現したら楽しんでいただけるのではないかしら。

外はカリッカリで中はホッコホコのじゃが芋料理。
もちろんオーブンから出したて熱々に勝るものはありませんが、そこはまぁご愛敬。
きっとミスターお留守番も笑って下さるのではないかしら。

今朝はオーブンから出したばかりのカリカリホコホコポテトを朝食に。

主人と半分こした際に崩れは致しましたが、表面のカリカリ食感はしっかり健在、良い感じ。
ガーリックのコンフィとも相性はバッチリです。

うん、料理の理屈は解った、後の課題は分量だけ。
週末、何とかなりそうな気が致します。





『PRESS』 のじゃが芋料理、にわか研究室は数日間のみの短い設置予定であります。
先ずはニンニクのコンフィを準備しましょう。
多めに拵えておけば冷蔵庫でしばらく保存可能・・・だと思います。
  1. ニンニクを小房に分けて根の部分を切り落とし、丁寧に薄皮をむきましょう。
    厚手のお鍋に移し (我が家には小ぶりな厚手鍋がありませんので、野田琺瑯で代用) 、全体が充分に浸かる量のオリーブオイルを注ぎましょう。
  2. うんと弱火で1時間程加熱します。
    小さな泡がふつふつと絶え間なく生まれるくらいの火加減を保ちましょう。
    火が強いとよろしくありませんので、私はお魚焼き網を敷いて1時間加熱しました。

    スパイスを加えたりハーブを加えたりというのも楽しそうですが、今回はあくまでもじゃが芋料理が主役ですのでお遊びは控えておきます。
    冷めたら冷蔵庫に移して保存しましょう。






ニンニクのコンフィは昨日のうちに準備しましたので、今朝はここからのスタートです。
  1. 先ずは澄ましバターを準備しましょう。

    バターを40℃程度の湯せんにかけ、混ぜながらゆっくりゆっくり溶かします。
    表面にアクのような泡 (アクではありません、乳固形分です) が浮いてきたらすくいましょう。
    湯せんを外し、しばらくすると上澄みと沈殿物に分かれます。
    この上澄み (これが澄ましバターです) だけを今回は使います。

  2. このお料理の主役、じゃが芋を茹でましょう。
    この段階ではあくまでもアルデンテに仕上げるのがポイント。
    圧力鍋を使ってあっという間に仕上げましょう。
    同時進行でひよこ豆も一緒に茹でてしまいます。

    じゃが芋は出来ればメークインを。
    量はお好みで。
    皮をむいて圧力鍋に移し、ひたひたにお水を注ぎます。

    皮ごとつぶしたニンニク 1欠
    ベイリーフ 2枚
    ホールの黒胡椒 適量
    をお茶パックに合わせて加え、お塩も適量加えます。
    ついでに、パセリの茎部分もお茶パックに入れて香りづけに使いましょうか。

    強火で煮立てて圧力鍋の蓋をし、圧がかかって錘が揺れ始めたら1分強加圧します。
    そのまま圧が自然に抜けるのを待って蓋を開け、じゃが芋だけをすくってバットにひろげます。
    粗熱が取れたら冷蔵庫に移し、30分程冷やしておきましょう。
    ひよこ豆はその後5分程再加圧します。

  3. じゃが芋が冷えたら次の工程に参ります。
    本当ならばSTAUBのキャストアイロンパンを使いたいところではありますが、生憎持ち合わせておりませんのでテリーヌ型で代用します。

    テリーヌ型に澄ましバターを多めに垂らし、壁面まで丁寧にぬりひろげます。
    じゃが芋の半量を指先でつぶしながら平らに敷き込み、更にこの上にも澄ましバターを回しかけましょう。
    残りのじゃが芋を適当に切り、先のじゃが芋に埋め込むようにしながら敷き詰めます。

    これを250℃に予熱したオーブンで45分程、表面にこんがりと焼き色がつくまで焼きましょう。
    付け合わせのマッシュルームは時間差でオーブンから出します。

    今回はイマイチ焼きが足りない感が否めません、改善ポイントです。
    熱いうちにお皿をかぶせて裏返し、型から抜けば出来上がり。

    味はしっかりついております。
    ニンニクのコンフィ、刻みパセリを添えて、先ずは熱々をお召し上がりください。
    手前味噌候ではありますが、 『PRESS』 の味に限りなく近づいていると思いますよ。










『PRESS』 のようにステーキの付け合わせという訳には参りませんが、今朝は鯖のタルタルを同じお皿に盛り付けてみました。






  • しめ鯖のタルタルは我が家の定番料理。
    たっぷりの玉ねぎとしめ鯖、オリーブオイルをフードプロセッサーで粗めに攪拌するだけ。
    本日はマッシュルームをオーブン焼きにした際にでた水気も一緒に攪拌。

    付け合わせにはオーブンで焼いたマッシュルーム、そしてじゃが芋と一緒に茹でたひよこ豆。
    トリュフ塩をちろりとふって召し上がれ。





この組み合わせに、ジャンボなめこのお味噌汁を添えてしまうのが悲しい我が家のセンス。










カリカリホクホクポテトはお弁当にも。
あのブームは何だったのか、という程テレビでも見かけなくなったジャーサラダ。
我が家ではまだまだご健在、 『PRESS』 ポテトのジャーサラダです。






  • ひよこ豆、トマト、グリーンオリーブ、ザワークラウト、グリルドマッシュルーム等々を順に詰めた上に、たっぷりのパセリを散りばめます。

    『PRESS』 ポテトをざっくりとほぐしていちばん上に散らし、すりおろしたぺこりーノロマーノを隙間に散らせば出来上がり。










じゃが芋とひよこ豆の茹で汁はスープとして有効利用。
  • ざく切り玉ねぎと押し麦を加えて加圧し、鯖缶とオクラを加えて牛乳でのばします。
    これだけで調味料も不要な美味しいスープに仕上がります。






『PRESS』 のお料理再現の為、主人は是非STAUBのキャストアイロンパンをと言ってくれますが、これ以上キッチンに物を増やしたくないのよね。
主人の申し出はとてもありがたいのだけど。

・・・だけどやっぱりちょっと欲しい気も否めません。
うん、悩むところ。





『PRESS』 のじゃが芋料理、次回は見た目も上手く出来る気が致します。
何にしろ、週末のワイン会が楽しみで仕方がない主人と私。
明日は金曜日、ワイン会を間近に控え、また楽しくてついつい飲み過ぎてしまうんだろうな、と。

posted by しんさん at 16:42 | Comment(0) | お弁当以外のお料理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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