やわらかな雰囲気の木造カントリー調のホテル、スタッフの方々もどこかアットホームです。
チェックインの時間には少々早いので、フロントに荷物だけ託して早速Uberを呼びます。
いよいよ驚愕のPeter Michael Vineyardに向かいますよ。
Yご主人のお力がなければ潜入出来ない、カリフォルニアワイン愛好者の聖地です。

基本的に一般客お断りの態勢を保つワイナリー、メーリングリスト記載の顧客のみが見学可だとか。
全てはYご主人のおかげ。
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Uberを呼ぶと、やってきたのはフレンドリーな女性が運転するプリウス。
彼女は数年前、ピーターマイケルのワイナリーにイギリス人観光客を案内したことがあるそうです。
ピーターマイケルはイギリスの誇りですもの。
帰りのUberの中で大満足気な彼らを見て、本当に光栄だったわ、と。
だから今日あなたたちがピーターマイケルのワイナリーに行くと聞いて、とても嬉しかったの、と。
道なら任せて、と。
このラッキーな出会いが、後ほど私たち4人を周章狼狽へと導くこととなるのです。
が、それはまた後のお話し。
カリストガを抜け、Uberはどんどん山奥へ進みます。
うっそうと木々茂る山道をどれだけ走ったでしょう。
突如前方に現れるお花のロゴ、いよいよPeter Michael Wineryの鉄門に到着です。
さらさらロングヘアのここでもまた美女が出迎えてくれ、大きな車を颯爽と操り広大な敷地内を案内してくれます。規模が圧巻、今まで巡ったヴィンヤードとはスケールが違います。



だってここはピーターマイケル ヴィンヤードだもの。
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その敷地面積に圧倒された後は、お待ちかねの高級感あふれるテイスティングルームへ。
あら、嬉しい。
ここでもピーターマイケルボールペンがお土産にいただけるのね。

ワイナリーの歴史やピーターマイケルの軌跡をVTRで少しお勉強。

そう、どのワイナリーで、どの品種の、どのヴィンテージを飲んでも美味しい。
お家で飲むそれとは明らかに差がある気がするのは、私の気のせいか、実際環境のせいなのか。

テイスティングの最中、ワインについて適切な質問をする男性陣に対し、私の質問は極めて幼稚。
ピーターマイケルのエチケットに描かれているお花は何なの?とか。
・・・答えは州のお花、ケシだそうです。
自分で育てているオリーブのお話に無理無理引き込んでみたところ、美女から非売品のピーターマイケルのオリーブオイルをプレゼントに頂きました。
嬉しいサプライズな棚ボタプレゼントに大喜び。
上機嫌の記念写真、主役はピーターマイケル印のオリーブオイルですよ。

販売目的は皆無、身内や従業員の為のみにこのオリーブオイルも作っているのだとか。
うふ、ラッキー。
ごめん、主人、ワインよりこのオリーブオイルの方がちょっと嬉しかったりして。
美女とももちろん記念写真。
フランス人の彼女、今後もフランスに帰ることなくここに住むことにしたとか。
良いところですものね。

『あなたの指輪、可愛いわね』 と美女。
ほぅらね、やっぱり女性はワインのお話から脱線したがるものなのよ、これ、万国共通ってことで。
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大満足のうちにテイスティングも終了。
さ、主人、Uberを呼んで下さいな。
・・・ピーターマイケルの敷地周辺は電波が届きません。
事前にそれとなくそんなお話を聞いてはおりましたが、そうは言っても大丈夫だろうと過信致しておりました。
電波も4Gを掴み難くなっている (私にはよく意味がわかりませんが主人がそう焦っておりましたので) ので、Uberを呼ぼうにも反応する人はなし。
行きのUberの女性は、たまたま過去の経験上喜んでリクエストに反応してくれた稀有な運転手。
好き好んでこんな山奥、こんな僻地まで来てくれる運転手なんておりませんよってお話し。
うーん、えらいこっちゃ、ホテルまで帰る足がない。
焦る私たちの前に、品格のある見るからにリーダー格の女性が現れます。
『どうにかしますからご安心を』 と頼もしいお言葉。
が、タクシーも壊滅状態。
スミマセン、お手数おけかします。
焦りつつもお部屋壁にホワイトハウスのディナーメニュー発見。

結局はテイスティングでお世話になった美女が、少し早めに帰宅するついでに最寄りの観光地 カリストガまで送ってくれる事となり一件落着。
帰り支度をすぐするからちょっと待っていて、と彼女。
という訳でひとり敷地内をお散歩してみましたよ。
VTRでも紹介されていたお庭のオブジェ。


ピーターマイケル印の鉄門を敷地内から撮るなんてなかなか貴重なことだもの。
よし、鉄門まで歩きましょう。


私も乗り込み、計4人と運転手のミニクーパー、ちょっと笑えるけれど笑っちゃいけない。
美女はなかなか男らしい運転でマニュアルのミニクーパーを駆り、めでたくカリストガまで。
ここまで来ればUberも選り取り見取り。
ほっ、これでホテルに戻れる、今夜はベッドで眠れる。
ピーターマイケルを訪れる際は、是非マイカーかリムジンで。
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めでたくホテルにチェックイン出来たところで、今宵のディナーは 『Press』、ステーキハウスです。

席に通され、ワインリストになっているipadを見ながらなにやら男性陣が騒がしい。
ナパワインを専門とするそのワインリストの備えが衝撃的だ、と。
盛り上がる男性陣が選んだワインは、ハイツのカベルネソーヴィニヨン、1983。

保存状態最高、抜群に美味しい。
お料理はダイナミック。
大好きなタルタルステーキ、まぁ、大胆。
シュリンプカクテルもサラダも、繊細なんて何だそれといった佇まいですがこれが美味しい。

途中ではっと我に返るも、食べかけのステーキを公に晒す勇気は流石にございません。
アンガス牛のドライエイシドビーフ、美味しかった、ペロリと完食。
ぼてっと着物の上にステーキを一切れ落とすも、油汚れはまるで無し。着物はセーフ。
これが和牛だったらと思うと・・・アメリカ牛、赤身牛、噂以上のあっさり仕立てに驚き。
デザートはお店自慢のチョコレートスフレ。

今回の旅ではよくチョコレートスフレを頂きました。
デザートが終わって満ち満ちた気分で雑談することしばし。
Yご主人のご縁で、急きょソムリエのスコット氏がワインセラーを見学させてくれることと相成ります。
厨房横を通り、扉をいくつか抜けて奥へ奥へと向かいます。

しかもほんのワンブロック。
これが何ブロックも並んでいるんです。
ワインの棚の奥に見える灯りは、営業時間の終了した 『Press』 と同系列の高級食材店 『DEAN & DELUCA』 。
ワイントレイン線路沿いに 『Press』 と隣り合わせで建っております。


スコット氏も嬉しそうにワインの管理について語っていらっしゃいます。

素敵なスコット氏と男性陣、女性陣に分かれて記念写真。


セラーの横にはシンプルなお部屋があり、立派なテーブルが設置してありました。
ここで食事も可能だそう。
ワインの会をいつかここでやると男性陣、張り切っておりました。

素敵ね。
最後はフロアに戻り、テーブルで記念写真。
貴重な体験でした。

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ホテルに到着しても高揚感は治まりません。
真っ暗なテラス席に座り、各部屋ごとにサービスされるワインとグラスを手にささやかな飲み会。
星が綺麗。
虫もいないし、こんな楽しい外飲みがあるかしら。

夫人、強ぇっ。
暗闇の中、最後はやっぱり記念写真。

明日は主人とふたり、サンフランシスコ空港から旅の最終目的地 ロスアンゼルスにひとっ跳び。
主人にしては早朝の出発です。
早く寝て明日に備えましょう、お片付けもありますしね。

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