2016年08月30日

レイチェルのローストチキン・ラベンダー風味

以前は隔週だったレイチェル・クーのお料理番組 “パリの小さなキッチン” 。
吹き替えでレイチェルの可愛い口調が聞けないのはちょっと残念でしたが、楽しみにしておりました。

そのレイチェルの番組が、シリーズ全6回 NHKEテレで定期放送しております。
相変わらず吹き替えなのは面白くありませんが、それでもやっぱりレイチェルは可愛い。
先日放送されていたのは、何度も彼女の本を読み返しておりました “ローストチキン ラベンダー風味” 。

レモンの皮はないけれど、鶏手羽肉ではあるけれど、有り合わせで作ってみましたよ。

ちょっと焼き過ぎた感は否めませんが、これ美味しい。
一緒にローストしたじゃが芋もホクホクで、あら、また主人の好きな物リストにランクイン。

先日収穫して参りました畑の野菜でカポナータを拵え、チキンに添えてみましたよ。

米茄子・緑パプリカ・器量の悪いシシトウは自家製です。
これらにひよこ豆・しめじ・バターナットやたっぷりのトマトを合わせて圧力鍋に放り込めば、ちょちょいのちょいのカポナータ、余裕の出来上がりです。





ポーチドエッグを端っこに添えて朝食に。

チキンは前日に漬け込んでおくので、朝は文字通りオーブンで焼くだけです。
レイチェルのオリジナルレシピとは、時間や在庫食材の関係で少々ズレがございますが味は上々。
とっても簡単でもちろん美味。
そしてもちろん今朝も圧力鍋が大活躍です。





手羽肉ロースト ラベンダー風味、前日の夕食時にちょちょいっと下準備。
目分量で全く問題なしですが、ラベンダーの量は慎重に。
レイチェルもレシピ本に確か書いておりましたが、入れ過ぎると石鹸風味になってしまいますので。
  1. 乾燥ラベンダーは少しつぶしてビニール袋に入れます。
    ふたつまみ強といったところかしら。
    ここにフレッシュタイムの葉をしごいて加えましょう。

    レモン汁・オリーブオイル・蜂蜜・お塩を加えて揉み混ぜ、ここに鶏手羽肉を加えます。
    優しくもんで味をなじませ、袋の中の空気をぬいてしばりましょう。
    ひと晩冷蔵庫へ。

  2. 鶏手羽肉を室温に戻している間に、オーブンを210℃に予熱します。
    耐熱容器に手羽肉を並べましょう。

    じゃが芋を皮つきのまま4等分し、ビニール袋に残ったマリネ液をまぶします。
    マリネ液ごと耐熱容器に移し、オーブンの設定温度を200℃にして40分焼きましょう。
    途中様子を見て180℃に下げるなど、オーブンと相談しながらどうぞ。

  3. ちょっと焼き色が強過ぎましたが、それでも艶々の焼き上がり。
    じゃが芋と一緒に器に盛り、容器の残ったソースをたっぷり添えて召し上がれ。





レイチェルはバゲットに合わせておりましたが、じゃが芋との相性もなかなかです。
そして、もちろんカポナータとの相性もね。











そう、カポナータ。
最近ほぼ毎日のように書いている気が致しますが、そろそろ夏野菜も終盤。
農協朝市のトマトも、熟れてはじけたヤツらをチラチラみかけます。

全盛期よりお買い得になっておりますので、多めに買ってヘタをのぞいて冷凍保存。
もちろんサラダには不向きですが、パスタソースやカポナータにはトマト缶を使わずとも冷凍トマトが大活躍。

今日のカポナータで使わなかったトマト、器量のまずまずのものは冷凍保存。
はじけたりちょっと熟し過ぎたトマトを使って、カポナータも常備菜に。
これでまた明日から楽が出来るというものです。





  1. 包丁でつぶしたニンニク・アンチョビ・刻んだ鷹の爪・たっぷりみじん切りにした玉ねぎをオリーブオイルで炒め、たっぷりのざく切りトマト・スープストック・ひよこ豆を加えます。

    スープストックは取り寄せたものをキューブ状に冷凍保存して使っております。
    ひよこ豆は戻さなくても平気、反って少々かための食感が私好み。
    トマトの水気が上がってきたのを確認し、5分加圧して圧が自然に抜けるのを待ちましょう。

  2. 全体をひと混ぜし、ここで味付けも済ませてしまいましょう。
    後で味付けすると、やわらかくなった夏野菜がぐずぐずになってしまいますからね。

    オイスターソース・お塩・蜂蜜・ポートワイン・お塩・極少量のお醤油・ついでにいつぞやのスィートチリソース・先程入れ忘れたローリエもここで加えましょうか。
    適当な味付けでも出来が上々なのがカポナータの優れた技。

    米茄子・オクラ・シシトウ・パプリカ・しめじ・バターナット・・・在庫食材を加えて1分加圧しましょう。
    野菜は相当大ぶりに。
    パプリカは自家製で小ぶりなこともあって丸ごとです。

    優しくそっと鍋底からひと混ぜし、器に盛ります。
    残った分は冷蔵保存。
    明日以降、もっと美味しくなりますよ。






ポーチドエッグを添えて、さぁ朝食と致しましょう。

・・・そしてやっぱり納豆・玉ねぎ・チアシードは欠かさずに。
昨日拵えたマディラ酒を使ったイチジクのコンポートが更に美味しくなっておりました。










近頃常備菜ばかりに気を取られ、お弁当がお座なりに。

分かっています。
ちゃんと拵えなくては。

ですが、その常備菜のおかげでなんとかなってしまうのが加速の原因。
今日も主人から “美味しかったメール” 、しっかりと頂きました。





今日はこれから主人とお買い物です。
来月にせまった旅行の為、こまごまとした必要品を買ってこないと。
台風一過の爽やかな強風の中、ベランダのシーツがパリパリに乾いております。
早々に取り込んで出かけましょう。

posted by しんさん at 14:30 | Comment(2) | お弁当以外のお料理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
?NHKですから音声切替で英語のみにできますよ
Posted by ガリ at 2017年11月08日 18:16
ありがとうございます、ガリさん!

リトルパリキッチン、今再放送中なのですね。
存じませんでした。
しかも2か国語放送、おっしゃる通りレイチェルの可愛らしい話し方が存分に楽しめますね。

Posted by しんさん⇒ガリさんへ at 2017年11月09日 15:01
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