2016年08月23日

じゃが芋・クリームチーズ・ドライフルーツの力技ケーキ

本来の出不精に加え、肌が焦げそうな日中のこの暑さ・・・

いやいや、外出なんて、お買い物なんて、今の私にとってはとんでもないことでございます。
やむなく外出する時、ここぞとばかり溜め込んだ雑事を一気に片付ける日々を送っております。
そんな訳で、我が家の食材は只今風前の灯火、流石の主人も呆れるほどすっきりしたものです。

見通しの良い冷蔵庫を覗き込みましたら、少量残ったクリームチーズが目につきました。
比較的在庫豊富なじゃが芋を野菜室の奥の奥から発掘し、ドライフルーツと胡桃を取り出して・・・と。

そんな力技でまとめ上げたヘルシーな (多分・・・ね) ケーキはいかがでしょうか。

近頃やや体重増加に甘んじつつある主人の為、バターは使用致しません。
お砂糖もぐっと控えめです。
ただし、ドライフルーツ類をたっぷりと生地に混ぜこんで甘さを演出してみました。

常備してありますプルーンに加え、これで最後になりました根尾の伯母特製 氷砂糖漬けの梅、そしてクランベリーがぎっしり詰まっております。

秋になるまでなんとか我が家の食材が持ちこたえてくれないかしら、と無謀な希望を抱きつつ、今日はこれからお出かけです。
えぇ、月にいちどの歯医者さんへね、定期健診にね、色々片付けて参ります。

力技のじゃが芋ケーキ、そう悪いものでもありませんよ。





以下の分量で約19.5cm四方のスクエア型に1個分です。
  1. じゃが芋は小ぶりなものを3個、240g弱といったところ。
    綺麗に洗い、圧力鍋にお水を張って5分程加圧しながら蒸しましょう。

    圧が自然に抜けるのを待ってじゃが芋を取り出し、熱いうちに皮をむきます。
    予め室温に戻しておいたクリームチーズ 80gと合わせ、じゃが芋の熱でクリームチーズをなじませます。じゃが芋をつぶしながら混ぜておきましょう。
    余力があればバーミックス等で攪拌しても良いかも。

    ココナッツミルク 100gを加え、よくなじませておきましょう。

  2. お好みのドライフルーツを刻んで1に加えます。
    今回は、梅シロップの副産物でもある梅・プルーン・クランベリーを各適量。
    梅やプルーンは種を除いて刻みます。

    ドライフルーツの他に、ココナッツ・胡桃もそれぞれ適量加え、ざっくりと混ぜ込みましょう。

  3. 良く冷えた卵白 2個分を別ボールに溶きほぐし、てんさい糖 15gを加えて泡立てます。
    しっかりとしたメレンゲにし、出番まで冷蔵庫で冷やしておきましょう。

  4. 2のボールに、卵黄 2個分・レモン汁 大さじ1を加え、薄力粉 20gをふるい入れます。
    スパチュラで丁寧に混ぜ込みましょう。

    全体がなじんだところで、冷やしておいたメレンゲと合わせます。
    先ずはメレンゲの1/3量を卵黄の入ったボールに加え、素早く混ぜて馴染ませます。
    これをメレンゲのボールに戻し入れ、底からすくうように混ぜ込みましょう。

  5. 予めオーブンシートを敷いておいた型に流し入れ、軽く底を数回打ち付けて空気をぬきます。
    180℃に予熱したオーブンに移し、設定温度を170℃にして焼くこと40分。

    焼き上がったら、熱々のうちに刷毛で蜂蜜をそっと叩くようにしながらなじませましょう。

    そのまま冷まし、粗熱が取れたらそっと型から外します。
    食べやすい大きさにカットして出来上がり。











日中お買い物に行かずとも、主人が取り寄せてくれる食材や、週末主人と調達する食材、はたまた畑の収穫物でどうにでもなってしまう・・・
こんな状況ですから、私の出不精にどんどん拍車がかかってしまうのよね。

今年は米茄子の収穫量がすこぶる良い調子、週末に収穫した米茄子を使って一品。
米茄子の寒天寄せなんていかがでしょう。

手が込んでいるように見えます (・・・いえ、見える筈、見えるでしょ?) が、実は相当簡単です。

じゃが芋を蒸した後の圧力鍋、これだけで片付けるなんて致しません。
大きな米茄子だって、圧力鍋にかかればあっという間にとろとろの蒸し茄子に。





  1. 米茄子は大ぶりな輪切りにし、断面に少量のごま油をぬっておきます。
    お水を張った圧力鍋に蒸しすと蒸しカゴをセットし、蒸しカゴに米茄子を並べましょう。
    1分間加圧し、圧が自然に抜けるのを待ちます。

    熱々のうちにお出汁に浸しておきましょう。
    時々上下を返し、米茄子に充分お出汁を含ませます。
    お出汁・・・いえ、常備菜にしております茄子の煮浸しに間借りして味を含ませてみました。

  2. お鍋にお水 250tを入れて煮立て、粉寒天 小さじ1をふり入れます。
    1〜2分煮立てて粉寒天を完全に溶かし、ほぐしたしめじ・白だし醤油を加えてひと煮立ち。

    米茄子を器に盛り、アボカド・しめじを周囲に散らします。
    寒天液をそっと注ぎ、粗熱がとれたら冷蔵庫で冷やしかためましょう。
    実山椒の醤油漬け (☆彡) を添えて出来上がり。






在庫食材だけで乗り切る夏、こんな試練もちょっと楽しい。
主食とお菜の相性なんて小さなことは気にせず、今日も美味しかったと主人からのメッセージ。
有り難いことです。

・・・だけど流石に今日は食材調達に参りましょう。
歯医者さんの帰り道、西友さんに立ち寄りましょう。










朝食の主食は、主人のお気に入り “納豆蕎麦” と致しましょう。






  • 納豆と冷たいお蕎麦。
    別に珍しい組み合わせでもないでしょうに、先日苦し紛れに出したところ、主人が思いのほか気に入ってくれまして、ね。

    茹でた冷たいお蕎麦の上に、おつゆを混ぜた挽き割り納豆、そして海苔とひねり胡麻。
    夏の食卓にはぴったりな一品でございます。






さぁ、備忘録をアップして、歯医者さんへと向かいましょう。
道中色々用事を済ませ、帰り道には食材調達、いやいやドラッグストアにも寄らないと。
この暑さが治まるまではこの生活が続きます。
白内障手術後アイメイクも復活したというのに、出不精には磨きがかかってしまったようです。

posted by しんさん at 13:09 | Comment(2) | お弁当日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
寒天寄せ、涼しげですね。
トロトロお茄子おいしいんだろうな〜♪

納豆蕎麦だといつもの納豆はないのかしらと思ったらちゃんと鎮座していらして安心しましたヽ(*´∀`*)ノ笑
Posted by うめ☆つき at 2016年08月23日 17:07
こんにちは、うめ☆つきさん(^^♪

まだまだ暑い日が続きますね・・・
と思っておりましたら、そろそろ米茄子の収穫も終盤。
今年はトロトロの米茄子に凝った夏でありました。
こんがり田楽も美味しいけれど、トロトロ米茄子も魅力的ですよ。

納豆係は主人の担当ですもの。
平日休みはあり得ませんの、ふふ♪

涼し気な『露草』『水面』に清涼感を頂戴しつつ・・・
日中はまだまだ盛夏のような日差し、ご自愛下さいね。
Posted by しんさん⇒うめ☆つきさんへ at 2016年08月25日 15:17
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