いや、彼の愛情の矛先は日によって異なること多々ですが、青魚への慈しみは一貫致しております。
我が家の冷凍庫には冷凍しめ鯖が常備されておりますし、いつも業務用を発注するその量の多さから、水産業者さんからはきっと小料理屋類の業者であると思われていることでありましょう。
先日、若生昆布なるものを頂いたことで、更にしめ鯖の登場頻度が向上致しました。
主人は特にアボカド・しめ鯖・若生昆布の組み合わせがお気に入りのようです。
がぶりとひと口でお口に収め、幸せそうに噛みしめている主人を見るのはそう悪いものでもありません。
何より、梅雨明けもした今の時期、日を使わずに出来る一品は大助かりですもの。
大葉や甘酢漬け生姜をたっぷり使って、夏の土用を乗り切りましょう。
以前にも備忘録致しました (この日の後半、朝食部分です ☆彡)が、今日は主役でもう一回。
- 巻きすの上にラップをひろげ、この上に長さを半分に切った若生昆布を端を少し重ねるようにしてひろげましょう。
しっかり水気を拭き取った大葉をお行儀よく並べておきます。 - 冷凍しめ鯖は半解凍の状態にしておきます。
しめ鯖を3〜4つのそぎ切りにし、厚さが均一になるよう。1の上に並べます。 - アボカドの種と皮を除き、甘酢漬け生姜の漬け汁をふりかけます。
フォーク等でざっくり崩しながら和え、2の上にたっぷり盛りましょう。
この上に、千切りにした甘酢漬け生姜をたっぷり散らします。 - 両端から中身が飛び出ないよう、先ずは両端のラップを折り込みます。
それからしっかりと昆布で巻いて形を整えたら、いちどラップを解いて包み直しましょう。
巻きすでしっかりと巻き、3ヵ所程度を輪ゴムでしっかりきつめに留めます。
冷蔵庫にしばらくおき、形と味が落ち着いたところでラップごと切り分けましょう。
そっとラップを除き、実山椒醤油 (☆彡) を添えて出来上がり。
主人じゃないけれど、ひと口でお口いっぱいに頬張るのがお勧めです。
朝食のお供として、久しぶりに 『へしこふりかけ (☆彡) 』 を拵えました。
大好きな “鯖のへしこ” をお茶漬け (蕎麦茶が断然お勧めです) で平らげた後の副産物。
- テフロン加工のフライパンでさらさらの状態になるまで “へしこの糠” を乾煎りしたら、仕上げに蕎麦茶を加えてもうしばらく乾煎りするだけ。
好き嫌いが分かれる味ですが、私は大好き。貧乏性の血が騒ぎます。
真ん中に空洞の出来た器量の悪い自家製キュウリ、ディジョンマスタードを使った辛子漬けに。
今年はあまり実りのよろしくない茄子ですが、胡麻油でさっと炒めてお味噌汁に。
茄子と油の相性は鉄板ですものね。
簡単ではありますが、お弁当の準備もちゃんと出来ておりますよ。
ですが日本酒ばかり嗜む休日が続き、せっかくのプロシュット・ディ・パルマは出番なし。
賞味期限も近づいていることですし、謹んでお弁当に使わせて頂きましょう。
頂いたプンパニッケルを開封して、本日のお弁当は大好きなプンパニッケルサンドウィッチ。
自家製ピクルスにサワークリーム、プロシュット・ディ・パルマをフィリングにして。
- 最近のお気に入り、お酢を使わず醗酵で酸味を促すキュウリのピクルス ( ☆彡)
漬け汁をしっかりと切って刻み、室温に戻したサワークリーム・黒胡椒で和えます。
水気を抑える為にチアシードも加えましょうか。 - プンパニッケルを大きめにカットしたラップの上に並べましょう。
あら、このプンパニッケルはほど良い大きさにカットされているのね、便利だこと。
1をそれぞれにたっぷりぬり、その上にプロシュット・ディ・パルマをふんわりひろげます。
しっかりと水気を切ったレタスをひろげ、プンパニッケルで挟みましょう。
ぴったりとラップで包み、適度な重石をして冷蔵庫へ。 - プンパニッケルと具がなじんだところでラップごと切り分けます。
ラップをそっと取り除いて出来上がり。
今年は肉厚なパプリカの実りが上々です。
ただし、母親が黄色に色付くのを待てず急いて収穫するものですから緑のまま。
それでもピーマンに比べるとぐっと肉厚ですから、ファルシが作りやすいのが嬉しいところ。
パプリカの中に詰めるのは、昨日拵えましたミニトマトのコンポート・・・で湯むきしたミニトマトの皮。
コンポートにするなら湯むきした方が味の馴染みの良いのは重々承知致してはおりますが、皮ごと頬張るトマトって美味しいものです。
湯むきするのが面倒ということはありませんが、つい皮にも愛着が湧いてしまうのですもの。
むいた皮が捨てられず、お弁当の一品にしてしまいました・・・みみっちくてごめんね、主人。
- パプリカは上部を切り落とし、種とワタをそっと取り除いておきましょう。
アルミホイルをひろげ、パプリカが転がらないよう並べておきます。 - 刻んだニンニク・玉ねぎ・アンチョビをオリーブオイルで炒め合わせます。
切り落としたパプリカの上部分も刻んで炒め合わせましょう。
トマトの皮も加え、水気をとばすように炒め合わせます。
常備菜と致しておりますキノコの佃煮を加えて火を止めましょう。
とろけるチーズを加えてひと混ぜし、溶き卵を加えて素早く混ぜます。 - パプリカの内側に薄く小麦粉をふり、フィリングを詰めて200℃に予熱したオーブンへ。
20分程焼いて卵がかたまったら、そのままオーブンに放置して粗熱をとります。
食べやすいよう4つ切りにしてお弁当箱へ。
ミニトマトの皮まですっきり片付いて、気分の良いお弁当で今週はスタート。
肝心のトマトのコンポートも、間もなく美味しくなじむことでありましょう。
心配なのは、私の体重が目下上がり調子なことかしら。
・・・うーん、加齢による新陳代謝の減退かしら。
“みんなの体操” だけでは筋肉は養えないものなのね。
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