2016年07月12日

自家製パプリカと旬のトマトで、無駄なしファルシ

相当小ぶりではありますが、今年も畑でパプリカを収穫して参りました。
黄色や赤など、さぞや色鮮やかなパプリカが実ることを期待致しておりましたが、結果は緑一辺倒。

・・・って、あら?
Googleさんで検索してみると、この後黄色や赤になるというご意見も。
収穫を焦り過ぎたかしら。

まぁそれが事実として悔やんでみたとて後の祭り。
折角収穫して参りました自家製パプリカ、トマトと一緒に可愛らしいファルシなど拵えてみましたよ。

フィリングは鶏ひき肉と、切れっ端も含めた夏野菜色々。
敢えてパツパツには詰めず、物足りなさを表現してみました。

・・・なんてね、単なる分量の想定ミスでございます。
ですが控えめな感じがいじらしいでしょ?

スープに使ったカボチャの皮部分、パプリカ自らの種、くり抜いたり切り落としたりしたトマトの切れっ端等々をフィリングにした無駄のない慎ましやかなファルシたち。
自家製の野菜には必要以上に愛情を注いでしまうこの気持ち、どうぞご理解下さいね。





簡単ですよ。
  1. パプリカは上部を切り落とし、種をワタを抜き取ります。

    何かの番組で、ピーマン農家の奥さまが炒め物に種も使っていらっしゃいました。
    ビタミン豊富で粒々とした食感が良いのだ、と。
    ピーマンでそうならきっとパプリカも。
    早速種もフィリングの仲間入り、捨てません。

    切り落とした部分の裏側から、四角い切り込みを入れてヘタを抜きます。
    表にしてガクを除いておきましょう。

  2. トマトは上部を切り落とし、座りが良くなるようお尻の部分をほんの少し切り落とします。
    スプーンで器状になるよう種の部分をくり抜いておきましょう。
  3. 耐熱皿にアルミホイルを敷き、パプリカとトマトを並べます。
    パプリカの帽子が入れ違わないよう、セットにしてスタンバイしておきます。

    可愛いパプリカの晴れ舞台、といったところ。

  4. フィリングを準備しましょう。

    スープに使ったカボチャ、皮を入れると色が悪くなりますか皮を厚めにむきます。
    それを刻んでフィリングのひとつに。

    みじん切りにしたニンニクと玉ねぎを油で炒め、刻んだカボチャの皮部分・くり抜いたトマトの種部分その他・パプリカの種を加えて炒め合わせます。
    朝食の米茄子田楽、切り落とした米茄子の端っこ部分も刻んで加えましょう。
    軽く塩コショウして粗熱をとり、鶏ひき肉・すりおろしたナツメグと合わせておきます。
  5. トマトとパプリカの内側に茶こしで小麦粉をふり、4をふわりと詰めて250℃に予熱したオーブンへ。パプリカの帽子はかぶせず、傍に立て掛けるようにしておきます。

    まずは10分弱焼いて一旦オーブン庫内から取り出し、チーズをのせて再度オーブンへ。
    チーズにこんがりと焼き色がつくまで焼けば出来上がり。

    朝食用の米茄子田楽も同時進行で焼き上がりました。
    常備菜としておりますキノコの佃煮 (☆彡) をちょっとあしらい、パプリカの帽子を添えて出来上がり。











さてさて、このパプリカとトマトのファルシ。
主人のお弁当箱に詰めたは良いけれど、さぁ主人はどうやってこれを食べるのかしらね。

かぶりつく?
トマトから果汁があふれて大変なことになるとは思いますが、それはまぁご自分で工夫なさって。

炭水化物として、カボチャとじゃが芋のポタージュを添えましょう。
カボチャのポタージュにはナツメグを合わせるのが好きなのですが、ファルシでナツメグの風味を効かせておりますので、今回はシナモンを風味付けに。

ファルシだけにくり抜いたトマトを使うと更に水っぽくなってしまいますので、ポタージュにも少しトマトを使っております。





  1. 圧力鍋にオリーブオイル・つぶしたニンニク・薄切り玉ねぎを合わせ、焦がさないようじっくり弱火で炒め合わせます。
    スープストック (我が家はキューブ状に冷凍してあります) を加えましょう。
  2. 皮をむいたカボチャ・じゃが芋・トマトの切れっ端部分を加えて合わせ、お茶パックに合わせ入れたローリエ・シナモンも加えましょう。
    3分加圧し、圧が自然に抜けるのを待ちます。
  3. お茶パックを取り出し、牛乳を加えてバーミックスでピュレ状にします。
    牛乳でのばして塩コショウし、生クリームを加えて仕上げます。
    器に盛り、刻んだピスタチオを散らして出来上がり。











最近、お気に入りの食材リストに新たに加わった “若生昆布 (わかおい昆布) ”。
おにぎりにするのが一般的なようですが、主人も私もしめ鯖を若生昆布でくるりと巻くのがお気に入り。
前回、頂戴した甘酢漬け新生姜と一緒に巻いた若生昆布サバ (☆彡) は主人のお口にドンピシャりだった様子で、若生昆布の新たなお取り寄せも検討している始末。
そして今日はしめ鯖に加え、アボカドも一緒に巻いてみました。

自家製の米茄子田楽と並んで、地味な佇まいではありますが抜群に美味しい一品。
簡単ですし、日本酒の肴としても良いのではないかしら。





  1. アボカドは種と皮を除きます。
    甘酢漬け生姜の漬け汁を加え、フォーク等で軽くつぶしながら和えておきましょう。
  2. 若生昆布を半分に切り、ラップの上に重ねてひろげます。
    青紫蘇をたっぷり並べ、この上にアボカド、更にしめ鯖もたっぷり並べましょう。
  3. ラップを巻き込まないよう気を付けながらきっちりと巻き、食べる直前まで冷蔵庫へ。

    昆布としめ鯖がなじんだ頃、ラップごと切り分け、丁寧にラップを除いて盛り付けます。
    実山椒醤油 (☆彡) をちろりとたらして召し上がれ。






本日は茄子と油揚げのお味噌汁、そして米茄子田楽。
どちらの茄子も自家製です。

そしてキュウリは糠漬けとビール漬け、これまた自家製キュウリで。

只今夏野菜が最盛期でございます。
特に今年はキュウリの実りが良いので、糠漬けにしたりビール漬けにしたり、はたまたピクルスにしたり。
保存食も最盛期です。





主人のご厚意で、我が家の保存容器がすべて野田琺瑯へと変わりつつあります。
冷蔵庫にぴしっと並んだ野田琺瑯のホワイトシリーズ、保存食作りにもつい力が入ります。
白い琺瑯がお行儀良く並んでいるその様は、なんとも心満たされるもの。
あっと言う間に武器のような巨大な姿に成長してしまうキュウリも、これなら敵なしです。

只今我が家の冷蔵庫は、ワインセラーも含めてピクルス等の保存食に占領されております。

posted by しんさん at 15:47 | Comment(0) | お弁当日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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