2016年06月20日

夏の食卓 〜 週末ver.

キッチンに立つのが少々厳しい時期になりました。
たとえクーラーをつけても (いえ、流石にまだつけてはいませんよ、クリーニングは昨日完了致しましたが・・・) 、オーブンのあの熱を前にしては到底敵いません、暑いです。
カウンターの向こう側、後頭部の髪をクーラーの冷風に戦がす主人にチッと思うこともたまに。

ですが、こんな時期だからこそ常備菜のススメ。
気力に満ちる平日早朝。
お弁当を拵える片手間、勢いだけで常備菜を拵えて冷蔵保存しておきましょう。

我が家の週末、食卓は冷蔵庫で味のなじんだ常備菜たちがひんやり大活躍致しております。
畑作業の前は、お腹に負担にならない程度の朝食をしっかりお腹に収めて出かけます。
ゴーヤの常備菜、人参サラダ、冷凍バナナを使ったスムージー風のドリンク等々。
火を使うのはほんの数分に止め、暑くないストレスフリーな夏の食卓を楽しみましょう。

ゴーヤの常備菜は我が家の定番メニュー。

元々スルメを使っていたのが、ええぃ干しエノキで作ってみましょう (☆彡) ・・・あら、美味しい、ならば今回は干しエビで・・・といった感じでどんどん脱線していったもの。
むき干しエビを大量に冷凍保存しております我が家にとっては、とても頼りがいのある一品です。
ゴーヤ好きにはやめられないとまらない、冷酒にもぴったりな常備菜であります。





  1. 詳しい作り方はこの日の備忘録も参考に ☆彡

    今回はゴーヤ1本で。
    種とワタを除き、正味約200g。
    薄切りにして保存容器に移しましょう。
  2. 1の容器にむき干しエビを適量散らします。
    白だし醤油と米酢、それぞれ大さじ3強回しかけましょう。
    氷砂糖 70g弱を散らし、蓋をして冷蔵庫へ。
    時々全体を混ぜながら、氷砂糖がとければ出来上がり。






もともとバナナは好きな方ではないのですが、主人がバナナ好きなので買わない訳には参りません。
ですが夏場の・・・あのスィートスポットをたっぷり纏った完熟バナナの甘い香り・・・ふとした風の流れで漂うバナナの甘い甘い濃厚な甘い香り・・・あれはね、ちょっとね・・・はい、苦手です。

ですので、甘い香りを放ち始めた完熟バナナは早々に冷凍保存してしまいます。
日持ちしない完熟バナナの保存策でもありますしね。
そして凍ったバナナを冷たい牛乳と一緒にバーミックスで攪拌し、ちょちょいのちょいの朝ドリンク。
  1. レモンと蜂蜜をよく混ぜ合わせておきます。

    ここに輪切りにした完熟バナナを加えて全体にそっとからめ (レモンと蜂蜜を混ぜる段階からビニール袋をつかうと簡単です) 、お魚焼きホイルやオーブンシートをしいたトレイに並べて冷凍庫へ。しっかり凍ったら、ジッパー付きの保存袋に入れて冷凍保存しておきます。
  2. 牛乳・チアシード、冷凍バナナを合わせてバーミックスで攪拌しましょう。
    グラスに注ぎ、きな粉と和三盆を添えて召し上がれ。

    ・・・そうそう、主人がまた食材箱買いを致しました。
    吉野の本くず粉・黒きな粉・和三盆・・・只今在庫豊富でございます。











そうそう。
畑と言えば、いつぞや収穫して参りました “薹の立った・・・いえ、立ち過ぎたフェンネル” 。

茎部分が包丁も敵わないほどかたくなってしまっておりましたが、主人が大切に育てたものですので無下には出来ません、なんとかしてきっちりと使い切ってあげたいもの。

ですので、フェンネルが手に入ると必ず拵える (フェンネルが手に入らなくても時々拵えますが) レイチェル・クーのニジマスのパピヨット。

詳しい手順は以前の備忘録にて ☆彡 (2013年04月28日)☆彡 (2016年04月27日)


  • マスのお腹には、なんとか食べられそうなフェンネルを詰めてあります。
    かために下茹でしたじゃが芋と一緒に、マスのお腹パンパンに詰めましょう。

    詰める前に、レモン汁・オリーブオイル・白コショウを合わせたマリネ液をたっぷりマスに絡めてあります。マスのお腹にもマリネ液をたっぷりぬることをお忘れなく。

    かたくてどうにもこうにも食用には向かないフェンネルは、レモングラスと一緒にマスの上に並べて風味付けに使いましょう。


    オーブンシートできっちりと包んで両端をたこ糸でしばり、180℃のオーブンで20〜25分。
    暑い・・・暑いけれど、フェンネルの良い香りにはどうしても心躍ってしまう。

    ちょっと見た目はワイルドですが、お味はなかなかどうして繊細、主人嬉しそう。
    サワークリームを添え、レモンをぎゅっと搾って召し上がれ。











夏のオーブン・・・あれは体力的にも相当キツぅございます。
やっぱり夏の食卓は涼やかなのがいちばんかと存じます。

何の番組だったかしら。
冷たい麺一面にスライスしたかぼす・・・だったかすだちだったかを並べたお料理。
あ、これです ⇒ ☆彡 、NHKの “段階スタイル” 、食欲不振をぶっとばそうといった内容のこれ。

このお料理を真似っこして拵えた週末のお昼ご飯。

麺は、最近主人が好んでよく買っております “こんにゃく麺” なるもの。
今回は “こんにゃくとおからで作った糖質ゼロの・・・” といったもの。
さっと水洗いするだけで冷たい麺の佇まい、うん、夏場は嬉しい食材です。





すだちでとことんあっさりもよろしいのですが、6月からそれじゃぁ先が思いやられるというもの。
今のところは、すだち+胡麻だれで参りましょう。
  • 白胡麻を乾煎りしてすり鉢で丁寧にすり、白味噌・味噌床 (酒粕・白味噌・みりん等々を混ぜて菊芋を漬けてあったものです ☆彡) ・みりん等を加えて更に擂り混ぜます。
    鰹出汁に氷を加えてうんと冷やし、すり鉢に加えてのばしましょう。

    すだちにお塩をすり込んで丁寧に洗い、薄切りにして冷たい麺の上に並べます。
    胡麻だれをたっぷり回しかけて出来上がり、すだちで麺を包むようにしながら召し上がれ。

    冷奴には削りたての鰹節をたっぷりとね。











こうして平和な週末を過ごした我が家。
日曜日は父の日でしたもの、散らし寿司を折箱に詰めてもらってプレゼント。
そして我が家には鯖寿司。

白内障の術後、夕食時には炭水化物を摂らない生活を続けております。
が、この日ばかりは例外。
主人の大好物ですものね、鯖寿司。

そしてお酒は近頃お気に入りの酒蔵、京都の招徳酒造さん。
夏限定の “京のせせらぎ”をちびちび・・・ちびちび・・・とえっと、結構飲みましたね。





楽しい週末が明けました。
週明けは、 いつもの “ランチョンマットからはみ出す朝食” からスタートです。

我が家の定番でありますイワシのお酢煮も、お酢をいつもより多めにして夏ver.
暑さに負けない体力づくりを・・・って充分過ぎる気も若干致しておりますが。





夏の冷蔵庫は常備菜・保存食が花盛りであります。

posted by しんさん at 15:53 | Comment(0) | お弁当以外のお料理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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