翌日の只今お昼、早々と大きな金属製の眼帯も外してもらい、元気にPCの前に座っております。
そう長い時間PCに向かうのはよろしくないでしょうから、短く小刻みに備忘録していこうと思います。
47歳にして決断致しました白内障手術。
直接白内障になったわけではなく、緑内障発作の恐れありとのことで、その防止策としての施術。
色々不安もありましたが、取り敢えず今はホッと致している次第。
私自身、40代後半で白内障手術を決断された女性のブログを拝見して勇気づけられました。
そんな風に、同じ状況で悩んでいる方のほんのちょっとお手伝いが出来ればいいかな、と。
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手術当日は、正直開き直ったものです。
付き添いの主人の方が相当神経質になっていたのではないかしら。
指定された時間に眼科に到着し、点眼等を数回施されながら待つこと1時間強。
ふたりずつ呼ばれ、カーテンで個室に仕切られたロッカールームに各々通されます。
服の上から手術着を羽織って血圧を測り、心電図の為の電極装置をつけるのですが・・・
私の服装がよろしくありませんでした。
脱ぎやすい服 (帰宅して服を抜いだ時、術後の眼帯が外れないために) ということでしたので、下からつるっと脱げるジャージ素材のワンピースを着て挑みました。
胸元のふたつは良いとして、わき腹につける電極装置が・・・ぺろんっとスカートをめくる羽目に。
白内障手術には、上下別れたブラウス+スカートやパンツと言った服装で参りましょう。
術中は皆様がおっしゃる通り、痛みはありません。
ですが、あ、これがメスかな?あ、これが眼内レンズだ・・・等とぼんやりとではありますが見えます。
恐怖感はありませんが、目を動かさないようにと説明を受けた手前、そのプレッシャーに緊張します。
キラキラと光の集合体が目の前に広がるばかりなので、どこかを見て視線を固定するのは不可能。
動かさない動かさない・・・と焦る気持ちが緊張になり、指先が震えているのが自分でも分かりました。
手術時間は10〜15分とのことでしたが、私の場合は14分。
相当くたびれました。
最後、先生が私を元気づける為なのか心底つぶやいたのかは存じませんが・・・
『よしっ!出来ることは全てやった!』 とのお言葉が印象的でした。
術後はロッカールームに戻ってひと休み。
血圧も術前と変化なしとのことでひと安心。
お茶と焼き菓子が出されますが、ぐったりしてそんな余裕はございません。
持たせて頂いた焼き菓子は、その後主人の夕食の一部と相成りました。
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夕方4時30分に病院に着くように自宅を出て、帰宅は夜の7時30分ごろ。
気が張っていたのでしょう、主人は眼帯姿の私の姿を見た途端、安心してお腹が空いた、と。
その日の夕食は、ほんの軽くドリンクヨーグルトや健康飲料の類で済ませて内服薬を3種類。
お薬を飲んだら早々と着替え、洗濯機が終わるまで・・・さぁ暇だ、目が不自由ではやることがない。
いえいえ、意外とあるものですよ。
泉 鏡花は、その描写の美しさと不気味さ、ロマンティックであり人間らしくもあり、何度読んでも理解がその都度異なる大好きな文豪のひとり。
ちょっと探すと、YouTubeに彼の小説を朗読した動画が多々見つかります。
目を閉じて、気に入った朗読のタイプを見つけて聞き入るのも、この状況ならではの楽しみ方。
洗濯機が終わるまで聞いただけでは飽き足らず、主人を巻き込み子守歌代わりの泉 鏡花。
主人、気疲れのせいでしょうね。
高野聖の朗読が始まった途端、5分経たぬうちにすやすや・・・と言うよりぐぅぐぅと眠りに就きました。
就寝中に無意識で目をこすってしまうのでは、と心配していらっしゃった方を見ましたが (もちろんネット上で) 、たとえ金属製の眼帯がなくとも私にとってその心配は全く不要でありました。
元々直立 (寝?) 不動の仰向け寝派なので、金属製の眼帯はしていても目をつぶってしまえば違和感はなし・・・と言うより、目をつぶった方が楽なので、手術当日は早々と就寝。
加圧靴下を履いてぐっすり・・・とは、賑やかにお眠りの主人の横では参りませんでしたけど。
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こうして朝を迎え、いざ朝食。
の前に、いつも通り主人のワイシャツのアイロンも緊張しながらではありますがこなしました。
アイロン台を少々重いタイプに買い替えたばかりでしたので、台のお片付けは主人にお願い。
片目に眼帯では距離感がつかめないので、包丁はNG。
のつもりではありましたが、納豆に入れる玉ねぎを恐る恐る刻んでみたら・・・
あら、出来ちゃうものね。
以前下処理してキューブ状に冷凍しておいたメカブ、それにおぼろ昆布をお椀に合わせ、白だし醤油を極少量。熱湯を注げばそれで温かな汁物の出来上がり。

もちろん主人が術前に用意してくれた冷凍お惣菜を充分に活用致しております。
義母が持たせてくれた散らし寿司を冷凍してありましたので、この上にお惣菜の “なます” をひろげて蒸し寿司に。
他の冷凍お惣菜も一緒に軽く蒸してしまえば、ほぼ蒸し器ひとつでこの程度なら出来てしまいます。
焼き魚は、お魚焼き網の上にお魚焼きホイルをひろげて、ね。

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手術翌日の受診だけは午前中に、とのことなので、痛々しい眼帯をしているのは実質数時間。
夜の7時半ごろに帰宅し、翌日の受診は9時から始まります。
寝て朝食を食べたら眼科に向かい、すぐ眼帯をとってもらえますのでそれ程苦痛でもありません。
眼帯をとった後は多少違和感があるものの、数十年前のエステ等でまつ毛の周りにクレンジングやらマッサージクリームやらがまとわりついておりましたあの程度の違和感。
多焦点レンズのデメリットと言われる “ハロー”・ “グレア” と言われる現象は・・・はい、あります。
今は左目だけの多焦点レンズですので、両目だとさほど気になりません。
ですが左目だけで照明器具・日中の暗い部屋の窓を通して明るい室外を見た時など、横に光の筋がくっきりと見えます。
まぁこれも慣れるのか否かは定かではありませんが、まだまだ前日の今日ですもの。
私と、今回入れていただいた人口眼内レンズはなかなかの好相性だと思いますよ。
外的な違和感は多少あるものの、内面的な違和感はほとんどなし。
多少目の端が引きつるような、瞼がピクピクっと痙攣するチック症のうんとうんと軽い違和感。
見た目の違和感はもちろん皆無。
よく聞く充血も、私の目にはほとんど現れることはありませんでした。
黒目のちょっと右上辺りの充血は、もしかしたらメスで切れ目を入れた跡なのかもしれませんね。

点眼は、2種類を1日4回、1種類は1日2回。
それぞれ5分以上の間をとって点眼しますので、タイマーがあるとちょっと楽しめます。
お風呂は術後の翌日から。
本日の夜から入る予定でおりますが、くもり止めを施した保護サングラスをかけて首から下だけの入浴に致します。
顔は洗えませんので、蒸しタオルで拭くだけに。
左目の周囲は、眼科でお世話下さった目の周り専用の消毒用コットンを使います。
目の際まで使える上に、なかなかの使い心地。
こうして白内障手術翌日を迎えております、今はなかなか好調であります。
点眼もその都度ゲームみたいで、あぁ今回はばっちり上手くいったとか、今日はヘマしたとか。
朝の診察に眼科まで送り届けてくれた主人も、心配して早々に帰宅してくれました。
これからゆっくり夕食の支度にかかります。
豆乳とにがりで手作り豆腐、そしてキャベツのスープをふたりで拵える予定です。
まだ今の段階では、手術をして良かったとは大っぴらに申し上げることは出来ません。
だってまだ翌日ですものね。
しばらくは簡単なお料理でのらりくらりと療養して参る所存です。
いつか主人と、白内障のこれら備忘録も笑って読み返すことでありましょう。



術後の経過は順調のようですね。
しかし、翌日だというのに、なんとまあ
しっかりとしたおいしそうな朝ごはんでしょう。
うらやましすぎます!旦那様。
このときとばかり、のんびりとした楽しみを
みつけるのもちょっとワクワクとしますね。
どうか、働きすぎないでくださいね。
ドキドキの手術。
先ずは片目を終了し、只今人工レンズのお手並み拝見といったところです。
色々と楽しみ方があるものですね。
こんな時、やはり嬉しいのは励ましのお言葉。
VIVIさん、ありがとうございます。
しばらくはサングラスを通してのお料理ですが、これもまた経験ですね。
老後の準備運動だと思って楽しみます。
ビールの美味しい季節、
うんとお楽しみくださいね。
私もすぐに追いつきますから(^^♪