いつも気遣いが空回りする主人ではありますが、今朝はそれが妙に愛おしかったりして。
普段なら洗濯カゴに突っ込んであるパジャマ、そっと棚に置いてあったのは彼の小さな気遣いね。
くすっと笑ってしまったのと同時に、変な度胸を彼から授かった気が致します。
さて。
今更ジタバタしたとてどうにかなる訳でもございませんので、快適な術後を過ごす為の準備を少々。
先ずは1週間以上冷蔵庫に鎮座致しておりますパセリ、これをお片付けしてエスカルゴバターに。
フードプロセッサーフル稼働で、あっという間にそれは完了致しました。
ならばフードプロセッサーの洗浄も兼ね、軽いお昼ご飯の作成と参りましょうか。
蕎麦粉やオートミールを練り込んだヘルシースコーンに、カマンベールチーズやイチゴ、干しイチヂク等をもりっとサンドしてみましたよ。
加える牛乳の量を誤って、実はスコーンにあるまじき生地を力技でねじ伏せたことは主人には内緒。
甘酸っぱいイチゴに濃厚な干しイチヂク、その食感もアクセントになって出来は上々。
何より冷蔵庫を占領しておりましたパセリの大きな容器がすっきりして、気分上々が嬉しいところ。
明日からは主人の好意に甘え、のんびり療養すると致しましょう。
エスカルゴバターはシンプルに。
- 山ほどのパセリは、葉っぱも茎もすべてフードプロセッサーで刻みます。
ここにニンニクも加えて更に刻み、室温に戻したバターを加えます。
バターが馴染むまで回転させれば出来上がり。
ゴールデンウイークに行った紀伊長島、そこで調達致しました大内山牧場のバター。
主人が愛する大内山牛乳と同製品のバターを使った、ちょっと贅沢なエスカルゴバターが出来ましたよ。
小分けにして冷蔵保存しておけば、今後何かと活躍してくれることでありましょう。
さて。
エスカルゴバターを作った後のフードプロセッサーは、バターでベタベタです。
細かく刻んだパセリもなかなかの曲者で、洗浄には難儀すること請け合い。
適当にスパチュラでエスカルゴバターをかき出した後は、洗わずそのままスコーンを作りましょう。
蕎麦粉を混ぜ込んだスコーンはさっくり軽い焼き上がりですが、バターのおかげで風味は抜群。
- 全粒粉タイプの薄力粉 50g
蕎麦粉 40g
韃靼蕎麦粉 10g
てんさい糖 大さじ1
ベーキングパウダー 小さじ1/2
お塩 ひとつまみ
以上を大きめのビニール袋に合わせ入れ、口をしっかり持ってふり混ぜましょう。
これをフードプロセッサー移し、冷えたバター 30gを小さく切って散らします。
全体が細かなそぼろ状になるまで、フードプロセッサーを高速で小刻みに回転させましょう。 - そぼろ状になった生地を大きめのボールに移し、ざっくりと刻んだクルミを散らします。
生地の中央に窪みを作り、牛乳 1/2カップを様子を見ながら少しずつ加えては菜箸等でさっくりと混ぜ込み・・・ますが、加えた牛乳が明らかに多過ぎました。
スコーンにあるまじき生地を修正すべく、オートミールを加えるも為す術はなし。
ままよと打ち粉の上に生地を移し、半分にカットして重ねるを数回繰り返してどうにか成形。
あまりに頼りない生地なので、しばらく冷蔵庫で冷やしてから表面に牛乳をぬります。 - 220℃に予熱したオーブンに移し、210℃で焼くこと15〜18分。
スコーンとしては大失敗。
ですが気を取り直して網の上で冷まし、半分にカットして表面に蜂蜜をひろげます。
カマンベールチーズ、イチゴ、干しイチヂクをお行儀良く並べ、上にも蜂蜜を細く垂らします。
黒胡椒を挽いてスコーンでサンドすれば、失敗作とは思えぬスコーンサンドの出来上がり。
この組み合わせ、色合いにもパンチが効いていてなかなかのお気に入りです。
本当なら人参サラダくらいは添えたかったのですが、エスカルゴバターに思いのほか手間取って・・・
パセリを洗って水を切るのって、案外時間を要するものなのです。
主人、今日からしばらく色々お付き合い願います。
主人の協力なしでは快適な術後生活は実現致しませんもの。
今朝は主人の大好きな蕎麦がき+たっぷりの大根おろしの組み合わせ。
歩いて3分程の場所にある美容院、先程ちょろっと覗いてシャンプーをして頂きました。
うん、これなら術後も快適、シャンプーの悩みは難なくクリア。
間もなく主人も帰宅することでありましょう。
本日の手術、そして来週に控えておりますもう片方の手術。
術後経過の診察も含め、主人が常に付き添ってくれることは本当に心強いものです。
1ヶ月強の自粛生活の後は、たがが外れたようなお出かけ三昧が待っております。
主人、来年の飛行機チケットまで手配済みだそうな。
しん様の手術が無事おわっていますように。
術後、痛みませんように。
しん様のアドレスが手違いでわからなくなってしまっていて、気になりながらも、ご連絡できないままになってしまい、ごめんなさい。
お大事になさってください。
お元気ですか?お元気でしたか?
そうでしたか、アドレスが迷子になってしまっておりましたか。
またメールします。
良かった!何かあったかと主人共々案じておりました。
左目、元気です。
そしてもちろん私も元気です。
もう少し回復したら、またご連絡しますね。
お話ししましょう^^