1日遅れではありますが主人から豪華なホワイトディのプレゼントを頂戴致しました。
名古屋の芸術劇場で行われました、アンナ・ネトレプコのコンサート。
なんて声質、なんて表現力。
彼女に内蔵はあるのかしら、実は空洞でスピーカーになっているんじゃなくて?
しかも共演がすごいメンバー、指揮はヤデル・ビニャミーニ、テノールのユシフ・エイヴァゾフ、そして東京フィル、コンサートというよりまるでオペラ。
呼吸をするのを忘れるほど彼女の歌声に聞き惚れるわ、普段はどちらかと言うとおすましキャラの主人が隣で大興奮の拍手喝采だわで、大満足の舞台、大満足のホワイトディでありました。
名古屋飛ばしなんて言葉があるほど・・・いやいや、でもね、本当に良い舞台でしたよ。
入口付近で見知らぬ夫人とその感動を分かち合いました。
ご一緒していらしたモデルのような美しいお嬢さま、興奮冷めやらぬ我々を1枚撮って下さいました。
9時もゆうに回ってから夕食、しかも終電の時間を考えるとお店はかなり限定されて参ります。
結果、ワインの席で主人がしばしばご同席致します、私も数度ご一緒致しましたことのある方のお店を主人が予約してくれました。
1階がワインバー、2階でフランス料理が食べられるLe Temps Perdu (ル・タン・ペルデュ) さん。
終電に間に合うよう、でも急かすこともなく良いタイミングで食事はスタート。
いたずらっ子のようなお料理につい笑ってしまいますが、お味はきっちり決めるところが男らしい。
可愛い時計のようなアミューズ。
擬制オリーブとでも申しましょうか、ゼリーで拵えたオリーブの中にはパプリカのムース。
さながらスタッフ・ド・オリーブといった余興から始まり、次々いたずらっ子料理は続きます。
端っこの緑の粉はバイマックルーですって。
答えはソースの中でした。
牡蠣・マナガツオ・アオサの組み合わせ。
バイ ザ グラスでしっかりワインも楽しませて頂きました。
ワインバーのオーナーでもある彼ですから、選ぶワインもいたずらっ子。
人をびっくりさせるのが好きないたずらっ子です。
最終電車で岐阜に到着。
誰もいないエレベーター、誤ってスマホのシャッターを押しちゃったのかしら。
見慣れぬ写真が1枚、エレベーターの鏡に映った酔っ払いふたり。
昨日あれだけ食べたのですもの、本日の朝食はぐっと量を抑えて。
お弁当も、先日収穫して参りましたビーツでポタージュだけにしましょうね。
ずっと楽しみにしておりましたアンナ・ネトレプコのコンサート。
この後、私の予定は真っ白です。
出不精全開です。