1ヶ月ほど前に1キロ取り寄せた蕎麦粉は只今ほぼ使い切った状態。
それを聞いた主人、大慌てで蕎麦粉を2キロ買い増しただけでは満足せず、ついに韃靼 (だったん) 蕎麦粉にまで手を出す始末。
我が家の役割分担は明確で、もちろんお料理担当は私、主人はもっぱら食材調達係。
苦くて扱い辛いと聞く韃靼 (だったん) 蕎麦粉、さてどうしたものでしょう。

昨日届きましたこの韃靼蕎麦粉、早速開封して早速クレープ生地に混ぜ込んでみましたよ。
蕎麦粉生地に先ずは少量の韃靼蕎麦粉を加えたこのクレープ生地、何の不満がございましょう。

が、半熟卵をお弁当として持ち運ぶ、しかもクレープ生地となりますと相当無謀でありましょう。
なので今回は半熟卵を諦めガレットを諦め、鯖の燻製・アボカド・ブラックオリーブ・胡桃等々をフィリングにしてみました。
蕎麦粉と韃靼蕎麦粉を使った日向のにおいのするクレープ生地にこのフィリング、相性は抜群です。
韃靼蕎麦粉、噂ほどの高難度ではありませんでした。
この時拵えたクレープ生地の一部を少し置き換えるだけで (☆彡)、基本的には同じ手順ですよ。
- 蕎麦粉 90g
韃靼蕎麦粉 10g
お塩 ひとつまみ
以上を大きめのボールに合わせ入れ、泡だて器で丁寧に混ぜ合わせます。
ちょっと黄色がかった粉が韃靼蕎麦粉ですよ。
ここに卵 1個を割り入れ、牛乳 200tのうち1/3量程度を注いで丁寧にすり混ぜます。 - しっかりと混ざったところで、残った牛乳を少しずつ加えては泡だて器で混ぜ合わせます。
最後に溶かしバター (発酵タイプの無塩バターを使います) 15gを同じく少量ずつ加えては泡だて器で混ぜ合わせましょう。
ラップをして室温に30分程寝かせ、クレープ生地の出来上がり。


- フライパンを熱し、極々少量の油をしっかりとぬり込んで更にフライパンを熱します。
生地が沈殿するので、焼く直前に生地はその都度底から混ぜることをお忘れなく。
右手にフライパンを持ち、左手に生地の入ったボールを持って構えましょう。
フライパンの中央めざして一気に生地を適量流し入れ、素早くフライパンを回して生地を均一に行き渡らせましょう。お玉を使うより断然綺麗にひろがります。
生地の縁がちりりとめくれ上がってきたら裏返し、両面綺麗な焼き色に仕上げましょう。
焼き上がった分から重ねていき、乾燥しないようにふんわりラップをして粗熱をとります。


- クレープ生地を冷ましている間にフィリングの準備を致しましょう。
胡桃はざっくりと砕き、乾煎りしておきます。
アボカドはくし形に切り、少量のレモン汁・極々少量のフルールドセルをまぶしておきます。
本日のアボカドは少々ハズレでしたね。
ペコリーノロマーノはフォークで細かく砕いておきます。


- クレープが冷めたら、片面にディジョンマスタードをぬります。
この上に鯖の燻製 (市販品) を並べましょう。
アボカドを並べ鯖の間に挟むように並べ、塩茹でしたブロッコリー・胡桃・半分にカットしたブラックオリーブを散らします。
ペコリーノロマーノを上から散らし、黒胡椒をたっぷりと挽ましょう。
極々少量のフルールドセルを散らし、生地で巻けば出来上がり。


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野菜をたっぷり巻いた蕎麦粉のクレープ・・・
いえいえ、今回は更にパワーアップした韃靼蕎麦粉入りクレープでしたわね。
主人の分は、ワックスペーパーで包んでクリップで綴じましょう。

大袋にいっぱい入った昆布の耳、そのお買い得な価格に釣られてふた袋も買ってもらいました。
でも意外と使い勝手は私の好みではなく、やや持て余し気味です。
クレープに野菜は盛りだくさんですものね、これに添えるスープは昆布その他乾物で参りましょう。
昆布の耳・干しシイタケ・その他在庫きのこのポタージュです。
- 干しシイタケ・昆布はお水に浸して戻しておきます。
- 圧力鍋に胡麻油を熱し、薄切り玉ねぎをじっくり炒めて甘みを引き出しましょう。
ここにマッシュルーム・えのきを加えて炒め、油がなじんだところで1を浸け水ごと加えます。 - 5分加圧し、圧が自然に抜けるのを待って蓋を開けます。
牛乳・酒粕・白味噌を加えてバーミックスで滑らかに攪拌します。
弱火で温める程度にゆっくり加熱し、極少量のオイスターソースと白だし醤油で仕上げます。
器に盛り、黒ゴマをたっぷりひねって出来上がり。


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近頃の我が家、朝食に蕎麦がきが登場する頻度が急上昇致しております。
その後を追うのが蕎麦がきぜんざいの登場頻度、すぐにでも追いつきそうな勢いです。
圧力鍋で小豆の味が活きる甘み抑えたぜんざいを煮て、お鍋でかいた素朴な蕎麦がきを添える・・・
朝の至福と言っても大げさではありません。
手前味噌を充分自負して申しますが、我が家の蕎麦がきぜんざいは本当に美味しいのですもの。

そして少量残っておりました “キヌア” も一緒に混ぜ込んでみました。
韃靼蕎麦粉とキヌアの入った蕎麦がきぜんざい、元気丸かじりといったところかしら。
- キヌアは多めに茹でて冷凍しておきましょう。
お水をはったボールでそっとキヌアを洗い、茶こしのような目の細かいもので水切りを。
キヌアは細かいので、お水と一緒に流してしまわないようにだけご注意を。
キヌアの倍の量のお水 (今回、乾いた状態でキヌアが50gでしたのでお水は100g) と一緒に土鍋に合わせ入れ、蓋をしないで強火で煮立てましょう。
煮立ったらさっとひと混ぜし、蓋をしてうんと弱火で10分間。
火を止めて5分蒸らして蓋を開け、さっくりほぐしてお料理に。
冷凍する場合は1回分ずつ小分けにし、完全に冷めたら冷凍庫へ。


- 土鍋にぱらぱらとくっつくキヌアを綺麗にする為にも、本日の蕎麦がきは土鍋で拵えます。
お水 100t
蕎麦粉 大さじ3
韃靼蕎麦粉 大さじ1
以上をキヌアを少量残した土鍋に合わせ入れ、丁寧に混ぜ合わせてから中火にかけます。
4本の菜箸を使って絶えず混ぜながら、ぽってりとした状態になるまでしばし頑張りましょう。
火からおろし、スパチュラをお水で湿らせながらひとまとめにします。


- 熱々のぜんざい (圧力鍋を使った少量の小豆の煮方、備忘録はこちら ⇒☆彡後半に登場致します ) をお椀に張り、スパチュラで蕎麦がきをすくい入れましょう。
どうぞ熱々を召し上がれ、頬っぺたが落ちますから。
こうして、 “苦蕎麦 (にがそば) ” とも呼ばれる韃靼蕎麦粉、いとも簡単にすんなりと我が家に取り入れられる運びと相成りました。

先日京都に行った際 (☆彡) 、時間つぶしに入った虎屋さんで粟ぜんざいを食べて以来この類のものを作ってみたかったのですもの、おまけにキヌアも片付いて大満足大満足。
主人は明日も蕎麦粉使用の朝食をご所望です。
お米・うどん・蕎麦・プンパニッケル・・・我が家には主食となるべく食材が豊富なこと彼は承知しているのかしら。そして彼は憶えているのかしら、これらは全て自分が調達したものだということを。


