膝の痛みを抱える伯母が板の間にしゃがみ込んで拵えるこれらの保存食、浸かっている梅のひとつも無駄には致しませんよと有効利用してここ数年拵えておりますのが “梅ウスターソース ☆”
今シーズン伯母からの梅シロップはありませんでしたが、お世話になっているネイリストさんがご自身で収穫してお届け下さった大切な梅、これで青梅煮 (☆) を拵え残った分は酢漬けに致しました。
青梅煮は主人にも大好評、今年は酢漬けにした梅を使ってウスターソースを仕込みました。
瓶詰めも終了し、後は寝かせて味がなじむのを待つばかり。
瓶の脱気が出来ない中途半端な量残った梅ウスターソース。
これを使って、鶏レバーのウスターソース煮込みなんてどうかしら。
瓶いっぱいにならず脱気出来ない状態で残った梅ウスターソース、はてさてこれをどう致しましょう。
コロッケを拵えるにしても、目下のところ主人の体重はうなぎ登りに上昇中・・・コロッケは却下。
そんな時抜群のタイミングでNHKで紹介されておりました “鶏レバーのウスターソース煮込み”
やれありがたやとばかり、早速レバーを調達して参りましたよ。
圧力鍋でちょちょいのちょいですが、くれぐれもレバーの下処理は念入りに。
- 今シーズンの “梅ウスターソース” は、前述の通り酢漬けにした青梅で仕込みます。
詳しい作り方は以前の備忘録にて (☆彡)
甘酢漬けらっきょうの漬け汁に青梅を漬け込むと美味しいと聞いたのですが、甘酢を独断で手作りしたのがよろしくなかったのか私には到底なじめぬ仕上がりでございました。
2015年の6月に漬け込んだ青梅を取り出し、梅ウスターソースを仕込みます。
今年は冷凍保存してありますトマトを使い、圧力鍋に活躍してもらいました。
梅が充分お酢を含んでおりますので、ワインビネガーは使用せず赤ワインで煮込みます。
こうして完成致しました梅ウスターソース2016。
今朝はこれを使いまして、主人の大好きな鶏レバーを煮込んで参りましょう。
もちろん圧力鍋を使いますのでちょちょいのちょいですよ。
- 鶏レバーは流水でさっと洗い、冷水に10分浸して水気を拭き取ります。
この後丁寧に下処理をし、血のかたまり等をしっかり取り除いておきましょう。
下処理はこちらの動画を参考に致しました ↓ - 下処理した鶏レバーをたっぷりの熱湯にさっとくぐらせ、冷水にとります。
水気をしっかりと拭き取り、いよいよ煮込んで参りましょう。ここからは本当に簡単。
梅ウスターソースと同量の赤ワイン・粗みじんにした玉ねぎ・包丁の腹でつぶしたニンニク・赤唐辛子・ローリエ・八角を圧力鍋に合わせ入れ、圧力鍋で煮込んでも支障がない程度のとろみ具合になるようお水を足して煮立てます。
ここに丁寧に下処理したレバーを加え、5分加圧して圧が自然に抜けるのを待ちましょう。 - オイスターソース・蜂蜜・お醤油を加えます。
ここからは加圧しないで、煮汁にとろみがつくまで今しばらく煮詰めれば出来上がり。
本日はネイルの予約をしてありますので、出勤する主人を見送ったらすぐに私もお出かけします。
こんな時いつも主人がくれる “朝食とお昼は同じメニューで構わないよ” なる嬉しい一言。
サラダ感覚のペンネは、こってりとしたレバーに添えても違和感なし。
- マリネ液を拵えておきます。
白ワイン 150t
赤ワインビネガー 100t
てんさい糖 大さじ2
お塩 小さじ1.5
ローリエ・カレーリーフ・キャラウェイシード それぞれ適量
以上を合わせておきましょう。 - 紫キャベツは軸を切り落とさないよう大きめのくし形にカットします。
圧力鍋に少量のお水を張って蒸しすを置いて煮立て、この上に紫キャベツを詰め込んだ蒸しカゴを乗せましょう。錘が揺れ始めたらひと呼吸おいて火を止めます。
圧が自然に抜けるのを待って蓋を開け、熱い状態で1に漬け込みましょう。
冷めたら冷蔵庫に移し、いちど上下を返して1日おけば出来上がり。
上下を返しやすいよう、ビニール袋にマリネ液を合わせて漬け込むと楽々です。
- 色鮮やかに漬かった紫キャベツをざっくりと刻みます。
茹でたペンネにカッテージチーズ・パンプキンシードと共に和え、フルールドセル・粗く砕いたミックスペッパーで味付けをして出来上がり。
本日私はお昼を食べている時間がなさそうです。
お弁当は主人だけ。
量はうんと控えめですが、君の体重の事は誰より案じておりますからね。
朝食も昼食もほぼ同じ内容の主人ではありますが、理解ある彼は文句のひとつも言いません。
本当に優しい人です。
ご協力に感謝しつつ行って参ります。