2016年02月04日

鶏そぼろのリメイク 〜 ちょちょいのちょいのサンドウィッチ編

昨日のお弁当に致しました、我が家風の恵方巻き ( ⇒ ☆ )
ご飯の量も程々で、丸っと1本無理をせずとも食べられる量な上に具沢山、もちろん主人にも好評。
出来るだけ食材調達をせずに7種の具を揃えるのは案外大変、でもそれもまた楽しいものです。

本日はもうちょっと昨日の恵方巻きを引きずって。
恵方巻きに使った7種の具から、少量残った “鶏そぼろ” を使ってリメイク料理と参りましょう。

お弁当の主食は鶏そぼろのリメイク、ホットサンドなどはいかがでしょう。

アボカド・2種類のチーズ・卵を薄めにカットしたパンで挟んだホットサンド。
具沢山ではありますが、1枚の食パンをふたりで半分こならば主人の体重にもダメージはないはず。

具沢山でも食べやすいって点でもホットサンドは魅力的。
やわっとしたやわらかい色合いも美味しそうでしょ?

年季の入った我が家のホットサンドメーカーは、30年以上も前に頂いたもの。
シンプルな造りなだけに、コードをちょん切ったりしない限り壊れようもない頼もしい相棒であります。
無理無理パンを押し込んで圧縮するのですが、スネることもなく美しい焼き色を誇っております。





鶏そぼろのリメイク、鶏そぼろ・アボカド・チーズ・卵のホットサンド。
とっても簡単ですよ。
やや厚めの食パンの厚さを半分にカットして拵えております。
  1. 卵・牛乳・塩胡椒・極々少量のマヨネーズを合わせてよく混ぜ合わせます。
    食パン1枚ならば、卵は1個で充分です。
    チーズが後ほど加わりますので、お塩は控えめに。
  2. 鶏そぼろ・さいの目に切ったチーズを溶き卵に加えてざっと混ぜ、ふんわりとしたスクランブルドエッグ状に焼き上げましょう。今回ここで使用したチーズはレッド・チェダーです。

  3. アボカドはくし形にカットし、少量のレモン汁をまぶしておきましょう。

  4. 厚さを半分にした食パンに、予め室温に戻しておいたバターを薄く満遍なくぬります。
    我が家では発酵タイプの無塩バターを常に愛用致しております。

    片方にはディジョンマスタードもぬり、2のスクランブルドエッグをひろげます。
    食パンの端ぎりぎりまでひろげず、周囲に充分の空きを残しておきましょう。

    すりおろしたペコリーノロマーノ・アボカドを順に重ね、パンでサンドします。

  5. パレットナイフ等を使い、パンからはみ出した具を内側に押し込みます。
    大きめにカットしたオーブンシートでぴっちりとキャラメル包みにし、ホットサンドメーカーに押し込んで圧をかけましょう。

    綺麗な焼き色がついたら、すぐにオーブンシートをはがして網の上で冷まします。
    オーブンシートに包んだまま放置すると、蒸気でパンがベシャっとなってしまいますからね。

    断面が綺麗に見えるよう、お好みの大きさにカットして出来上がり。











主人の分をワックスペーパーで包み、鶏そぼろのリメイク完了です。

ホットサンドに添えるお菜は何にしようかしらと冷蔵庫を覗きましたらば・・・あらイヤだわ、貧乏性。
月曜日に拵えたイワシのお酢煮 (☆) 、昨日でおしまいでしたのに煮汁だけが残してあります。
ならば話は早い、我が家の定番でもあります “イワシのお酢煮” の煮汁を使った炒りおからに決定。

イワシの栄養漂う煮汁、その上美味しいのですもの。
貧乏性だと笑わば笑って下さいましな。





  1. おからは小分けにして常に冷凍保存してあります。
    自然解凍し、フライパンで炒って別皿に取り出しておきましょう。
  2. フライパンを洗わず次の工程へ。

    ごま油を熱して人参を炒め、油がなじんだところでイワシの煮汁・乾煎りしたおからを加えて水気を飛ばすように炒りつけましょう。
  3. お好みの具を足します。
    本日は、前日の残りの蓮根の納豆和え・適当に刻んだ菊芋・マイタケ等々。

    火を止めてたっぷりの刻みネギも加えます。
    ここでみじん切りにした玉ねぎを加えることも多々ありますが、本日はネギだけに止めておきましょう。最後に胡麻をたっぷりひねって出来上がり。






隙間埋めには、紫キャベツの甘酢漬け。
こちらも悲しいほどの貧乏性料理でございます。
  • 圧力鍋専用の蒸しすと蒸しカゴを使い、紫キャベツをしんなりするまで 3分程加圧します。 訂正致します。圧がかかったらひと呼吸して火を止め、圧が自然に抜けるのを待ちます。
    芯の部分をすりこ木等でたたいてつぶし、くるくると巻いて幅2cm程に切り揃えましょう。

    これを甘酢に漬け込み、冷蔵庫でなじませれば出来上がり。

    この甘酢、その昔は紅芯大根を漬けてあったもの (☆)
    その後、鬼おろしを使ったビーツのサラダを作ったのですが (☆) 、おろし切れなかった端っこのビーツにお塩をして漬け込みました。そして今に至るといったところ。











貧乏性を自慢しても悲しいだけですので、朝食へと参ります。

本日、朝の主食jは近頃凝っております “蕎麦がき” 。
本日は蕎麦茶入りですよ。

成形にも随分慣れました。

最初のうちこそ手もお鍋もべたべたにして悪戦苦闘致しておりましたが、今となっては笑い話。
ご飯を炊くより簡単。
もっと言ってしまえば、トーストを焼くより簡単とまでは申しませんがそれより楽しい。





  • 先ずは蕎麦茶を乾煎りし、大さじ4杯分の蕎麦粉と合わせておきます。
    ここに沸騰したてのお湯 90ccを注ぎ、4本の箸を使って素早く混ぜ合わせましょう。

    お水で湿らせたスパチュラを使って生地をひとまとめにし、2等分します。
    手のひらをお水で湿らせながらざっくり木の葉型に整え、湿らせたまな板の上へ。
    スパチュラで形を整えて葉脈を作り、煮立ったお湯の中へ移します。

    静かに茹で、木の葉がふわりと浮いてきたら茹で上がりのサイン。
    そっとすくって器に移し、ゆで汁を注いで刻みネギを添えます。

    本日は塩昆布・鴨・椎茸昆布の佃煮・昨日の味噌炒り大豆 (☆) を添えて。






性懲りもなくもうひとつ貧乏性料理を。
以前いただいた “鮭の西京漬け” 、たいへん美味しゅうございました。
ので、その味噌床を再利用してめかじきを漬けてみました。

そのめかじきが見切り価格となっておりましたのも、貧乏性故の背景でございましょう。
それが飛び切り美味しいと参りますので、貧乏性って楽しい。





  • 何てことございません。

    めかじきの切り身に少量のお塩をふります。
    しばらくおいて水気をしっかりとふき取った後、さらし布の上から味噌床を満遍なくぬってラップで包み4〜5日漬け込みましょう。

    焼く時は先ずはフライパンに極少量のお水を張って煮立て、ここにお魚ホイルに並べためかじきを移します。お水が入らないよう4辺をしっかり折り上げて下さいね。
    ぴったりと蓋をして3〜5分程蒸し、それからオーブントースターで焼き色を付けます。






見切り品のめかじきがこんなに美味しく食べられるなんて。
難しいと思っていた蕎麦がきが実はこんなに簡単だったなんて。

お料理の楽しさを再確認しつつ、私は一体全体どこに着地したいのかと自問自答しつつ。





明日は金曜日。
冷蔵庫の在庫食材をいつも以上にお片付けする日でございます。

posted by しんさん at 17:46 | Comment(0) | リメイク料理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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