大きなチーズ、燻製、テリーヌの類、ワイン等々・・・ワインに関しては地下室に貯蔵できるので良しとして、食材に至っては冷凍庫がいくつあっても足りやしない。
少しでも冷凍庫の中の食材を片付けようと、今朝は冷凍卵白に狙いを定めてみましたよ。
力技でまとめてみました、冷凍卵白と紅芯大根のパンケーキなんてどうかしら。 強行料理も、ここまでくると我ながら笑ってしまいます。
ほんのり塩気を効かせたフワフワの生地、すりおろした紅芯大根がたっぷり混ぜ込んであります。
サワークリームと干し柿を挟んで、オムレツケーキ風に仕上げてみました。 オーブンシートが上手くはがれず、生地の表面にやや難ありであります。
でも味に関しては、意外と違和感のない仕上がりです。
主人から先ほどメッセージが届きました。
『分かったぞ、このピンクは紅芯大根のおろし汁だな!』
惜しいっ!おろし汁だけではありませんので、不正解とさせていただきます。
この力業パンケーキを備忘録してどうするのかしら・・・
でも真面目な私は備忘録。
以下の分量で紅芯大根と卵白のフワフワパンケーキ 4枚分です。
- 紅芯大根は1/2個、皮とヘタ部分を除いた状態で230gでした。
これをフードプロセッサーですりおろしておきましょう。 - 卵黄だけを使う機会って案外多いもの。
我が家では残った卵白を、ひとつ分ずつラップでてるてる坊主状態にして冷凍保存。
本日はこの冷凍卵白を3つ使いました。
半解凍の状態でラップを除き (この状態で104g) 、泡だて器でふんわりするまで泡立てたら、お塩をほんのひとつまみ加えてしっかりと泡立てましょう。
最後にレモン汁 小さじ1/2を加えて更に泡立て、艶やかでしっかりとしたメレンゲにします。
出番まで冷蔵庫で冷やしておきましょう。 - 粉類を合わせて参りましょう。
薄力粉 70g
ベーキングパウダー 小さじ1/2
お塩 ひとつまみ
以上をボールに合わせ、乾いた泡だて器でよく混ぜ合わせます。
(面倒でなければここはふるいにかける工程です。)
ここに1のすりおろし紅芯大根を汁ごと加え、スパチュラで切るように混ぜ込みましょう。 - これを冷蔵庫で冷やしておいたメレンゲと合わせて参ります。
先ずはメレンゲの1/3量を3に加え、泡だて器で素早く混ぜ合わせます。
ここではメレンゲがつぶれてしまっても気にしません。
これをメレンゲのボールに戻し入れ、今度はメレンゲがつぶれないようスパチュラでさっくりと切るように混ぜ込みましょう。 - 温めたフライパンにオーブンシートを敷き、生地をふんわり丸く整えます。油はひきません。
フライパンにぴったりと蓋をし、極々弱火で5分程。
表面にふつふつと小さな穴が開いてきたら焼き上がったサイン。
フライパンから取り出し、熱いうちにサワークリームと干し柿を乗せて半分に折りましょう。 両端を合わせるように形を整え、オーブンシートの部分をクリップで留め、そのままの状態で網に並べて冷まします。 形が落ち着いたところでオーブンシートをはがして出来上がり。
オーブンシートが思いの外すんなりとはがれてくれず、この点は要改善。
大根特有のあの辛味が少なくて甘い紅芯大根、フィリングを変えてまた挑んでみようかしら。
紅芯大根のパンケーキを主食にした本日のお弁当。
野菜をたっぷり使ったサラダを添えましょう。 今年は菊芋が大豊作。
まぁ生命力の強い菊芋のことですから、大豊作でない年の方が異例ではありますけどね。
生命力は強いくせに、いちど掘り出して保存するとなると途端に軟弱になる菊芋。
先週掘って新聞紙に包んでおいた菊芋が、驚く程に劣化しておりました。
捨てるほど収穫に至っておりますくせに、これを捨てられないのが貧乏性。
ややしなびた菊芋、他の食材と合わせて誤魔化しサラダに仕上げましょう。
- 菊芋はお野菜ブラシで綺麗に洗って水気をしっかりと拭き取ります。
これを丈夫なビニール袋に入れ、すりこ木等で食べやすい大きさにたたきましょう。
鬼おろしを使うのが億劫な時、この方法なかなか便利です。 - 菊芋
みじん切り玉ねぎ
アボカド
皮ごとミカンジャム (自家製です、この日の備忘録にて ⇒ ☆)
鴨の燻製 (市販品)
これらを大きめのボールに合わせ入れ、レモングラスのオイル漬け・白ワインビネガー・レモン汁・フルール ド セルを加えて優しく和えましょう。
(レモングラスのオイル漬けは自家製です。この日の備忘録、最後の方に登場致します) 最後に砕いたカラーペッパーを散らして和えれば出来上がり。
お弁当のパンケーキに添えた菊芋のサラダ、余った分はしめ鯖とルッコラーを添えて朝食に。
- オリーブオイルをたっぷりと回しかけて食べるのが、主人も私も大好物。
今朝も主食は炊き粥です。
今年は里芋もまずまず器量の良いものが収穫出来ております。
お粥に入れて炊くと、とろりとした食感がとても食べ心地よく仕上がります。
一時塩気がイマイチだった糠床も復活し、美味しい人参と菊芋のぬか漬けが毎日食卓に。
ありがたいこと。
おっとおっと。
まだまだ事故の恐怖心が抜けませんので、歯医者さんに行くにもバスを使うに至っております。
早めに出て、お買い物をして時間調整致しましょう。
車で買い物に行かないと、帰りのことを考えるから重い物を買いません。
結局じっくり考え、無駄遣いをしないって点はとても効率的。
さ、のんびりバスで出かけましょう。