簡単に栽培出来るとの噂を聞き、タイミング良く手に入れた種芋を畑に植えたところ今に至る。
毎年毎年その使い道に頭を悩ませる程の収穫量を現在誇っております。
今年も豊作。
既に味噌漬けに至っては、小ぶりなタッパー数個に分けて仕込みました。
味噌漬け作業がひと段落した後は、そうそうお気に入りの菊芋スナック。
菊芋チップス 2015、今年もサクサクっと出来上がりました。
同じ岐阜県とは言え、私の在住する岐阜地域とはまるで異なる風土を保つ東濃地域。
そこに位置する “恵那市” は、風光明媚な恵那峡で知られる岐阜市からは少々遠出域の観光地。
ドライブがてら出かけた恵那観光にて、偶然見かけた菊芋漬けと寒天で知られる“およねさんの店”。
そこで初めて食べた “菊芋の味噌漬け” が当時の若い私には衝撃的で、美味しかったのか不味かったのかは記憶になく、兎に角その食感と過去味わったことのない土っぽさがずっと記憶の片隅に。
そんな菊芋との出会いを経て、今こうして菊芋を自ら栽培し菊芋と戯れているだなんてね。
さて。
菊芋チップス 2015、昨年の菊芋チップスの何処を改善したのかと申しますと・・・
先シーズンは、スライスした菊芋を平ザルにひろげて天日に干しておりました ⇒ その時の日記 ☆
ですが、これって薄い菊芋同士がぬれ落ち葉の如くくっついてしまったりで意外と大変。
衛生面から、干している菊芋をあまり素手で触れたくないというのもありますしね。
- ですので、菊芋チップス 2015は 蒸し干し大根方式 (☆) で行うことと致しました。
お野菜ブラシを使って綺麗に洗った菊芋。
綺麗に水気をふき取って皮つきのままスライスし、程よく間をあけて竹串にさします。
これをPPひも (新聞紙等をしばるあの紐です) を使って平行に並べましょう。
PPひもを軽く裂いてくるっと串を固定し、クリップで留めれば落下防止は万全です。
何より、平ザルより場所を取らないってところが嬉しい限り。
朝お外に出して夕方家の中に取り込む、これを晴天の日を選んで2〜3日繰り返します。
平ザルで干すより乾きも早くて気分も上々。
乾いた菊芋を串から抜く時、ちょっとコツを掴めばバラバラに崩れてしまうこともありません。
菊芋をそっと一回転させ、串のとがっていないお尻の方から抜きます。
後はこれをフライパンで乾煎りし、完全に冷まして密封容器で保存しましょう。
作業がぐっと楽になった菊芋チップス 2015。
これを煎じて菊芋茶っていうのも今年は試してみると致しましょう。
そうね、もともとはこの菊芋スナックだって菊芋茶を作る目論見だったのですものね。
今こうしてキーボードを打つ私の手もかじかんでおります。
北に面した主人のお部屋、寒さ対策を色々施しても寒い寒い。
ですが今夜は楽しいワイン会。
ワイン会というよりは、来年の旅行話を肴にワインを飲むってだけのお話ですけどね。
ワインのお供に、これから有り合わせではありますが小さなおつまみパイを拵えましょう。
今夏大豊作だったミニトマト、干して冷凍したものがあった筈。
美味しいおつまみが出来るわ、きっと。