2015年11月25日

保存食で楽チンクレープ 〜 自家製オイルサーディン 〜 ブロッコリー軸のピクルス

昨日、年配女性ドライバーに車をこっつんとヤられてしまいまして・・・
大事でなかったのは何よりとは思いつつ、少々 (いや相当) 凹んだ水曜日を向かえております。

昨晩は一端早々に寝付いたものの深夜に目覚め、どうせならばとことんこの後味の悪さを楽しもうと 『フジコ』 なんてものを見始めるものだから・・・思惑通り最高に陰々滅々とした1日の始まり。
もぉこの手の荒療治は止めておこう、うん。

そんな訳で今朝はうんと遅寝をしたのですが、お弁当と朝食に抜かりは一切ございませんよ。

今朝のお弁当は、大好きな全粒紛のもっちりクレープです。

フィリングは今シーズン大豊作を誇っております自家製ルッコラー、大好きなザワークラウト。
そして先日初挑戦致しました自家製のオイルサーディン、これがまた大満足の仕上がりです。

自家製オイルサーディン・ルッコラー・ザワークラウトをもっちりクレープ生地でくるりひと巻き。
ちょちょいのちょいで出来上がり。
初挑戦のオイルサーディンは上々の出来栄えでございます。





クレープ生地は前日に仕込んでおけば、ひと晩寝かせたもっちりクレープが気軽に楽しめますもの。
粉類をふるったり諸々の工程は不要ですので、夕食を作る合間にちょちょいと済ませてしまいましょ。
  • お気に入りのクレープ生地、材料その他はこの日の日記にて ⇒
    生地が少々かたい時は、深く考えずに牛乳でのばしてしまって問題なしです。
    あくまでも家庭料理ですもの、お気楽ご気楽が身上です。






オイルサーディンのレシピは、先週末の新聞の生活情報欄で紹介されていたもの。

タイ産の唐辛子・道の駅で衝動買いしたシークワーサー等々、在庫食材で適宜間に合わせているものも多々ございますが、案外身近な食材ばかり。
小ぶりなイワシが手に入ったら、また是非拵えたい常備菜のひとつです。
  1. イワシは小ぶりなものを2盛り用意致しました。30匹弱といったところかしら。
    頭とワタを除いて丁寧に洗い、塩水に20分ほど漬けて身を締めておきます。
    塩水は、お水 800ccに対してお塩 大さじ1といったところ。

    その後さっと水で洗ってザルに並べ、しっかりと水気を拭き取りましょう。
    お酢煮 (☆) を拵える時と同様、全体を軽く爪楊枝のようなもので突いておきます。

  2. お水 300cc
    白ワイン 200cc
    オリーブオイル 50cc
    白だし醤油 大さじ1
    お塩 小さじ1/2

    フレッシュタイム・フレッシュローズマリー・ローリエ
    タイ唐辛子
    縦4等分したシークワーサー (粗塩をすり込んで皮をよく洗います)
    ニンニク (皮付きの状態で包丁の腹でつぶします)
    軽くつぶした黒胡椒

    以上を圧力鍋に合わせ入れて煮立て、1のイワシを並べ入れ20分間加圧しましょう。
    圧が自然に抜けるのを待って蓋を開け、粗熱が取れたら煮汁を切って保存容器に移します。

    今回は以上の材料で拵えましたが、その時お家にあるもので代用しても楽しいのでは?
  3. 保存容器に並べたいイワシの上から、全体が充分に浸かる量のオリーブオイルを注ぎます。
    白ワインビネガーも適量注ぎ、イワシを空気から遮断致しましょう。

    ニンニク (皮をむいて厚めにスライスします)
    シークワーサー (先ほどと同じく粗塩で皮を綺麗に洗い、縦4等分)
    タイム・ミント等お好みのハーブ
    縦2等分したタイ唐辛子
    お塩 小さじ1

    これらをイワシの上に散らし、時々容器を優しく揺り動かして味を全体に馴染ませましょう。
    お塩が溶ければそれで出来上がり。

    保存性を重視致しましたので、新聞に紹介されていた分量より味は濃い目にしてあります。
    冷蔵庫で保存すれば1週間は持つようですが、きっとそれを待たず食べ切ってしまうことでありましょう。ルッコラーのぴりっとした辛味と相性は抜群です。






そして今朝はこのオイルサーディンをクレープに。

  • サラダスピナーでしっかりと水を切ったルッコラー。
    漬け汁をしっかり絞ったザワークラウト (市販品) 。
    そしてオイルサーディン。

    以上をクレープ生地の手前に並べ、途中で片方の端を折り込みながらきつめに巻くだけ。
    朝寝しても楽々、そして何となく素敵に見える嬉しい主食と相成りました。











ここまで備忘録としては長い長い日記となりましたが、実際の工程としてはちょちょいのちょい。

クレープ生地は昨晩ワイン片手に仕込んでおき、朝はさっと焼くだけ簡単。
オイルサーディンも冷蔵庫で鎮座致しておりますので、朝は取り出して他の食材と生地で巻くだけ。

そんな本日のお弁当、そうねキクイモとムングダルのスープでも添えましょうか。
主人が以前大量に買い込んだタイ食材の中から、トムヤムペーストを有効利用。





  • キクイモ以外は圧力鍋で3分間加圧するだけ。
    人参・大根・さっと洗った挽き割りムングダル・お水を圧力鍋に合わせ入れて加圧し、圧が自然に抜けるのを待って蓋を開けます。

    大振りに切ったキクイモを散らして軽く火を入れ、トムヤムペースト・ナンプラー・オイスターソース・極少量のココナッツシュガーで味付け完了。
    器に盛り、カシューナッツを散らします。

    しっかりと煮込んでトロトロになったキクイモも美味しいけれど、軽く火を通してシャクシャクとした食感がやはり我が家ではお気に入り。










そして朝食。
もちろんルッコラーの上には自家製オイルサーディンを並べましょう。
そして今朝はもうひとつ自慢の保存食、ブロッコリーの軸を使ったピクルスに助けられました。

今年は暖かくて、ブロッコリーの収穫期が例年になく早め且つ豊作なんだとか。
畑でも立派なブロッコリーが実っております上に、実家の母親が知り合いのお百姓さんから貰ったものを次々とお裾分け、あぁありがたや。





丸々としたブロッコリーの軸、ピクルスにしてもそれ程色褪せないところが魅力的。
しかも食感がとてもよろしい。
イエローマスタードを効かせたピクルス液に漬け込んで、簡単美味しい常備菜。

イエローマスタードをたっぷり使ったプチプチマスタードは、この日の日記をご参照 ⇒
後半部分に登場致します。

  • ブロッコリーの軸部分は、大きなままお塩を加えた熱湯で軽く茹でておきます。
    手で触れられる程度に冷まし、包丁を引っ掛けるようにして皮をむきましょう。

    白だし醤油 大さじ2
    白ワインビネガー 大さじ2
    ハチミツ 大さじ1
    塩 ひとつまみ

    以上をよく混ぜ合わせ、イエローマスタードシード 大さじ2・ブラックマスタードシード 小さじ1・ベイリーフ 1枚と合わせましょう。

    ここに食べやすい大きさにカットしたブロッコリーの軸を加え、時々上下を返しながら味を馴染ませれば出来上がり。マスタードの粒がふっくらする3日目辺りから美味しくなります。

    ビニール袋を使って漬けると上下も返しやすいのでお勧めですよ。






以上、保存食を拵えておいて本当に良かったと痛感いたしました朝でありました。
明日は・・・そうね、とりあえずお座成りの保存にと塩漬けにした大根葉を片付けましょうか。

今夜は寒くなりそうです。

posted by しんさん at 16:03 | Comment(0) | 保存食・調味料・常備菜等 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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