2015年10月16日

ダイエットの足しになるかしら・・・お腹ぽかぽか “なつめ茶”

長年に渡って病気療養中でした叔父が先日亡くなりました。

“兄弟姉妹7人全員が未だ全員現役健在” が何より自慢だった実家の母親。
誰より信頼していた実弟の死に、母の落ち込みようにはかける言葉も浮かびません。

ですが叔父の死を教訓に、私たち夫婦は今の・・・特に週末の飲んだくれ不養生な生活を改めようと、私たちなりの悪あがきすることと致しました。
これが直接な理由という訳でもありませんが、体に良いと言われる “なつめ茶” に今朝は初挑戦。

先日の日記にて少し言及致しました “干しなつめ (☆) ”
これと言って使うあてもございませんでしたので、そのまま冷凍保存しておりました。

ちょうど在庫のあった “梨” と “生姜” と合わせ、圧力鍋で煮出してみましたら・・・
まぁ驚くほどに自然な甘さで美味しいこと。
生姜がぴりっと効いていて、小寒い陽気の今にぴったりな美味しい飲み物と相成りました。

干しなつめ、聞けばダイエット効果も期待できるとか。
ここに来てようやく自分の体重に危機感を感じ始めた様子の主人。
少しでもお役に立てると良いのだけれど。










圧力鍋で煮出すだけの “なつめ・梨・生姜茶” 。
本当にお腹がポカポカになりますよ。

なつめは天日でしっかり干した後、蒸してもう一度天日に干して仕上げます ⇒
その後はひとまとめにして冷凍しておけば、きっと無敵な保存性を誇ることでありましょう。





なつめ茶には、甘くカリカリに仕上げた紫芋を添えてみました。
てんさい糖と胡麻油をまぶし、オーブンでじっくり焼いて仕上げます。

これから寒さが募る候。
こんなお茶とお菓子で過ごす週末に憧れるも、誘惑に負けてグラスに手が伸びることでありましょう。
思うようにはなかなか参りません。










先ずはなつめ茶から。
・・・って程でもありませんけどね。
煮出すだけです。
  1. 干しなつめはさっと洗い、表面に包丁で縦3〜4本の切れ目を入れておきます。
    中心に小さな種がありますから、種に当たるまで包丁を入れても構いません。
  2. 皮・ヘタを除き、薄いいちょう切りにした梨 (1/2個強使いましたがお好みで)
    薄切りにした生姜 (適量、多いと当然ですがピリッとした仕上がりになります)
    1のなつめ (今回は大小取り混ぜて5つ使用)

    以上をと圧力鍋に合わせ入れ、お水を注いで強火にかけます。
    アクを取り除いたら圧力鍋の蓋をし、10分間加圧して自然に圧が抜けるのを待ちましょう。

  3. ザルで漉せば出来上がり。
    無理にぎゅうぎゅうと搾ることは致しませんでしたが、これもお好みで良いかと存じます。
    ハチミツやお砂糖もお好みでしょうが、充分な自然の甘味を楽しむのも良いものですよ。

    冷やしても美味しそうですが、是非温め直して熱々をお試しあれ。











なつめ茶に添えたカリカリのさつま芋、これもとっても簡単です。
もちろん紫芋でなく、普通のさつま芋で拵えても。
  1. 紫芋は中くらいのサイズのものを1本。
    皮付きの状態で1.5cm角程度のさいの目に切り、しばらくお水に浸してザルにあけます。
    しっかりと表面の水気を拭き取り、胡麻油・てんさい糖 (各大さじ1) をまぶしましょう。
  2. 天板にオーブンシート (写真はお魚焼きホイルですが・・・) を重ね、1のさつま芋を重ならないようにひろげます。
    予めオーブンを200℃に予熱しておき、10分間焼きましょう。

  3. ここで一端オーブン庫内から出し、さつま芋の表面に少量のてんさい糖を散らします。
    再度オーブンに移し、温度を140℃に下げて、様子を見ながら30分ほど焼きましょう。
  4. 庫内に20分ほど放置して取り出します。
    カリカリの美味しいさつま芋の出来上がり。











さて。
なつめ茶を作る為に煮出した干しなつめ・梨・生姜。
自らを貧乏性と名乗る以上、これを捨てる手は毛頭ございません。

出がらしでチリソースを拵え、お弁当のジャーサラダに有効利用してみました。

容器の底には、干しなつめ その他の出がらしで拵えたチリソース+さいの目切りにした大根。
激辛と申しましても良いほど、相当な辛さに仕上げてみました。
どうぞどうぞ主人、これでお腹の脂肪を存分に燃焼させて下さいな。





出がらしで拵えるチリソース、着眼点が楽しいでしょ?
唐辛子の量はお好みで加減して下さい。
写真のままの量で拵えると、火を吹くほどの辛さに仕上がります。
  1. 唐辛子 (乾燥ではありません) はヘタを除き、お水と一緒に火にかけます。
    煮立ったら弱火にし、キッチンペーパーで落し蓋をして10分間ことこと茹でましょう。
    これをザルにあけ、しっかりと水を切っておきます。
  2. 唐辛子とニンニクをスパイスボールやすり鉢に合わせ入れ、丁寧につぶします。
    我が家ではこの時期、冷凍保存したニンニクを使っておりますので簡単につぶれます。

  3. なつめ茶の出がらしをボールに移し、フォーク等でなつめをつぶして種を取り除きます。
    種を除いたらバーミックス等でピュレ状にし、2を加えて混ぜ合わせましょう。

    味を見ながら、ナンプラー・ハチミツを加えて仕上げます。






出がらしチリソースを使って仕上げるジャーサラダ。
底には大根+チリソース、大根とチリソースって相性が良いと思いません?
  1. 大根は皮をむいてサイコロ状に切り、少量のお塩を軽くもみ込んでしばらくおきます。
    大根から水が出てきたらザルにあけて水を切り、更に丁寧に水気を拭き取りましょう。
    チリソースで和えて容器の底に。

  2. 次は青大豆。
    青大豆は昨日圧力鍋で茹でたもの (☆)
    ザルにあけてしっかり水切りをしてから、大根の上にひろげましょう。
  3. 青大豆の上には柿が参ります。、意外でしょうが好相性ですよ。
    そして、なつめ茶のお供にもしたカリカリのさつま芋を次に。

    最後にルッコラーで蓋をします。











そして朝食。
主役は断然なつめ茶です。

主人に諭され、今朝はぐっと量を控えめにしてみました。
炭水化物もカリカリのさつま芋がほんの少量、これが続けば主人の体重にも変化が訪れるはず。

でも、問題なのは朝食でもお弁当でもなく・・・
夕食と週末の過ごし方だってこと。
これに気付かぬうちは、いくら朝とお昼の量を減らしてもそのお腹周りはほっそりしなくてよ。

ジビエの候。
主人には危険な季節到来です。

posted by しんさん at 14:17 | Comment(2) | 保存食・調味料・常備菜等 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんにちは。なみです。
ご無沙汰してしまって本当に申し訳ないです。
お元気でしょうか?

さつまいもや栗やかぼちゃの美味しい季節がやってきて、とっても嬉しいです。
栗はもう産直で母がお取り寄せして、たっぷり食べました(笑)
でも、調理法としては栗ごはんと茹でた栗だけですが。
しんさんは、栗きんとん作成大変でしたね。
売り物ののように素敵に仕上がっていましたよ!
しんさんの栗きんとん食べてみたかったです。

日々のお食事も本当に美味しそうですね。
最近は、忙しくてお料理もごくたまーにしかせず、大丈夫かな(結婚したら料理しないと…)
と思う今日この頃です。

この前、新幹線の岐阜羽島駅で降りる機会があり、
駅のお土産やさんで柿や栗のお菓子を沢山見ました。欲しかった…。

岐阜羽島駅、お菓子のお土産としては
名古屋より断然イケてますよ!
単に私が名古屋の美味しいお菓子を知らないだけかもしれませんが。

彼とは仲良ししてます(笑)
食の好みはちょっと違うかな。
でも頑張って私向きにしてもらわねば。

では。
Posted by なみ at 2015年10月17日 16:28
こんにちは、なみさん^^

お元気そうで何よりです。
さつま芋、栗、カボチャ・・・なみさんの味覚の秋到来といったところですね(笑)
さらりとしたくだりでも、ホクホクとしたその食感が頭を過ぎって困ってしまいます♪
あぁ、美味しい焼き芋が食べたい気分。

やはり好きなものに言及すると、人は無限の力を発揮するものですね(笑)


なみさんが岐阜羽島駅とは!
これからは聞き慣れた地名をなみさんのお口から聞くことが益々増えていくのでしょうね。
ちょっと楽しみ♪


特に濃い味を好むお土地柄、なみさんから見ればなかなかに受け入れ難いものもございましょう。
その溢れんばかりの愛情で、どうぞ彼の味覚にも近づいてあげて下さいな。

新しいなみさんのお味が誕生するのも間もなくです。
おふたりで築く他県コラボレーションのお味なんて、ワクワクしてしまいますね♪

微笑みながらエールを送ります、なみさん^^
Posted by しんさん→なみさんへ at 2015年10月20日 09:26
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