2015年10月13日

『ガヤメバルの煮付け』 と 『楽々鯖寿司』

毎週主人が楽しみにしております、週明けの食卓に上る煮魚。
今週は月曜日が体育の日で祝日でしたので、本日火曜日が煮魚の日。

主人が選んだお魚は切り身でなく、立派な目を見開いた頭も尻尾もあるガヤメバル・・・
お魚を丸っと煮るの、あなたの愛妻は非常に苦手としていることをこの人はご存知なのかしら。

ですが、最近のイワシは圧力鍋に収まらないほどの大きさですし。
仕方がないから煮てみましたよ、ガヤメバル。

ほらーーー、不細工。

いえ、完全に私の腕不足です。
早く小ぶりなイワシに復活してもらいたいと願いつつ、若しくはこれからの季節はカワハギ程度に。
お魚屋さんに丁寧な内臓処理を施していただくにも関わらず、どうも上手く行かないガヤメバル。

皮が破れなかった点だけでも備忘録しておこう。





ガヤメバルは内臓を綺麗に除いてもらった状態で我が家にやって参りました。
  1. さっと洗って水気を丁寧に拭き取ります。

    身の厚い部分 両面に飾り包丁を入れて平ザルに並べ、80℃程度のお水にお酢を少々加えて、たっぷりと回しかけて霜降りに致しましょう。
    これを冷水にとり、エラの部分を開きながら水中で丁寧にお掃除します。

    水気を再度丁寧に拭きとり、これにて下処理と致します。
    早煮昆布をメバルの大きさに合わせて切り、この上に盛り付ける際に上になる側を上にメバルを乗せてスタンバイ。

  2. メバルが重ならず収まるお鍋に煮汁を煮立てます。
    今回は強敵ガヤメバルということで、日本酒多めの煮汁に致しました。

    お酒 300cc
    みりん 50cc
    白だし醤油・濃い口醤油を合わせ 50cc (やや白だし醤油が多めです)
    てんさい糖 大さじ0.5
    お水 150cc

    こんなところかしら。煮汁がひたひたになるように。
    煮汁が煮立ったら早煮昆布に乗せたガヤメバルを並べ入れ、千切り生姜を散らします。
    皮がくっつかないよう魚焼き用のアルミホイルを落し蓋にし、ことこと弱めの中火で10分間。
  3. その後落し蓋を除き、ここからは丁寧に煮汁をお玉で回しかけながら10分弱。
    途中彩りのオクラ・甘長を加え、同じく煮汁を回しかけながら仕上げましょう。

    お好みで香酢を少しふって召し上がれ。











『煮魚の日は大変だからお弁当は要らないよ・・・』

そんな優しい言葉、主人はもぉ忘れてしまったのかしら。
最近では、煮魚だろうが月曜日だろうがお弁当はあるものだと解しているとしか思えない。

そんな不満を少し心に抱いたからかしら・・・器量の最高に悪い鯖寿司に仕上がってしまいました。

西友さんのアボカドの品質の良い日を見極めに、上達した兆しが見受けられる昨今。
アボカド+市販のしめ鯖で、お気楽簡単鯖寿司を拵えてみましたよ。

もちろん保冷材をしっかり添えてお弁当バッグに詰め込みます。





  1. 寿司型に大きめに切ったラップを敷き、おぼろ昆布を丁寧にひろげながら並べます。

    皮面を下に、しめ鯖を敷き込みましょう。
    この時、しめ鯖の肉厚部分を削ぎ切ぎ切って厚みが均一になるよう敷き込みます。
    しめ鯖の身の側に、包丁でたたいた梅干しを均一にぬりましょう。

  2. ご飯をややかために炊いて酢飯にし、半量を高さが均一になるよう敷き込みます。
    酢飯には炒り胡麻も混ぜておきましょうか。

    この上にアボカドを並べましょう。
    アボカドには予め少量のレモン汁・白だし醤油をまぶしてあります。

  3. アボカドの上に残ったご飯を均一に敷き込み、おぼろ昆布とラップで丁寧に包みます。
    寿司型の蓋をして圧をかけ、ご飯と具が馴染むまでしばらくおいて取り出しましょう。

    ラップごと食べやすい大きさに切り分け、ラップを丁寧に除けば出来上がり。











お魚の登場頻度がぐっと増えたのは、これは加齢によるものなのでしょうか。
先日身内に不幸があり、ふと年齢のことを考えるようにもなったこの3連休。

とりあえず楽しい今を保持したいので、休日の暴飲は止めようと主人と話し合ったところです。
まぁそれがどれだけ続くかは自信の持てぬところではありますが、考える良いきっかけとなりました。
これからは益々こういった思いを巡らす機会が増えていくのでしょうね。










まぁ思いを巡らせたところで、どうにかなるでなし。

先ずは現実に目を向けて、主人が大量に買ったフレッシュレモングラスを片付けないと。
ある程度は冷凍保存致しましたので、今朝は残ったレモングラスをオイル漬けにしてみました。

いつだったか、NHKの朝の番組でちらりと見たこのオイル漬け。
作り方はうろ覚えでありますが、何かと活躍しそうな頼もしさ。





  • レモングラスは根元の方の比較的やわらかな部分を使います。
    かたい外側の部分は適当に剥いで細かく刻み、お鍋に移して油をひたひたに注ぎます。
    後は焦がさないよう火を入れるだけ。

    油は何を使おうかと考えた結果、香りの少ない太白胡麻油に致しました。
    弱火にかけ、縁の方がふつふつとしてきたら早めに火を止めてそのまま冷まします。

    剥いだ部分は適当は適当な長さに切り揃え、冷凍しておきます。
    レモングラスティーにするならこの部分で充分。牛乳で煮出しても美味です。






レモングラスのオイル漬けを作った後のお鍋。
油が程よく馴染んで、しかもレモングラスが所々お鍋に残っていて、これは炒め物に好都合。
早速、人参をお弁当用に炒めてみました。

味付けはお塩だけ。
かすかなレモングラスの香り、人参の鮮やかな色合いがちょっと楽しい一品に。





人参や柿の色合いに、少し凹んだ気分もすくわれた感じ。
そして主人がこっそり寝室に焚いてくれたレモングラスのアロマオイルにも。

アロマオイルが空になったらしく、その空瓶がトイレに置いてあったのには笑いましたけどね。
主人は相当レモングラスの香りがお好みなご様子。

冷凍レモングラスの在庫は山ほどございます。
もう少し寒くなったら、レモングラス風味のホットミルクを拵えましょう。
牛乳は苦手な私ではありますが、ほんの少し手をかければ大好きな味になりますもの。

posted by しんさん at 15:14 | Comment(0) | 月曜はお味噌汁を尊ぶ朝食を | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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