タイや台湾等でお馴染みのこのデザートが、里芋が旬のこの頃になるとどうしても食べたくなります。
ねっとりとした日本で使われる里芋だと少々違和感があるので、ほっこり仕上がる親芋や八つ頭が手に入った暁には、迷うことなくココナッツミルクがフードストッカーから登場します。
さて、先日も拵えました (あ、昨日か) 親芋とココナッツミルクのぜんざい風 ⇒ ☆
使用するココナッツミルクの量は言うほどでもありませんので、残ったココナッツミルクを使って・・・
主人お待ちかねのカレーですよ。
但し、少々心配でしたのが今回の主役食材のココナッツミルク。
ココナッツミルクを使用したカレーって、実は主人のあまりストライクな好みではないのよね。
しかも今回はチキンもなし。
更にその上、ちょっとご飯が重く感じて今朝は炭水化物をじゃが芋で補うことに致しました。
ご飯好きの主人には、これも少々マイナス要素になるのではないかしら。。。
ところがぎっちょん、そんな心配これっぽっちも必要ありませんでした。
主人嬉しそうに頬張って、おかわりリクエストまで。
クリーム色した優しい佇まいですが、なかなか辛口スパイシーガールですよ。
作り方はいつもと大差なし。
ただ、玉ねぎをいつもより多めにたっぷり使ったかしら。
みじん切りはフードプロセッサーにお任せ。
圧力鍋使用ですので、煮崩れたムングダルが抜群に美味しい。
- スタータースパイス・油を圧力鍋に合わせ入れ、焦がさないよう炒めます。
今回使用したスパイスは、クミンシード・ブラウンマスタードシート・クローブ・カルダモン・黒胡椒、カレーりーフ・極々少量のカスリメティ
カルダモンと黒胡椒は、スパイスボールでざっと崩してから使います。
スパイスの香りが立ってきたところで、みじん切りにしたニンニク・青唐辛子・生姜も加えて炒め合わせましょう。
更に香りが立ってきたら、みじん切りにした玉ねぎとセロリも加えて炒め合わせます。
玉ねぎはたっぷり、セロリは根元部分をみじん切りにして加え、しっかりと炒め合わせます。
- 玉ねぎをしっかり炒めたところで、ターメリックパウダーを加えて更に炒め合わせます。
ここでしっかりターメリックパウダーを炒めるのが、我が家のカレーの数少ないこだわり。
- ターメリックパウダーがなじんだところで、さっと水で洗ったムングダル・お水・ざく切りトマトを加えましょう。丁寧に鍋底から混ぜ、5分加圧して圧が抜けるのを待ちます。
- 圧が抜けたら圧力鍋の蓋を開け、鍋底から優しく混ぜて再度火にかけます。
刻んだマイタケを加えて軽く煮立て、パウダースパイスとお塩を加えます。
ここで加えるスパイスは、グリーンコリアンダーパウダー・ガラムマサラ・カイエンパウダー。
グリーンコリアンダーパウダーはたっぷり、お塩はきっちり効かせるのが何よりもの重要点。
仕上げにココナッツミルクを加え、軽くひと煮立ちさせれば出来上がりです。
前述の通り、本日はバスマティライスは炊きません。
じゃが芋にその代役をゆだねましょう。
サワークリームとフレッシュなタイムで仕上げたシンプルなポテトサラダ。
意外なほどカレーに寄り添ってくれております。
もちろんお弁当にも、ご飯でなくじゃが芋を詰めて。
- カレーを仕上げる前にちょちょいっと圧力鍋を使って、じゃが芋を茹でておきましょう。
じゃが芋は皮付きのまま綺麗に洗い、かぶる量のお水と共に圧力鍋へ。
5分加圧して自然に圧が抜けるのを待ち、ザルにあげて熱いうちに皮をむきます。
これをフォークでざっくりつぶします。 - たっぷりのみじん切り玉ねぎを加え、ややじゃが芋が冷めかけたところで室温に戻しておいたサワークリーム・そしてタイムの葉を扱いて加えます。
ざっと混ぜれば出来上がり。ご飯の代わりにカレーに添えて召し上がれ。
最近のお気に入り。
納豆+みじん切り玉ねぎ+しっかりお水を含んだチアシード+質の良いオリーブオイル。
全部全部混ぜて、まるでとろろ汁でも食べているかのようにそそとすすります。
カレーの日は、いつもいつも主人のテンションが上昇して困ります。
特に今朝のカレーは彼の好みだったようで、まぁよく喋ること喋ること。
明日も主人の好きな何かを拵えましょう。
ただし明日は金曜日、冷蔵庫の中一掃の日ですからね。