2015年09月01日

フレッシュレモングラスを使って、 “チキンサラダ” と “フルフルスープ”

いつのことだったかしら・・・そうそう、この日のことだわ ⇒ 

ちょっと用があって出かけた途中、偶然見かけた無人販売のタイハーブたち。
無人販売と言いつつ、それはタイ料理屋さんの店頭ではありましたけどね。

当初の目的だった用件も忘れてしまうほど夢中でタイハーブを数種購入し、即日お料理に使用。
その後ただレモングラスだけが、夏の名残の象徴のようにちんとキッチンに鎮座して今日まで。

夏の名残のレモングラス、本日はこれを使ってお弁当を拵えましょう。
レモングラス風味のチキンサラダなんてどうかしら。

やわらかな根元部分を刻み、青唐辛子と共に使用致しました。
蒸しチキン・アボカド・トマト・オクラ、そしてチアシードも使った具沢山サラダです。

今思えば、カシューナッツを入れ忘れたのがちょっと残念ではありますが、なかなか上出来です。





蒸しチキンはいつもの方法で圧力鍋を使います。
とっても簡単ですよ。
  1. 鶏胸肉は脂肪分を丁寧に除き、室温に戻しておきましょう。
    全体をフォーク等で丁寧に突き、自家製の塩麹を丁寧にすり込んで20分ほどおきます。

    圧力鍋用の蒸しかごに皮面を上にして胸肉をひろげ、アルミホイルを覆うようにかぶせます。
    圧力鍋にお水を張って蒸しすをセットし、この上に蒸しカゴを置いて5分強間加圧しましょう。

    自然に圧が抜けるのを待って圧力鍋の蓋を開けます。
    胸肉のいちばん厚い部分に爪楊枝等を刺してみて、透明の肉汁が出てこれば蒸し上がり。
    粗熱を取り、食べやすい大きさに切り分けておきましょう。

    胸肉の下にじゃが芋が見えておりますが、これはこの後のスープに使うもの。
    更に言えば、圧力鍋に張ったのはお水ではなくてエビの殻でとったお出汁でございます。
  2. レモングラスは白い根元部分だけを使用致します。

    かたい外葉を更に数枚めくり取り、ホワイトアスパラガスのような佇まいの白い部分だけを細かく刻みましょう。青唐辛子も一緒に出来るだけ細かく刻んで合わせておきます。

    手前のレモングラスはもう少し葉をめくった方が良いですね。
  3. 蒸しチキン・アボカド・トマト・刻んだレモングラスと青唐辛子をボールに合わせ入れます。
    レモン汁・ナンプラー・極少量のハチミツを加え、丁寧に和えましょう。

    全体がなじんだところで、ひと晩お水に浸して充分にふくらんだチアシード・さっと塩茹でにして小口に切ったオクラを加えます。さっと和えれば出来上がり。











レモングラスは外葉・上部はかたくて直接の食用には不向きですが、香りは最高です。
青い上部はまた後日使うこととして、数枚めくり取った外葉を使ってスープなんていかがかしら。

粉寒天を使ったフルフルの冷たいスープは、こちらもチアシード入り。
本日は主食の炭水化物が欠いておりますので、じゃが芋団子を具のひとつに加えてみました。

週末に食した有頭エビのお刺身。
楽しんだ後の残った殻を焼いてお鍋で煮だし、香ばしいエビのお出汁をとっておきました。
蒸しチキンを拵えた際、圧力鍋に張ったのはこのエビのお出汁。
肉汁の塩気がスープに加わり、味付け不要の我が家好みのスープに仕上がりました。

・・・貧乏性気質満載ですけどね。






  1. 前述の通り、圧力鍋にエビ出汁を張って蒸しすを置き、その上に蒸しカゴに並べたじゃが芋を乗せて5分強加圧します。 (今朝はじゃが芋の上に胸肉も乗っておりましたが)

    じゃが芋が充分やわらかく蒸し上がったのを確認し、熱いうちに皮をむいてつぶしましょう。
    片栗粉を加えてよく捏ね、小ぶりなお団子にしておきます。

  2. 圧力鍋に残ったエビ出汁を別鍋に移し、タコ糸でしばったレモングラスの外葉・コブミカンの葉を加えます。火にかけ、充分熱くなったところで粉寒天を少量振り入れましょう。

    かき混ぜながら1〜2分ことことと煮立て、完全に粉寒天を溶かします。
    同時に1のじゃが芋団子・みじん切りにした青唐辛子も加えて火を通しましょう。
    じゃが芋団子に火が通ったら、蓋をしてしばらく蒸らします。
    香りをスープに移したら、レモングラスとコブミカンは取り除きます。
  3. ざく切りにしたトマト・塩茹でにしてから小口に切ったオクラを加えてひと混ぜし、器に盛り付けます。粗熱がとれたらひと晩お水に浸しておいたチアシードを加えます。
    冷蔵庫で冷やしかためて出来上がり。






チキンサラダにはカシューナッツを入れ忘れました。
貧乏性スープには、それでも干しエビを入れようと思っておりましたのにそれも忘れました。

それでもまぁ主人が良しとしてくれるのであれば、まぁ結果オーライということにしておきましょう。










今朝は簡単メニューでしたので、時間が余るのは想定済み。
圧力鍋を使って常備菜も拵えておきましょうか。

昨日拵えた赤カレイの煮付け () 、その煮汁を有効利用した五目豆です。
煮魚の後は、おからを炊くかお豆を煮るかが定番料理となっております。
本日は煮汁がやや薄めでしたので、玉露の出がらしで拵えた佃煮をたっぷり加えてみました。





  1. 大豆はひと晩たっぷりのお水に浸しておきます。

    これを浸け水ごと圧力鍋に移し、大豆の上1〜2cmになるようお水を足して強火にかけましょう。アクを丁寧にすくい取ったら、ハチミツ・てんさい糖を加えて5分加圧しましょう。

    ここで甘味を足すのは、大豆をやや歯応えの残る食感に仕上げたいから。
    10分加圧することもありますが、そこは大豆の質によって加減して下さいね。

  2. 自然に圧が抜けるのを待って圧力鍋の蓋を開け、別鍋に茹で汁ごと移しましょう。
    人参・干しシイタケ (戻さなくても、お水で素早く洗った後バキバキ割って加えます) を加えて煮付けの煮汁を加え、キッチンペーパーで落し蓋をしてじっくり煮含めます。
  3. 煮汁がやや減ってきたところで、高野豆腐・茶殻の佃煮を加えます。
    高野豆腐は、ぬるま湯で戻した後真水で数回洗い、細かく切って加えております。
    高野豆腐が煮汁を吸って、煮汁がほぼなくなったところで完成です。






お弁当のチキンサラダで使ったアボカド。
1個丸っと使って他の具が加わると、サラダだけで山盛りになってしまいますからね。
アボカド1/2個分は朝食の一品に使いましょうか。

アボカド・しめ鯖・もずくの白味噌和えです。






  1. 白胡麻を香ばしく乾煎りしてすり鉢に移し、食感が残る程度に程よく擂ります。
    ここに白味噌 (京都 しま村さんの白味噌を愛用しております) を加え、極々少量の酢味噌 (お気に入りの配合はこちら ⇒ ) でのばしながらよく擂り混ぜましょう。
  2. しめ鯖は真空パック状態で冷凍された市販品です。
    半解凍状態で真ん中に切れ目を入れながら1.5センチ幅程度に切り、アボカド・もずくと共にすり鉢に加えて優しく和えましょう。
    もずくは、味付けをしていないそのまま使えるタイプを常備しております。

    器に盛り、塩茹でにして小口に切ったオクラを散らして出来上がり。






さぁ今日から9月。
ちゃんと朝食を食べて夏バテなんかに・・・って、朝からシトシト雨ですしまるで秋の陽気。
夏バテなんて、なろうにも何処吹く風といった状態です。

まぁそれはともかくとして。
今日も常備菜を一品拵えたことですし、常備菜は只今ふんだんに冷蔵庫の中で出番待ち。

明日は早々に家を出て、名古屋をどり鑑賞と参ります。
常備菜ばかりで朝食を早めに済ませ、新品のジャワ更紗の帯を締めてお出掛けです。

雨が降ろうと和装で出かけますよ。
帰りはちょっと寄り道をして、高島屋さんで開催中のネコ展を覗いて参りましょう。
そして主人へのお土産をいっぱい買って、お風呂後にグラス片手の報告会。

・・・名古屋をどりも楽しみだけど、報告会も楽しみですわ。
今夜もまたワクワクして眠れないのかしら。

posted by しんさん at 17:27 | Comment(0) | お弁当日記 〜 アボカドを使って | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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