2015年07月18日

ホテルを移りモナコ 3日目、モナコ観光・レストラン、ラ シェーヴル ドール 2015.7.10  前編

モナコに到着して盛りだくさんの2日間、早くも本日3日目を迎えました。

今日は宿泊ホテルを Hôtel Hermitage Monte-Carlo (オテル・エルミタージュ・モンテ カルロ) から Hotel de Paris (オテル・ド・パリ) に移ります。
荷物をまとめ、オテル・エルミタージュのテラスで最後の記念写真。

ホテルの窓一面にひろがるモナコらしい港の景色とも今日でお別れ。

チェックアウトをのんびり済ませた後、身ひとつでのんびり歩いてオテル・ド・パリへ。
大きなスーツケースはコンシェルジュにお任せし、お昼間近のモナコをお散歩気分で移動します。





裏手から眺めるオテル・エルミタージュ。
どことなく大好きなオリエンタル・バンコクにも似た佇まい。

海沿いの道をのんびり歩いてオテル・ド・パリまで。
今日もモナコは飛び切りの青空がひろがっております。











1864年創業のホテル “オテル・ド・パリ” 。

モナコの象徴ともされるこのホテルは、世界の王侯貴族に愛されてきた歴史あるホテル。
その立地もモナコの象徴にふさわしく、荘厳なグラン・カジノや、観光客でも賑わう Café de Paris Monte-Carlo (カフェ・ド・パリ・モンテカルロ) 前に位置しモナコの中でも一際目立つ建築物。

もちろんホテルの正面には、噂に違わず大迫力の高級車が並びます。

ブガッティ・ヴェイロンやパガーニ・ゾンダ、マクラーレンF1・・・その脇のロールスロイスやベントレーのコンバーチブル、さらに脇にずらりと並ぶフェラーリ、ずっと向こうにポルシェ。
流石の主人ですら見たことの無い車が並んでいたそうで、主人童心に戻って大興奮しておりました。

ロビーに一歩足を踏み入れると、白と金を貴重にした重厚な造り・天井から吊り下げられたシャンデリア・・・懐かしい子供時代にかつて憶えたような、ある意味排他的な緊張感に包まれます。

このイメージは・・・
そぉね、最近リメイクされたディカプリオ版グレート・ギャツビーといったところかしら。
現実離れした現実がここに存在するといった雰囲気に、私はもぉはしゃぎっ放し。
オテル・ド・パリに着いてから何度主人に言ったかしら・・・ 『どぉしよぉ!楽しいっ!!』

オテル・エルミタージュからオテル・ド・パリに移り、気分は盛り上がる一方。
さぞやお部屋の窓からは、モナコの街に迫る緑と茶色の山肌が連なる景色が・・・って、あれ?

窓からの眺めは工事現場。
なんでも4年だか5年かだか後に、この界隈に並ぶブランドショップ その他が入った複合施設の建築が目下急ピッチで進められているのだとか。
新たな観光スポットの完成間近ということで、その貴重な工事現場の写真も収めておかないとね。










ホテルのお部屋でひと息ついた後。
本日の予定は、モナコ観光・フランス南東部 コート・ダジュールに位置するエズ (Eze・別名『鷲の巣村』・モナコのお隣) へ移動してのディナー。

早めにお部屋を出て、ホテルのBar 『Le Bar Américain (ル・バー・アメリカン)』へ。
昼間のオーセンティックバーは、何となく接客も軽くて心地良い。
なんとも愛らしい佇まいのシーザーサラダとグラスシャンパンをオーダーし、軽くお腹と気持ちを満たした後でいざモナコ観光へ。

バーを出る直前、大きな黒いドーベルマンを連れた男性が、何気なく隣のテーブルに腰をかける。
周囲のスタッフ、お客さまも含め、驚く雰囲気は皆無。
当のご本人も見るからに常連客、モナコの日常はやはり私達には非日常でしかないと実感。










それでも観光地に行くと、日常が戻ってホッと致します。
モナコ観光に主人が選んだ車は、電気自動車 テスラのモデルS。

運転してくださるのは、びしっとスマートに黒いスーツを着込んだイタリア系の・・・
ごめんなさい、ポーっとしてしまってお名前失念。





モナコの歴史、お馴染みの赤×白の国旗以外にもうひとつ存在する僧侶の描かれた旗の秘密・・・
ごめんなさい、運転しながらミラー越しに目を見て熱く語らないで下さい。
ただでさえ拙いリスニング力が崩壊いたしておりますこと、運転手さんお気づきですか?

その横で主人は、テスラの内装やらナンやらに大興奮・・・もぉ、車バカなんですから。





外部の侵略から身を守るためにも築かれたエズ特有の町並み。
現在はそれが世界的にも有名な観光地となり、小さなお土産屋さんやカフェが点在致しております。

エズの香水工場を見学後モナコに戻り、ショコラトリー・ド・モナコでお土産を調達。
その後はグレース・ケリー大公妃が眠る聖ニコラス大聖堂等々。

スパニッシュ系女性がお店番をする小さなエズのお土産屋さん。
大きな大きな黄色い麦わら帽子が目に留まり、旅の記念に主人に買ってもらいました。

どぉ日本まで持ち帰るかは全く考慮せず。





母親がその名を聞くたびに大興奮するグレース・ケリー。
外国を何かと拒否する母、しかしグレース・ケリーだけは拒否の対象ではないようです。

レーニエ大公のお墓の隣、Gratia Patriciaと刻まれたお墓の前でしばし感傷的に・・・

モナコと言えばグレース・ケリー、グレース・ケリーと言えばモナコ。
傘寿近い母親ですら未だに魅了する女優さんであり、そして偉大な大公妃であり。










こうして3時間にぎゅっと詰まった観光を終えてホテルの正面へ。
細身の黒いスーツを着こなしたツアー・ガイド君は爽やかな笑顔を残し、颯爽とテスラを運転して帰っていきました。

この後の予定は、もう一度エズに向かってディナー。
降り注ぐモナコの陽光に疲れたのかしら、それとも単に観光疲れ?

部屋に戻るとまだまだ時間に余裕あり。
少しお昼寝でもして、19時30分に予約致しておりますディナーまでのんびり過ごしましょうか。
本日のディナーは少し早めに出かけます。
コートダジュールに沈む夕日を眺めつつシャンパンでも・・・なんてロマンティックな主人の提案。

・・・そしてこのお昼寝が後ほどとんでもない失態の原因に。
またまた長くなりました。今宵のレストランの備忘録は後編に続く。

posted by しんさん at 07:25 | Comment(0) | ヨーロッパ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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