2015年05月15日

完璧ではあらずも人参以外はまぁ成功、3色ボーロ・・・全卵チャイプリンを添えて

幼少の頃から今に至り、大好きなおやつが “たまごボーロ” 。
ベビーボーロなんて呼ばれる製品もある、お口のなかですぅっと溶けるあの小さな焼き菓子です。
公言するほどのものではありませんが、スーパーなんかで見つけるとたまに食べたくなったり。

そろそろ使い切ってしまいたいコーンスターチがありましたので、ちょっと実験がてら焼いてみました。

・・・微妙。

簡単なお菓子の代名詞のようなたまごボーロなのに、出来はイマイチ。
理由は簡単、またいつものように大幅に脱線したから。

このところ登場頻度を高めております “しっかり加糖してあるパウダータイプのレモングラスティー”これを使い切りたくて、粉砂糖代わりに使ってみました。

ならば更に脱線とばかり、可愛らしい3色のボーロを作ろうと思ったのがいけなかった・・・
緑のお抹茶味はまぁ良しとして、赤の人参味が劇的に美味しくない。
その不味さに、きっと主人も今頃首を傾げていることでありましょう。





不出来自慢をしても始まりませんものね。
要改善の卵ボーロには、牛乳たっぷりのチャイプリンを添えてみました。

全卵使用のチャイプリン、底にはタピオカをたっぷり沈めてあります。
滑らかでありつつ、なかなか食べ応えのあるプリンに仕上がっております。










3色ボーロとチャイプリン、人参ボーロは破壊的な不味さです。





あくまで悪い例としての備忘録ということで。
まだ少しコーンスターチが残っておりますので、これをバネに美味しいボーロを次回に乞うご期待。
  1. 前述の通り、今回は粉砂糖の代わりとして加糖タイプのレモングラスティーパウダーを使っております。粉砂糖に置き換える際もほぼ同量で支障はないのではないかしら。

    レモングラスティーパウダー ひと袋 (18g) ・卵黄 (1個分) をボールに合わせ入れ、泡だて器で丁寧にすり混ぜます。
  2. コーンスターチ 50g・ココナッツミルクパウダー 15gも加え、スパチュラに持ち変えて丁寧に混ぜ込みましょう。
    ココナッツパウダーの代用として、コーヒー用のクリームパウダー・スキムミルク等にしても。

  3. ここで生地を3等分し、それぞれすりおろし人参・抹茶を加えて生地をまとめました・・・
    が、人参は全く持って上手くいかなかったので、ここはひとつスルーさせていただきましょう。

    この段階では生地がさらりとした状態でしょうから、極少量の牛乳を加えて丸めやすいかたさに調節します。加える牛乳は小さじ1前後で充分です。
  4. 小さなお団子状に丸めた生地をオーブンシートを敷いた天板の上に並べ、180℃に予熱したオーブンへ。設定温度を170℃にし、焼くこと13〜15分。

    人参ボーロの成形にかなり難儀したこと、何気に写真で伝わるかしら・・・











全卵使用のチャイプリンに参りましょう。
冷たく冷やしてもスパイスの存在感は絶大です。





先ずはタピオカの準備を致します。
圧力鍋を使ったりと色々試しましたが、私にはこの戻し方がいちばん肌に合っているようです。
  1. パールタピオカ (白) はひと晩たっぷりのお水に浸しておきます。
    これを浸け水ごとお鍋に移し、必要ならばお水を足して火にかけましょう。
  2. 煮立ったら弱火にし、10〜15分ほどタピオカが透き通ってくるまで茹でましょう。
  3. 冷水にとってザルにあけ、水を切ってから容器の底に。






濃いめにチャイを淹れてプリンに仕上げましょう。
  1. お好みのスパイスを軽く砕きます。

    今回使用したスパイスは、クローブ・シナモン・カルダモン・黒胡椒・スターアニス。
    これらはスパイスボール等で砕いておきます。
    生姜は包丁の腹部分を使ってつぶしておきましょう。

  2. 牛乳 150cc・紅茶葉 山盛り大さじ1・上記のスパイスを小鍋に合わせ入れ、弱火でじっくりと煮立てます。煮立ったら吹きこぼれないよう火を弱めて少し煮出しましょう。

    蓋をしてしばらく蒸らし、計量カップに漉し入れます。
  3. チャイが熱いうちにココナッツシュガーを加えて溶かします。
    今回ココナッツシュガーは大さじ1程度加えましたが、もう少し増やしても良いかしら。

    冷たい牛乳を足して1カップにしましょう。

  4. ボールに卵 1個をときほぐし、3を少しずつ加えながら丁寧に混ぜ合わせます。
    これを3〜4回漉して滑らかな卵液に仕上げ、お玉でそっと器に注ぎ入れましょう。
    表面の泡を丁寧にスプーンですくい取り、それぞれひとつずつアルミホイルで蓋をします。
  5. ぴったりと蓋の出来るお鍋に3cm高さ程度までお水を張り煮立てます。

    火の当りが均一になるようキッチンペーパーを2枚重ねて鍋底に敷き、器をそっと並べましょう。水滴が落ちないよう蓋を布巾で包み、極々弱火で10分間蒸します。

    火を止め、そのまま20分ほど蒸らします。
    アルミホイルを外して器を傾け、表面がふるっとした状態でかたまっていればOKです。
    そのまま更に10分ほど蒸らした後、充分に冷やして召し上がれ。

    チェックした状態でまだかたまっていないようならば、もう一度お湯を煮立てて数分弱火で蒸してから蒸らせば問題なしです。急いで冷やすならば、氷水を使うのが最速です。











たまには、野菜の使用量が低いこんなお弁当も斬新じゃないかしら。

主人のお昼用には、人参ボーロ極少量で。
責任を持って私が多めに退治しておきます。










急速に冷やしたチャイプリンは朝食用に。
表面に少々泡が残ってしまったのがちと残念ではありますが、ふるふる感はまぁ上々。

今週のお弁当はこれでおしまい。

我が家の週末。
本来ならばお昼からふたり飲んでぐだぐだ過ごすのが常でありますが、明日はちょっとお預け。
主人が休日出勤ということですので、弛緩せずきりりと参りましょう。

・・・その反動が日曜日に出そうでやや恐ろしい。
日曜日はワインかしらね、日本酒かしらね。

posted by しんさん at 13:29 | Comment(0) | お弁当、だけどおやつにも | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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