中でもインストア・ベーカリーのコーナーに、4つ入りで無造作においてあるパンがお気に入り。
人に “美味しいのよ” と勧めるまでではないけれど、何となく好き・・・そんなポジションの西友パン。
ちょっとオーブンで焼き直すと、カリカリっとした食感になってそこがまたよろしい。
さて。
そんな秘かなお楽しみ、西友パンで本日は “イカバーガー” なるものを作ってみましたよ。 久しぶりにイカと里芋を煮付けてみようかしら、などと調達して参りましたスルメイカ。
これに焼酎と来たら、きっと主人も喜ぶに違いないと思っていたら・・・それがとんだ見当はずれ。
主人の焼酎熱はあっという間に治まってしまったようで、イカの使い道に行き詰まること数日間。
いくら何でもこのイカ、そろそろ使い切らないと・・・そんなワケありイカバーガー。
もちろん主人は、今日もご機嫌で出勤して行きました。
お弁当バッグの中のイカバーガーに、ワクワクと胸高鳴らせながらね。
フードプロセッサーのおかげで、イカバーグはちょちょいのちょい。
ついでに、週末新調したフライパンも私の味方。
- イカ・たっぷりの玉ねぎ・生姜・お酒・片栗粉・極少量のお塩・極少量のとき卵
以上をフードプロセッサーに合わせ入れ、うんと粗めのイカすり身にします。
ここに刻みネギを加えて混ぜ込みましょう。 - フライパンに多めの油を熱し、目玉焼きリングを利用しながら丸く整えます。
両面かりりと焼き、網の上でしっかりと油を切っておきましょう。 - フライパンを綺麗に洗い、お酒・みりん・お醤油・お砂糖・極少量のお酢を合わせてとろりとするまで煮詰めます。
イカバーグを戻し入れ、十分にからめておきましょう。
- 西友パンをかりっとトーストし、横にスライスします。
醗酵バターは予め室温に戻してやわらかく練っておきましょう。
ディジョンマスタードと友に、パンの断面に満遍なくたっぷりとぬります。 しっかりと水を切ったレタス・軽くしぼったザワークラウトを順に重ね、甘辛いタレをまとったイカバーガーをこの上に。パンでサンドすれば出来上がり。
マヨネーズを添えたいところでしょうが、ザワークラウトの酸味があるので今回はマヨなしで。
ザワークラウトの酸味って、サンドイッチの具に加えると立派な仲立ち役をしてくれるのです。
カリカリ西友パンのイカバーガー、主人の目には相当魅力的に映ったようです。
やや持て余し状態だったスルメイカ、主人の御眼鏡にかなって良かった良かった。
ささやかな肩の荷が下りた気が致します・・・と言ったら、ちょっと大袈裟かしら。
イカバーガーには・・・そぉね、お気に入りのソムタム風サラダを添えましょうか。
菊芋のソムタム風サラダは、西友パンと同じく我が家において目下のところ秘かなブーム。
有り合わせの材料・すり鉢でお気楽に作りましょう。
- ほぐした干し貝柱・粗く砕いたカシューナッツは軽く乾煎りして冷ましておきます。
- すり鉢にニンニク・青唐辛子を合わせ入れ、丁寧に搗きます。
ここに1も加え、お好みの加減で搗き混ぜましょう。 - ナンプラー・レモン汁・ココナッツシュガーも加え、ココナッツシュガーのかたまりがなくなるまで丁寧に混ぜ合わせます。
- 菊芋は綺麗に洗って皮つきの状態で千切りに。
人参は皮をむいて千切りに。
すり鉢が小さいので、少しずつ加えては搗きながら味をなじませます。
菊芋料理の中でいちばんのお気に入り、ソムタム風サラダの出来上がり。
頂き物の白菜が、使い切らないうちからひとつふたつと数を増やしております。
まずはうんと煮込んでスープにしましょうか。
- サバ缶のスープは、昨晩の夕食の残りもの。
白菜を筆頭に在庫の食材を加え、押し麦も加えてとろみをつけましょう。
スープと言うより野菜のごった煮、よくあるリメイクスープです。
イカバーガーにしたイカバーグがひとつ余りましたので朝食にも。
そのままお皿に乗せるのでは芸がないと、同じく残ったとき卵を使ってピカタ風に仕上げてみました。 新しいフライパンは、スルスルととても良い調子。
長年愛用しておりました重い重いフライパンでは、到底こうは参りませんでしたでしょう。
フライパンを買い換えることに散々抵抗した私ではありますが、あら、中々どうして良い使い心地。
しばらくはフライパン料理の登場頻度がぐぐんと上昇しそうです。
明日はお弁当もお休み。
姪っ子とバレンタインのお買い物に出かけます。