2015年02月06日

菊芋・チキン・カシューナッツのカレー

ネイルチェンジの予約の為、それそれと大慌てで朝食・お弁当の支度をした昨日の朝。
それに付き合わせた主人へのちょっとした罪悪感もあり、今日は手間隙かけた食事を・・・と。

・・・思っただけになってしまいましたけど。

本日は、朝食・お弁当共にカレーでございます。
ただし、決して手抜き等をしたわけではありません。
主人は我が家のカレーが大好きなのですもの、心底毎日でも良いと思っている様子なのですもの。

在庫豊富な自家製キクイモをたっぷりと使って。
主人お待ちかねのカレー、今回はキクイモ・チキン・カシューナッツのカレーですよ。

いつもは玉ねぎをピュレ状にして加えることが多い () のですが、本日はみじん切り玉ねぎで。
フードプロセッサーを使い、玉ねぎを楽々どっっっさりみじん切りにしてみましたよ。

圧力鍋を使うことが多い我が家のカレーですが、加圧するのは鶏胸肉まで。
加圧すると形が崩れてしまうキクイモは、仕上げに軽く火を通すだけに止めておきました。
キクイモの存在感も健在で、カシューナッツの食感も楽しい我が家好みのカレーに仕上がりました。





手順はいつもとさほど代わり映え致しません。
  1. スタータースパイス・油を圧力鍋に合わせ入れ、焦がさないよう炒め合わせます。

    ここで使ったスパイスは、クミンシード・マスタードシート・クローブ・カスリメティ・カレーリーフ・カルダモン・黒胡椒といったところ。
    カルダモンと黒胡椒は、軽く砕いてから炒め合わせております。
  2. スパイスの香りが立ってきたら、みじん切りにした青唐辛子・ニンニク・生姜も加えて炒め合わせます。瞬時に香りが立って、カレーを作る中でこの工程がいちばん好き。

    更に玉ねぎのみじん切りもたっぷりと加え、やや強めの火加減で・・・でも必要以上焦がさないよう気をつけながらじっくり嵩が減るまで炒め合わせましょう。

  3. 玉ねぎをしっかりと加熱したところで、ターメリックパウダーを加えて炒め合わせます。
    ターメリックがしっかり油となじんだところで、トマトの水煮缶・お水・皮と脂肪を除いて削ぎ切りにした鶏胸肉を加えましょう。

    鍋底から丁寧にかき混ぜてから圧力鍋の蓋をし、3分間加圧します。
    お水を加えた後、しっかり鍋底からかき回さないと焦げますからね。気をつけて。

  4. 自然に圧が抜けるのを待って蓋を開け、キクイモ・カシューナッツ・おまけのマイタケを加えます。キクイモは皮付きのまま食べやすい大きさに切って加えております。

    軽く火を通し、後はお塩・パウダースパイスで仕上げます。
    お塩はしっかり効かせます。
    スパイスは定番のグリーンコリアンダーパウダー・ガラムマサラ・チリパウダーの3種類。

    その鄙びた風味が特徴でもあるキクイモですので、今回はギーは使用致しませんでした。

    干してパリパリ良し、生で千切りのシャクシャク良し、軽く煮込んでほっこりもまた良し。
    誰でも栽培可能なキクイモ、すっかり我が家になじんでおります。











十六雑穀入りのバスマティライスを添えて。
はい、主人、カレー多めですよ。
朝食は少しならばカレーのおかわり可能ですからね。






お水に浸す必要のないバスマティライス、実は日本米よりお料理が簡単。
みじん切り玉ねぎ玉ねぎやターメリックパウダーを油で炒め、ピラフのようにして炊くバスマティライスも大好きですが、やや体重が増加傾向にあります主人の為に今回は “煮る” 方向で。

この方法ですと、更に簡単ですよ。
  • お鍋にたっぷりのお湯を沸かし、極少量の油・お塩を加えます。
    ここ優しくさっと洗ったバスマティライスを加え (お好みで十六雑穀や押し麦等も加えます)、蓋をしないでグラグラとお湯を煮立たせながら5分程。

    バスマティライスは崩れやすいので、日本米のようにガシガシとは洗いません。

    お鍋を傾けてお湯を捨て、ぴったりと蓋をして数秒〜十数秒強火にします。
    蓋をしたままの状態でしばらく蒸らして出来上がり。
    さっくり優しく混ぜて、サラサラふんわりのバスマティライスを召し上がれ。






すっきりとした人参のサラダを添えましょうか。

タイ料理として知られる “ソムタム” は、その名の通り食材を搗いて仕上げるサラダの一種。
クロックもサークもありませんが、見よう見まねですり鉢で試したところ大のお気に入りに。

今までならば、お塩をふった千切り人参がしんなりするまで待って工程を進めておりました。
が、ソムタムよろしく、搗いて食材の繊維を壊して味をなじませるってなんて素敵な料理方法。
とりあえず今、 “搗く” が私のなかでスマッシュヒット。
  1. コリアンダーシードを軽く乾煎りしてすり鉢に移し、軽く搗いておきます。
    ここに千切り人参・赤ワインビネガー・オリーブオイル・お塩を加え、人参がしんなりするまで程よく搗きましょう。
  2. さっと湯がいたチンゲン菜・ハチミツを加え、優しく和えれば出来上がり。











常温のお水・ヨーグルトを添えて、朝食と参りましょう。
それにしても主人、嬉しそう。

カレーが朝食でも、その脇にはやっぱりみじん切り玉ねぎをたっぷり従えた納豆の小鉢が。

今週もお弁当はこれでおしまい。

近頃我が家では、週末のお昼にがっつり飲んで食べるというスタイルが続いております。
そして夜は早々に寝る・・・
健康的なのか不健康なのか定かではありませんが、ふたりとも気に入っております。

明日のお昼はキッシュか・・・それともお気に入りの即席ローストポークか・・・
先日、イカと里芋の煮物を提案したら、考える間もなく主人に却下されました。

根尾の伯母の田舎料理が少々懐かしくもあります昨今。
今月は根尾の伯母の誕生日、久しぶりに平日ふらりと伯母を訪ねてみようかしらね。

posted by しんさん at 14:45 | Comment(2) | エスニックなお料理・カレー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんにちは。なみです。
京都旅行、いかがでしたでしょうか?
相変わらずお着物素敵ですね!
私もお琴を始めた手前、多少は着物の事を勉強しないといけないかも・・・
と思い始めています。

やはりしんさんのカレーは、本当にいつ見ても美味しそうでよだれが出てきます。
ご主人が大好きなのも納得です!
カレーなら、菊芋の土臭さが感じられずに美味しく食べられそうですね。

左義長、業火だったとは・・・。
それだと普通のホイルのほうがよいかもしれません(笑)

メールアドレス書きました。
しんさんにお見せしたい写真がありまして。
もしよろしければ、しんさんのアドレスを教えて頂ければと思いますが、
嫌だったら構いませんのでちょっとご検討下さいませ。
Posted by なみ at 2015年02月08日 11:46
こんにちは、なみさん^^

お返事を書かねばと思いつつ、
気付けば週末を迎えてしまっておりました。
ルーズな私、どうぞお許し下さいね。

なみさんにお料理を褒められると、
つい舞い上がってしまいます。

そうそう、菊芋のカレー。

意外とその存在感は健在なのです。
ターメリックと相性良しなのですが、
お互いに呑まれたり呑んだりしていないのが面白いところ。
本当にお料理って面白いですね。

なみさんが見せてくださろうとしている写真。
うーん、何かしら。
ワクワクしております^^
Posted by しんさん→なみさんへ at 2015年02月13日 15:59
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