自分の指が嫌いで嫌いで・・・それでも落ち込むことを覚悟で尋ねたネイルサロン。
そして今。
プロフェッショナルなる方々の技術というものは、劣等コンプレックスを優越感に変えてしまうもの。
ネイルチェンジが楽しくて楽しくて仕方がないのが今の私。
そしてそのネイルチェンジの予約をしておりますのが本日でございます。
主人もよくよく解ってくれております。
ネイルチェンジのその日は、例外なく朝食・お弁当共に大急ぎのうちに済ませてしまうことを。
今回のネイルチェンジ、大急ぎのお弁当は “焼き鯖寿司” でございます。
再度主人が大量に取り寄せてくれた “冷凍しめ鯖” を使って作る “焼き鯖寿司” は、本当に簡単。
今まではバーナーを使って仕上げておりましたが、年季の入った我が家のバーナー。
前回引火をしてとても恐ろしい思いを致しましたので、今後バーナーは使いません。
試しにお魚焼きグリルを使ってみましたところ、あら!バーナーより良い調子。
決まりました・・・今後我が家の焼き鯖寿司は、お魚焼きグリルを使うことと致しましょう。
大急ぎのお弁当+朝食ではありますが、味に抜かりはございません。
主人、どうぞ安心してお昼をお迎え下さいな。
市販のしめ鯖を使うので、レシピも何もありはしません。
今回のポイントは、柚子風味のお醤油を使ったことくらいかしら。
柚子胡椒 (⇒☆) 等を作った際に種を取っておき、よく乾燥させてからお醤油に漬け込むだけ。
ほんのりと柚子の存在感を放つとろりとしたジェル状のお醤油になりますよ。
- 十六雑穀入りのご飯をかために炊き、合わせ酢を混ぜ込んで酢飯にします。
お気に入りの合わせ酢はこんな配合で ⇒ ☆
100均グッズを利用して、小さな小さなお握りさんを作っておきましょう。 - しめ鯖を半解凍の状態にまで戻し、中央に切れ目を入れながらスライスします。
柚子種醤油をしめ鯖の身側にちょこんと乗せ、上にお握りを乗せて形を整えましょう。 - 必要ならばお魚焼きグリルにお水を張り、お魚焼き用のホイルをひろげます。
この上に2をひっくり返らないように並べ、鯖の表面にうっすら焼き色がつくまで強火で数秒炙ります・・・ほら、もぉこれで出来上がり。簡単です。
お醤油を鯖の皮面にぬって、焦がし醤油の焼き鯖寿司ってのも良かったかしらね。
笑ってしまうほど簡単に仕上がってしまったお弁当。
お弁当箱の壁面についた、おそらく卵の欠片であろう汚れは気にしないで下さいね。
鯖寿司と同じくらい簡単に、副菜もひとつ作っておきましょうか。
得意のリメイク料理です。
二月三日の節分用にこしらえた “恵方巻き” ⇒ ☆
毎年何故だか “桜でんぷ” だけは必ず手作りするのですが、その後が意外と困りもの。
恵方巻きや散らし寿司以外、それ程の登場頻度を与えられない桜でんぷ。
ならば季節外れではありますが、甘くて可愛らしい “伊達巻” にリメイクしてしまいましょう。
- 型には予めオーブンシートを敷いておきます。
今回は卵1個分で作る小さな小さな伊達巻ですので、小さな卵豆腐型で作ってみました。
オーブンは180℃に予熱しておきましょう。 - 卵 1個・手作りの桜でんぷ・鰹だし・白だし醤油・蜂蜜を合わせ、バーミックス等で滑らかに攪拌して用意しておいた型に流し入れます。
表面の泡を丁寧にすくい取り、素早く180℃に予熱したオーブンへ。 - 設定温度を170℃にし、ゆっくり焼くこと30〜40分。
焼きたてのうちに型からそっと出し、綺麗な焼き色がついた面を下にして鬼すだれの上へ。
きつめに巻き、数ヶ所を輪ゴムで留めた状態で冷まします。
完全に冷めたら切り分けて、はい!出来上がり。
立春を過ぎたとは言え、温かいスープが嬉しい昨今。
圧力鍋でくったり煮込んだ白菜のスープで、お腹の底から温まって下さいね。
主人の大好きなほんのり梅干し風味のスープです。
- 干しシイタケは戻して細切りに。
白菜は軸部分と葉っぱ部分を分け、それぞれ繊維を断ち切るようにざく切りにしましょう。 - 圧力鍋に1を合わせ入れ、干しシイタケの戻し汁・ほぐした干し貝柱を加えます。
梅干しをほぐして種もろとも加え、必要ならばお水を足してひたひたに。
10分間加圧して自然に圧が抜けるのを待ちましょう。 - 圧力鍋の蓋を開け、梅干しの種を取り除きます。
梅干しの塩気・乾物の旨味で十分美味しいのですが、お好みでお塩・お醤油等を加えても。
極少量のオイスターソースを加えて仕上げます。
朝食用の鯖寿司は、炙らずストレートで(?)参りましょうか。
お味噌汁には、自家製のキクイモがたっぷりです。
こってりとした煮干しのお出汁に、しっかりと煮てホクホクとしたキクイモの食感。
美味しいです。
年末に仕込んだ “柚子と生姜の氷砂糖漬け” は、柚子と生姜の使い道に困った末の産物。
これが意外と美味しくて、ヨーグルトとも好相性。
柚子胡椒で皮を使った後、種を除いたワタ部分を生姜と共に漬け込んだもの。
無駄がなくて大変よろしい。
ネイルチェンジに思いを馳せ、大慌てで作ったお弁当と朝ご飯。
おかげで今、大満足の新ネイルにほくそ笑みながら今日の日記を綴っております。
雪解けの小川を想わせる淡い水色のネイル。
気付けば明日は早金曜日、明朝はゆっくり今週最後のお弁当に奮闘すると致しましょう。