2015年01月27日

菊芋で作るタイ料理・・・菊芋のソムタム 2ver.

年末〜年始で訪れましたプーケット。
その際に参加致しました Blue Elephant 主催のお料理教室 () でご一緒したNattakanさん。

親切な方で、帰りはご自身の日産マーチで私達をホテルまで送って下さいました。
プーケット在住、サブビジネスでヌードルショップを経営する彼女のお勧めタイ料理は “ソムタム”

青パパイヤを使った私も大好き!なサラダ。
そしてふと思いました。
日本で青パパイヤは入手困難だけど、菊芋で作ったらどんな感じかしら・・・

あ、ごめんなさいね。
植えっ放しで器量の悪い自家製の菊芋です。
子犬がため息をついているよなその姿に、つい朝からニヤニヤしてしまって・・・暇人か?私。

あとね、ソムタムだ何だと言ってみたところで、あくまでもナンチャッテですので少々の引け目が。
まぁいいや、犬顔の菊芋で誤魔化したとて仕方ないわよね。

これがナンチャッテソムタム、菊芋ver.でございます。

ソムタム作りに欠かせぬクロックもサークも持ち合わせてはおりません。
なのでそこはありがちなすり鉢・すりこ木で代用。

ナンチャッテソムタムではありますが、あの菊芋特有の土臭さが全く感じられません。
食感もよろしく、主人も私も大いに満足の仕上がりであります。





この菊芋ソムタム、お弁当用には軽く水気を絞って生春巻き風に仕上げてみましたよ。
我が家の定番であります胸肉を使った蒸し鶏を一緒に、有り合わせの生春巻き風。

・・・うわぁ、地味ぃぃぃ。

近頃彩り野菜の高騰久しい食材事情を受け、旬でない彩り野菜を拒否しております昨今。
(人参は春夏秋冬に関係なく買いますけどね、西友さんで100円ですもの)

まぁ特にお弁当の生春巻き風ソムタムに至りましては、おどろおどろしいほど地味なこと地味なこと。

ただ、見た目はともかく (工程もともかく) 菊芋で作るサムタム風サラダはとても美味しい。
今後、我が家の定番サラダとなりますことは確実でありましょう。





ナンチャッテソムタム、どうぞヒナさんに笑われませんように・・・
道具はおろか、タマリンドも干しエビもライムもなーんにもありませんので悪しからず。
  1. 干し貝柱・パンプキンシードは焦がさないよう乾煎りし、冷ましておきましょう。

  2. 青唐辛子(自家製唐辛子を冷凍保存してあります) ・ニンニクを合わせて丁寧につぶし、ここに1を加えてざっと粗くつぶします。
    つぶすというより、軽くなじませる程度の感覚かしら。
  3. 更にココナッツシュガー・レモン汁・ナンプラーを加え、ココナッツシュガーの塊がなくなるまで丁寧に混ぜ合わせます。これでドレッシングは出来上がり。

  4. 菊芋は綺麗に洗い、皮つきのままスライサーで極々薄くスライスします。
    これを千切りにしましょう。
    人参も皮をむいて同じく極々細い千切りにし、ドレッシングと合わせます。

    すりこ木等でたたいて繊維を崩しながら、味を十分になじませて出来上がり。






念のために書き添えておきますが・・・
主人、これを読んでクロック・サークを買ってあげよう!とのお心遣いはご無用ですからね。
我が家のキッチンは、もう満杯ですからね。

本当のソムタムが食べたくなったら、オリエンタルに連れていって下されば済むお話ですからね。










そして、本当に地味なお弁当・・・
上記、菊芋ソムタムを蒸し鶏と共にライスペーパーで巻いて、簡易版生春巻きに仕上げてみました。

・・・彩野菜、せめてミニトマトくらい買ってこようかしら。






圧力鍋を使って仕上げる鶏胸肉の蒸し鶏、主人も大好きな我が家の定番。
シンプルな工程ですので、ハーブやスパイスでアレンジも自由自在。
せっかくソムタム風に仕上げた菊芋と巻くのですもの、今日はコブミカンを使いましょうか。
  1. 鶏胸肉は全面をフォーク等で丁寧に突きます。
    自家製の塩麹を優しくすりこみ、20分ほどおいてなじませておきましょう。
  2. 圧力鍋にお水を張って蒸しすをセットし、蒸しカゴに胸肉を入れて上に乗せます。
    本日は胸肉の下に自家製チンゲン菜を敷き詰めてみました。
    胸肉の上に千切り生姜をたっぷりと散らし、コブミカンの葉っぱもたっぷり散らしましょう。

  3. 胸肉を覆うようにアルミホイルをかぶせ、圧力鍋の蓋をして5分強加圧します。
    自然に圧が抜けるのを待って蓋を開け、手で触れられる程度に冷めたら切り分けましょう。
    しっとりやわらかな鶏胸肉の蒸し鶏、コブミカンの風味が抜群の好相性です。

    ライスペーパーを霧吹きで湿らせ、やわらかくなったらチンゲン菜・胸肉を並べます。
    サムタムの水気を程よく切り、胸肉の上にたっぷりとひろげましょう。

    端からきつめに巻いて仕上げ、食べやすい大きさに切り分ければ出来上がり。






圧力鍋に残った鶏の蒸し汁、貧乏性ですもの・・・捨てません。
野菜をどんどん足して、圧力鍋で加圧すれば立派なスープの出来上がり。
  • 白菜は、白い軸部分は削ぎ切りに。
    黄色い葉っぱ部分 (根尾の伯母が育てる黄色い白菜、煮込むとうんと甘くなってとびきり美味しいのです) はざく切りに。
    人参は小ぶりな乱切り、ネギはぶつ切り、干しシイタケは細切りに。

    上記の野菜+押し麦を圧力鍋に加え、蒸し汁に干しシイタケの戻し汁を足して加圧します。
    5分も加圧すれば、白菜は甘くとろとろ・・・
    オイスターソース・お塩のシンプルな味付けでも、うんと美味しく仕上がります。






そして、本日の地味なお弁当を更に地味にしておりますのが副菜。
里芋とその茎を乾燥させた “ダツ” を酒粕和えにしてみました。

親子和えみたいで面白いんじゃない?と思ったのですが、主人の反応は今一歩。
まぁ改善の余地ありってことで、さっと備忘録。
  • 胡麻は乾煎りして丁寧にすり、白味噌・極少量の白だし醤油を合わせておきます。
    やわらかく煮た里芋・酒粕・戻したダツ・みりんを小鍋に合わせ、軽く火を入れて和え衣で和えます・・・って、ざっくりと言えばそんな工程。

    もうちょっと里芋の粘りが控えめのほうが良かったかしら。
    再チャレンジは近いうちに。










菊芋のソムタム・胸肉の蒸し鶏、朝食には稲庭うどんに合わせてみましょうか。

今の時期、朝食が冷たいおうどんではあんまりですものね。
主人の活力源でもあります温かなお味噌汁、これもちゃんと添えて差し上げますからね。
こってりとした煮干し出汁の赤味噌仕立てに、軽く煮た白菜のお味噌汁。

菊芋のソムタムは、想像以上に私達の口に合った仕上がりとなりました。
雨も止んだようですので、主人に大好評であります菊芋スナックも仕込んでおきましょうね ⇒

明日ももちろん菊芋料理が登場することでありましょう。。。

posted by しんさん at 15:57 | Comment(0) | エスニックなお料理・カレー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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