その際に参加致しました Blue Elephant 主催のお料理教室 (☆) でご一緒したNattakanさん。
親切な方で、帰りはご自身の日産マーチで私達をホテルまで送って下さいました。
プーケット在住、サブビジネスでヌードルショップを経営する彼女のお勧めタイ料理は “ソムタム”
青パパイヤを使った私も大好き!なサラダ。
そしてふと思いました。
日本で青パパイヤは入手困難だけど、菊芋で作ったらどんな感じかしら・・・
植えっ放しで器量の悪い自家製の菊芋です。
子犬がため息をついているよなその姿に、つい朝からニヤニヤしてしまって・・・暇人か?私。
あとね、ソムタムだ何だと言ってみたところで、あくまでもナンチャッテですので少々の引け目が。
まぁいいや、犬顔の菊芋で誤魔化したとて仕方ないわよね。
これがナンチャッテソムタム、菊芋ver.でございます。
なのでそこはありがちなすり鉢・すりこ木で代用。
ナンチャッテソムタムではありますが、あの菊芋特有の土臭さが全く感じられません。
食感もよろしく、主人も私も大いに満足の仕上がりであります。
この菊芋ソムタム、お弁当用には軽く水気を絞って生春巻き風に仕上げてみましたよ。
我が家の定番であります胸肉を使った蒸し鶏を一緒に、有り合わせの生春巻き風。
近頃彩り野菜の高騰久しい食材事情を受け、旬でない彩り野菜を拒否しております昨今。
(人参は春夏秋冬に関係なく買いますけどね、西友さんで100円ですもの)
まぁ特にお弁当の生春巻き風ソムタムに至りましては、おどろおどろしいほど地味なこと地味なこと。
ただ、見た目はともかく (工程もともかく) 菊芋で作るサムタム風サラダはとても美味しい。
今後、我が家の定番サラダとなりますことは確実でありましょう。
ナンチャッテソムタム、どうぞヒナさんに笑われませんように・・・
道具はおろか、タマリンドも干しエビもライムもなーんにもありませんので悪しからず。
- 干し貝柱・パンプキンシードは焦がさないよう乾煎りし、冷ましておきましょう。
- 青唐辛子(自家製唐辛子を冷凍保存してあります) ・ニンニクを合わせて丁寧につぶし、ここに1を加えてざっと粗くつぶします。
つぶすというより、軽くなじませる程度の感覚かしら。 - 更にココナッツシュガー・レモン汁・ナンプラーを加え、ココナッツシュガーの塊がなくなるまで丁寧に混ぜ合わせます。これでドレッシングは出来上がり。
- 菊芋は綺麗に洗い、皮つきのままスライサーで極々薄くスライスします。
これを千切りにしましょう。
人参も皮をむいて同じく極々細い千切りにし、ドレッシングと合わせます。
すりこ木等でたたいて繊維を崩しながら、味を十分になじませて出来上がり。
念のために書き添えておきますが・・・
主人、これを読んでクロック・サークを買ってあげよう!とのお心遣いはご無用ですからね。
我が家のキッチンは、もう満杯ですからね。
本当のソムタムが食べたくなったら、オリエンタルに連れていって下されば済むお話ですからね。
そして、本当に地味なお弁当・・・
上記、菊芋ソムタムを蒸し鶏と共にライスペーパーで巻いて、簡易版生春巻きに仕上げてみました。
・・・彩野菜、せめてミニトマトくらい買ってこようかしら。
圧力鍋を使って仕上げる鶏胸肉の蒸し鶏、主人も大好きな我が家の定番。
シンプルな工程ですので、ハーブやスパイスでアレンジも自由自在。
せっかくソムタム風に仕上げた菊芋と巻くのですもの、今日はコブミカンを使いましょうか。
- 鶏胸肉は全面をフォーク等で丁寧に突きます。
自家製の塩麹を優しくすりこみ、20分ほどおいてなじませておきましょう。 - 圧力鍋にお水を張って蒸しすをセットし、蒸しカゴに胸肉を入れて上に乗せます。
本日は胸肉の下に自家製チンゲン菜を敷き詰めてみました。
胸肉の上に千切り生姜をたっぷりと散らし、コブミカンの葉っぱもたっぷり散らしましょう。 - 胸肉を覆うようにアルミホイルをかぶせ、圧力鍋の蓋をして5分強加圧します。
自然に圧が抜けるのを待って蓋を開け、手で触れられる程度に冷めたら切り分けましょう。
しっとりやわらかな鶏胸肉の蒸し鶏、コブミカンの風味が抜群の好相性です。
ライスペーパーを霧吹きで湿らせ、やわらかくなったらチンゲン菜・胸肉を並べます。
サムタムの水気を程よく切り、胸肉の上にたっぷりとひろげましょう。
端からきつめに巻いて仕上げ、食べやすい大きさに切り分ければ出来上がり。
圧力鍋に残った鶏の蒸し汁、貧乏性ですもの・・・捨てません。
野菜をどんどん足して、圧力鍋で加圧すれば立派なスープの出来上がり。
- 白菜は、白い軸部分は削ぎ切りに。
黄色い葉っぱ部分 (根尾の伯母が育てる黄色い白菜、煮込むとうんと甘くなってとびきり美味しいのです) はざく切りに。
人参は小ぶりな乱切り、ネギはぶつ切り、干しシイタケは細切りに。
上記の野菜+押し麦を圧力鍋に加え、蒸し汁に干しシイタケの戻し汁を足して加圧します。
5分も加圧すれば、白菜は甘くとろとろ・・・
オイスターソース・お塩のシンプルな味付けでも、うんと美味しく仕上がります。
そして、本日の地味なお弁当を更に地味にしておりますのが副菜。
里芋とその茎を乾燥させた “ダツ” を酒粕和えにしてみました。
まぁ改善の余地ありってことで、さっと備忘録。
- 胡麻は乾煎りして丁寧にすり、白味噌・極少量の白だし醤油を合わせておきます。
やわらかく煮た里芋・酒粕・戻したダツ・みりんを小鍋に合わせ、軽く火を入れて和え衣で和えます・・・って、ざっくりと言えばそんな工程。
もうちょっと里芋の粘りが控えめのほうが良かったかしら。
再チャレンジは近いうちに。
菊芋のソムタム・胸肉の蒸し鶏、朝食には稲庭うどんに合わせてみましょうか。
主人の活力源でもあります温かなお味噌汁、これもちゃんと添えて差し上げますからね。
こってりとした煮干し出汁の赤味噌仕立てに、軽く煮た白菜のお味噌汁。
菊芋のソムタムは、想像以上に私達の口に合った仕上がりとなりました。
雨も止んだようですので、主人に大好評であります菊芋スナックも仕込んでおきましょうね ⇒ ☆
明日ももちろん菊芋料理が登場することでありましょう。。。