2015年01月21日

小豆たっぷり・・・だけどコーヒー風味のザクザクスコーン

我が家の朝食は、NHKの連続テレビ小説が始まる頃のんびりと終盤に向かいます。
時計の役割も担うこのシリーズ、見始めるとつい習慣化して “おひさま” からの上々固定視聴者。

現在放送中の “マッサン” を見ながら、エリーちゃんが可愛らしくて健気で思わず力が入ってしまう。
力が入ったついでに、そぉ言えば実家のどこかにあったっけね・・・森 瑤子さんの “望郷”

捨てることが大好きな妹の仕業か、探してはみるも本棚には見当たらないので復刊をお取り寄せ。
冒頭で登場するハイティーの件を読んでいたら、猛烈にこれが食べたくなってしまった。。。

無器量ですがスコーンです。

どうも私は、本を読んでいると描写に関わる食べ物に惹かれる傾向にあるようです。
直接スコーンが登場した訳ではなかったかと思いますが、そこはそれ・・・
手軽に在庫食材・高い技術なしで仕上がるスコーンに矛先が向いたのでしょう。

冷蔵庫のビールのいちばん奥、所在なさげにいつからか佇んでおります頂き物の缶コーヒー。
先日炊飯器で下茹でをして冷凍しておいた小豆 (⇒) 。
これらをたっぷり練り込んだ、ご都合主義の思いつきスコーン。

小豆がたっぷりなのに、ほんわりコーヒーの風味漂う不思議なスコーンが焼き上がりましたよ。





以下の分量で、ちょっと多めの8個分。
多めに焼いて冷凍しておけば、お寝坊した日の朝食に大活躍してくれることでしょう。

  • 然るべくタイミングで、オーブンは220℃に予熱しておきます。
  • ハチミツ・少量の牛乳を湯せんにかけて溶かし、冷ましておきましょう。
    これは水溶き卵黄の代わり、艶出しに使います。
  1. 強力粉タイプの全粒紛 125g・薄力粉 125g・ベーキングパウダー 小さじ2.5
    以上を大きめのボールにふるい入れ、さいの目に切った冷たいバター 75gを散らします。
    我が家では無塩タイプの醗酵バターを愛用しておりますので、ここでお塩も少々。

    フォークの背・手の平・フードプロセッサー等、お好きな方法でバターを粉に混ぜ込みます。
    バターの粒々がなくなって、全体がサラサラとした状態になればそれでOK。

  2. 次いで、てんさい糖 35g・下茹でした小豆 120gを加えてさっくりと混ぜます。

    小豆は炊飯器で炊いたものを小分けにして冷凍しておきました。煮汁はありません ⇒
    冷蔵庫で自然解凍したものを、冷たい状態で加えてあります。

  3. 最後に冷たい缶コーヒー 185gを加え、粘りが出ないようさっくり混ぜます。
    使った缶コーヒーは、BOSSのブラックコーヒー。1缶丸っと加えてみました。

    形を整えてラップで包み、冷蔵庫で冷やしておきましょう。

  4. 打ち粉の上に生地を移し、めん棒でのばして3つ折にします。
    方向を変えてもう一度のばし、再度3つ折にして平らにのばしてから包丁で8等分。

    オーブンシートを敷いた天板の上に並べ、艶出し用に合わせておいたハチミツ・牛乳を表面に刷毛でぬります。

  5. 220℃に予熱したオーブンへ素早く移し、設定温度を210℃に。
    表面に焼き色がつくまで、15〜18分焼けば出来上がり。
    コーヒーの香りって、こんなに素敵だったかしら・・・良い香りです。











ザクザクのスコーンには、栄養がぎゅぎゅっと詰まった小豆がたっぷり。
もうこうなったら、マッサンだの望郷だのは私の頭から失せ切ってしまったようです。

リンゴとサワークリームで作った簡略版甘いソースを添えて。
パステルピンクのスープは、紅芯大根・生姜・酒粕のスープです。
“柚子と生姜の氷砂糖漬け” を仕上げに使った人参グラッセも添えて、本日のお弁当と致しましょう。

あ・・・主人お気に入りの “菊芋チップス” もおまけに添えておきましょうね。





人参のグラッセは、圧力鍋で下茹でをしてちょちょいのちょい。
  1. 面取りした人参・全体がかぶる量のお水・少量の赤ワインビネガーを圧力鍋に合わせ入れ、2分加圧して自然に圧が抜けるのを待ちましょう。
  2. 人参を別鍋に取り、 “柚子と生姜の氷砂糖漬け” ・少量のオリーブオイル・お塩を加えます。
    やや弱めの中火でお鍋を揺り動かしながら、全体に艶が出るまで煮詰めて出来上がり。






人参グラッセの後、お鍋に残った柚子・生姜・甘く煮詰った艶々な煮汁・・・捨てるのは忍びない。
リンゴを加えて、スコーンに添える簡略版甘いソース。
  1. グラッセの後、もう少し “柚子と生姜の氷砂糖漬け” を足します。
    ここに小ぶりなイチョウ切りにしたリンゴ・少量の赤ワインビネガーを足し、リンゴが透き通って十分やわらかくなるまで煮詰めましょう。
  2. 火を止め、粗熱が取れたところでサワークリームを加えてよく混ぜます。

    お好みでシナモンパウダーを加えて混ぜれば出来上がり。






パステルピンクのスープは、今シーズンちょこちょこ頂いた紅芯大根です。
  1. 生姜・玉ねぎ・胡麻油を圧力鍋に合わせ入れ、じっくりと炒め合わせたところに紅芯大根を加えてさっと油となじませます。
    ここにひたひた程度のお水・酒粕を加え、加圧すること5分間。
  2. 自然に圧が抜けるのを待って蓋を開け、練り胡麻・白だし醤油・牛乳を加えてバーミックス等でピュレ状に。
    必要ならば牛乳でのばして軽くひと煮立ちさせ、味をみて薄いようならばお塩を少々。
  3. 器に盛って胡麻をひねり、粗く刻んだアーモンドを散らして出来上がり。











お弁当に焼きたてスコーンというのは、中々と難しいもの。
せめて朝ぐらいは焼きたてのスコーン、ココナッツシュガーのチャイと一緒に楽しみましょうか。

・・・で、そのスコーンにいつも通り納豆を添えてしまうところが恐ろしい。
イワシの干物も恐ろしい組み合わせではありますが、今朝はちょっとハーブを効かせてみた。





  • 紅芯大根をお魚焼き網で焼くと同時に、ローズマリーと一緒にイワシをホイル焼きに。
    イワシの脂がローズマリーの香りを一段と華やかに・・・

    確かに香りは華やぎますが、スコーンの脇に添える物ではありませんね。
    ゴメン、主人。





マッサンの影響で、 “望郷” を手にしたのは私だけではないはず。
きっかけはどうあれ、本を読み返すのって好きだな。
主人は “失われた時を求めて” に挑戦しながら、妙にマドレーヌが頭を過ぎるのだそう。
・・・なんだ、じゃ、私と一緒ってことね、主人も。

posted by しんさん at 16:07 | Comment(0) | お弁当日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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