2014年12月25日

今年最後のお弁当は、クスクス&イノシシと相成りました

年末のプーケット旅行に向け、通常以上に材料ありきの料理が続いております。

冷凍保存に不向きな生鮮食品は出来る限り残しておかないよう・・・
お料理の見た目やら栄養やら細かなことはこの際言いっこなし、の精神でお料理に挑んでおります。

そんな食事事情ではありますが、本日を以って今年のお弁当はお仕舞いです。
何を作ろうかしら・・・なんて悠長なことは申してはおられません。
あるもので作るのです、選択肢なんてありませんよ。

お皿に盛りつける余裕もなくボールのままの姿ではありますが、主食は “クスクス” となりました。

彩り鮮やかな紅芯大根、巷ではなかなかのブームとなっているらしいナッツの燻製、他キゥイやらアボカドやらリンゴやら・・・兎に角手当たり次第に放り込んでみました。

フルーツが顔を出したと思えばスモーキーなカシューナッツ・・・
なかなか楽しいクスクスに仕上がっております。
柚子のドレッシングが見事に媒体役を担っております。





クスクスだけではあまりに寂しいのですものね。
冷凍庫の中でじっくり出番を待っておりましたイノシシを解凍し、主菜はイノシシ料理と参りましょう。

サクサクのゴボウチップを従えたイノシシソテー。

ゴボウチップで残ったゴボウもドレッシングとして活躍してもらいましょう。
ゴボウドレッシングは、自家製唐辛子ピクルスのピクルス液を有効利用。
ピリ辛というにはあまりにパンチの効いたゴボウドレッシングに仕上がっております。





今年最後のお弁当 兼 朝食が・・・クスクスとイノシシですか。
取り合わせの妙と言うにはあまりに図々しい締めとなりましたが備忘録、と。










ちょっと前にテレビの番組で紹介されていた柚子ドレッシング、NHKの朝いちだったっけな?
柚子を丸ごと使ったドレッシングで、実に合理的でしたので試してみました。
レシピはうろ覚え、その上小ぶりで可愛らしい柚子でしたので番組のようには参りませんでしたが・・・
  1. 柚子をさっと湿らせて粗塩で表面を綺麗にみがきます。
    水気をしっかりとふき取って表皮を薄くすりおろしておきましょう。

    表皮を削った柚子を横に2等分し、種を除きながら果汁を搾ります。
    残った種を綺麗に取り除きながら果肉 (白いワタの部分も全て) をざく切りに。
    これをフードプロセッサーに移し、オリーブオイルを少しずつ加えながら滑らかになるまでしっかりと攪拌しましょう。

  2. クスクスの準備を致します。

    クスクスと同量のお水を沸騰させ、ここに極少量のオリーブオイルとお塩を加えて火を止めます。ここにクスクスを加えて混ぜ、ぴったりと蓋をして7分ほどおいてふっくら戻します。

  3. アボカド・リンゴは適当な大きさに切って少量のレモン汁をまぶしておきます。
    キゥイはさいの目に切って、紅芯大根は鬼おろしで粗くおろします。

    クスクスにアボカド・リンゴ・キゥイ・紅芯大根・燻製カシューナッツを合わせましょう。
    1の柚子ドレッシング・表皮・フルールドセルも加え、白胡椒をたっぷり挽き入れましょう。
    優しく丁寧に和えれば出来上がり。

    色合い賑やかで、作っていてもワクワク楽しくなってしまうクスクスであります。











イノシシのソテーには、サクサクのゴボウチップを添えてみました。
そして残ったゴボウで作るピリ辛のゴボウソース、ゴボウを無駄なく使い切った主菜であります。





ゴボウチップ、とても簡単でサクサク美味しいのです。
  1. ゴボウはお野菜ブラシで綺麗に洗ってしっかりと水気を拭き取ります。
    適当な長さに切り、ピーラーで薄く縦にスライスしましょう。
    ゴボウらしさを大いに楽しみたいので、お水にはさらしません。
  2. 1をビニール袋に移して片栗粉をふり、全体に薄く片栗粉をまぶします。
  3. 中温の油でさっくり揚げ、しっかりと油を切れば出来上がり。
    この状態でお塩をふって食べますと・・・ヤボぅございます、全て食べてしまう程の美味しさ。






ピーラーでスライスし切れなかったゴボウをぶつ切りにして、イノシシソテーのソースを作りましょう。
  1. ゴボウをぶつ切りにしてフードプロセッサーに移し、ニンニク・玉ねぎを加えてみじん切りに。
  2. イノシシ肉にお塩・黒胡椒をふり、熱した胡麻油でさっとソテーして取り出しましょう。
    イノシシ肉はアルミホイルで包んで保温しておきます。

    フライパンを洗わず、1・自家製柚子胡椒自家製唐辛子ピクルスの漬け汁・お酒・醤油・みりん・ハチミツ・自家製のレモンマーマレード等々を加えて少し煮詰めます。

  3. ソースに少々とろみがついたところでイノシシ肉を戻し入れ、肉汁もフライパンに加えます。
    イノシシ肉にソースを十分にからめて出来上がり。

    ゴボウチップをたっぷりと添え、ソースをたっぷりかけて召し上がれ。











しっかりとソースをからめたイノシシ肉は、意外と冷めても脂分が気になりません。
クスクスとの相性は定かではありませんが、諸事情により主人にも納得してもらいましょうね。

お弁当箱としております野田琺瑯も、今日で年内は仕事納め。
主人が帰ってきたら、いつもより少し丁寧に洗って戸棚に片付けて・・・もらいましょう。

優しい主人、彼は自分で使ったお弁当箱は自分で洗って片付ける優等生なのです。










お弁当とほぼ同じ献立ではありますが、年内は残り少なくなりました朝食風景。
一瞬イノシシ肉のその脂身の量にギョッとフォークを止めた主人ではありましたが・・・

イノシシの脂身って、サクサクしていて意外と食べられてしまうものなのよね。
実は脂身があまり得意でない私でも食べられちゃう。
イノシシ肉は脂身だよ!とまで言うほどではありませんが、抵抗なく食べられますよ。

本日はこれからネイルチェンジに行って参ります。
プーケットの白い砂浜を想わせる指先にしてもらいましょう。

出発は土曜日、何も準備が出来ておりませんが焦る気もおきません。
きっと明日の夜遅くからゴソゴソ始めることでしょう・・・毎回これでどうにかなってしまうものね。
慣れって恐ろしい。

posted by しんさん at 17:32 | Comment(0) | お家ジビエ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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