2014年11月20日

おから寿司、本日はいなり寿司ver.で・・・そして大根葉

根尾の伯母が持たせてくれる大根は、ずっしり重くて見るからに美味しそう。
そして大根に負けず劣らず立派なのが、その葉っぱ。

スーパーに並ぶ大根のしんなりとした貧弱のそれとは全く異なる佇まい。
もっさと茂る青々とした大根葉、下ごしらえには多少難儀致しますが安心して食べられるのも嬉しい。

そんな根尾産大根葉・・・いえ、主役は大根ですけどね・・・じゃこと炒めて美味しく頂きましょう。
あ、でもその前に主人お気に入りの主食から。

冷凍しめ鯖を大量に取り寄せた際、時々作っていたおから寿司 ⇒

当時は手まり寿司風に仕上げるものが多かったのですが、しめ鯖を使い尽くした今ですもの。
発想は自由とばかりに、いなり寿司ver.に挑戦してみましたよ。

やや薄味に仕上げたしっとり油揚げの中には、酸味の心地良いおからがぎっしり。
根尾の伯母が持たせてくれた “白菜漬け” や “甘酢漬け生姜” も刻んでたっぷり入っていますよ。

酢飯の代わりに、お酢を効かせたおからがぎっしり詰まったおから寿司 〜 いなり寿司ver.
ご飯で作るよりうんと気楽で、お腹も大満足する優れもの。
お気楽にどうぞ。





いなり寿司ver.のおから寿司。
通常のいなり寿司みたく気合を入れる程ものでもありませんので、油揚げも圧力鍋で仕上げます。
白だし醤油を使って色白に仕上げるのがお勧めです。
  1. 油揚げは4枚。
    半分に切って丁寧に開き、熱湯にさっと通して油抜きをしましょう。
    手で触れられる程度に冷めたら、両手で挟んで水切りをしておきます。
  2. お水 300cc
    白だし醤油 ・ てんさい糖 ・ みりん 各大さじ1

    以上を圧力鍋に合わせ入れて煮立て、1の油揚げを重ならないように並べ入れます。
    5分間加圧し、自然に圧が抜けるのを待ちましょう。
  3. 油揚げが重ならないよう平らなバット等に煮汁ごと移し、そのまま冷ましておきます。






おからを炒って仕上げましょう。
  1. おからは100gほど。

    とき卵 1個分
    寿司酢 大さじ2
    (お気に入りの寿司酢の配合はこちら ⇒ 多めに作って冷蔵保存しておくと重宝します。)
    と共にお鍋に合わせ入れ、よく混ぜ合わせます。
  2. 弱めの中火にかけ、全体がさらりとした状態になるまで菜箸で炒って冷ましておきましょう。

  3. 刻んだ甘酢生姜と白菜漬け・たっぷりのひねり胡麻を加え、丁寧に混ぜます。
    これで小さなお団子を8個作りましょう。ラップを使うと簡単ですよ。

  4. 用意しておいた油揚げ、1枚1枚両手で優しく挟んで煮汁を適度に切ります。
    あまり力強く挟んで煮汁を切ると、パサッとした仕上がりになってしまいますからね。

    おからのお団子を油揚げに入れ、隅まで丁寧に詰めて油揚げで蓋をします。
    形を整えて出来上がり。











冒頭でも自慢致しました、根尾産立派な大根葉。
佃煮ほど味は濃くありませんが、白いご飯がもりもり進む常備菜に。

私達のことを考えて伯母・そのご近所さんが育ててくれる大根です。
当然泥も付いていますし、先客の虫さんが食事中だってことも多々あります。

とにかく流水でしっかりと洗う・・・この作業がいちばん苦労しますが、葉野菜はこれでなくっちゃね。
下茹でまでしてしまえば、大根葉のカサも減って達成感まるかじりですよ。





  1. 大根葉を丁寧に洗います。
    根元部分は泥に注意し、やわらかな葉先部分は虫に気をつけて丁寧に丁寧に・・・

    たっぷりのお湯を沸かしてお塩を加え、軽く茹でて冷水にとりましょう。
    熱が取れたら根元を揃えて引き上げ、水気をしっかりと絞って刻みます。

  2. お鍋に胡麻油を熱して刻んだ大根葉を炒めます。
    油がなじんだところで、
    白だし醤油 ・ みりん ・ お酒 各大さじ2・てんさい糖 大さじ1を加えて炒りつけます。
  3. 予め、じゃこに熱湯を回しかけて水を切っておきます。
    2の煮汁が殆どなくなったところでじゃこを加え、軽く炒りつけましょう。

    胡麻をたっぷりとひねり入れて出来上がり。






おから寿司・大根葉をお弁当箱に詰めましょう。
根尾の伯母やそのご近所さんからの恩恵を浴びるように受けたお弁当、ただありがたやのひと言。

手前に移るほんのりピンク色の謎の一品は、戻した棒寒天を使った和え物です。
梅干しの色付けに入っている赤紫蘇で味付けをするので、ほんのりピンク色に染まります。
夏場はキュウリ等でよく作ったのですが、今日は大豆と塩クラゲで。
  1. 棒寒天・塩クラゲはそれぞれ裏書き通りに戻し、しっかりと水気を絞っておきます。
  2. 大豆はひと晩お水に浸しておき、浸け水ごと圧力鍋で5分加圧しましょう。
    茹で汁に浸した状態で冷まし、ザルにあけてしっかりと水切りをしておきます。
  3. 1〜2を全てボールに合わせ入れ、梅干しと一緒に漬かっている赤紫蘇を刻んで加えます。
    極少量の胡麻油を加えて和えれば出来上がり。
    銀杏のオリーブオイル漬け( ⇒ ) ・寿司酢に漬けてあった昆布も加えましょうか。











週末が近づくにつれ、少しずつ冷蔵庫・野菜室のお片付けが進んでおります。
主人のワインセラーにこっそり隠してある大根や白菜も、そろそろ野菜室にお引越し出来るかしら。

朝食には久しぶりにイワシを焼いてみましたよ。






これだけ冬野菜が生活になじんできたというのに、畑ではまだピーマンが実をつけています。
その隣では、ミニトマトまでもがいじらしく赤くなっています。
  • 季節外れのピーマンではありますが、焼き浸しで美味しく頂きましょう。

    胡麻油で焼き色がつくくらいにしっかりと炒め、後は合わせ調味料を注いで軽く煮るだけ。
    そのまま冷まして器に盛り、たっぷりの鰹節を散らせば出来上がり。

    ・・・油揚げの煮汁を使ったことは主人には内緒にしておこうかしらね。
    それにしても、案外気付かれないものなのね。





明日は金曜日、そして3連休に突入です。
近頃お家で過ごす週末が楽しくて仕方がありません。

朝のうちにぱぱっと済ますべきことを済ませた後は、お昼からしっかり飲んで食べて・・・寝こける。
そして夜はなし。
ぐだぐだ主人と部屋で映画を観たりして過ごす週末が何よりもお気に入り、出不精加速中です。

posted by しんさん at 16:24 | Comment(0) | お弁当日記 おからを使って | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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