根尾の伯母が育てるじゃが芋が豊作なのは例年のこと。
これに加え、栽培しやすいからと自ら植えたじゃが芋も大豊作と来たものだからもぉ大変。
しかも今年は何故だかじゃが芋の発芽が早く、日々じゃが芋料理に挑んでおります昨今。
ここ数日じゃが芋から目を反らしておりましたので、思い出したようにじゃが芋パンに挑んだところ・・・ うーん・・・今一歩。
途中1次発酵までは上々だったのですが・・・いや、今考えると現実逃避していたのかもしれません。
兎に角じゃが芋を消費したい一心で、ついついじゃが芋を多めに練り込んでしまいました。
そりゃそうよね、いつもの倍近くじゃが芋を入れちゃったのですもの。
今朝は少々私を凹ませたじゃが芋パンの仕上がりではありますが・・・ パイナップルジャムの鮮やかな黄色に、あっさり立ち直ってみました。
本日のお弁当は、 “ちょっと無理強いしたじゃが芋パン” と “元気みなぎるパイナップルジャム”
ふくらまなかったじゃが芋パンでも愛おしく思えてくるから、気の持ちようってホント不思議です。
フードプロセッサーで作るじゃが芋パン。
基本的な手順・分量はこの日の日記にて ⇒ ☆
- 本日はついついじゃが芋消費に意識が傾いてしまい、茹でて皮をむいたじゃが芋 180gで。
いつもの倍近い量ですもの、思い通りの仕上がりになるハズもありません。
かたさを調節の牛乳は当然加えておりませんが、ハンバーグ生地のようなやわらかさ。 それでも無理無理手の平をお水で湿らせ、スパチュラも駆使しながら成形に至りました。
2次醗酵を試みた生地のその佇まいは・・・ 但し、ふくらまないならふくらまないで別の形状のパンにしてしまえば・・・との考えも。
ピザみたく、チーズやお野菜をトッピングして焼き上げるとかね。
在庫豊富なじゃが芋消費の道は険しく、はるかかなたまで続くのです。
フレッシュなパイナップルを使ったジャム。
ジャムというより、ゴロゴロ大ぶりなパイナップルをパンに添えるパイナップルの煮物って感覚で。
使用したグラニュー糖も、保存を全く考えておりませんので見事なほど少量ですよ。
- パイナップルの頭・お尻の部分を切り落とします。
更に縦1/4にカットし、縦に走る芯部分を切り落としましょう。
繊維を直角に断ち切るよう2cm程の幅に切り分け、皮を厚めにむいておきます。
この状態で500g弱。 - パイナップルの半量をフードプロセッサーでピュレ状にします。
琺瑯製のお鍋にパイナップルを合わせ入れ、グラニュー糖 30gをふりかけて混ぜましょう。
1時間ほどおき、全体がしっとりして水が上がってきたら中火にかけます。 - アクが浮いたら取り除き、蓋をして火を弱めます。
時々様子を見て鍋底から混ぜながら、パイナップルがやわらかくなるまで20分ほど。
火を止めてレモン汁を少量加え、大きく混ぜて出来上がり。 カルダモン等、スパイスを加えてみても面白かったかも・・・
大きなパイナップルがごろごろ入ったジャムを小瓶に詰めて・・・
ふくらまなかったじゃが芋パンは、完全に冷ましてから通気性の良い和紙に包みましょうか。 野放し状態の主人のお腹には、パンとジャムだけに止めておきたいところではありますが・・・
それではあまりに酷というもの。
ゴボウのポタージュを添えましょう。
たとえ少しでも腹持ちが良くなるよう、祈りを込めて里芋も使いましょうか。
- 胡麻油・包丁の腹でつぶしたニンニクを圧力鍋に合わせ入れ、焦がさないようじっくり炒めます。ここに薄切り玉ねぎも加え、焦がさないようじっくり炒め合わせます。
- 玉ねぎが透き通ってきたら、ゴボウ・シメジ・里芋も加えます。
ゴボウは無理に皮をこそげず、お野菜ブラシで優しく洗ってぶつ切りに。
油がなじんだところで スープストック (キューブ状に冷凍保存してあります) ・お水を加え、5分加圧して自然に圧が抜けるのを待ちましょう。 - 牛乳・極少量の白味噌を加えてバーミックス等でピュレ状にし、再度火にかけて温めます。
お好みの状態になるよう牛乳でのばし、極少量の白だし醤油で味を決めます。
器に盛ってオリーブオイルを少々たらし、白胡麻をひねれば出来上がり。
ジャムにしたのは小ぶりなパイナップルではありましたが、少し残して朝食にも。
根尾の伯母が持たせてくれたチンゲン菜と合わせ、見よう見まねのスムージーとやらに挑戦。
- なんてことはない・・・
チンゲン菜のやわらかな葉っぱ部分・パイナップル・梨コンポート (☆) の煮汁・ヨーグルト・お水をバーミックスで攪拌するだけ。 梨コンポートの煮汁に使ったカルダモンは取り除いて下さいね。
葉野菜に果物の組み合わせ、ちょっと心外だったのですがこれ美味しいです。
スムージーはスムージーとして、これだけで朝食が済もうハズないのが我が家の流れ。
久しぶりにイワシの干物が食べたくなって、お魚焼き網を出しました。
- お魚焼き網を出したからには、存分に働いてもらわないとね。
網の予熱も考えて、在庫野菜をどんどん焼いて参りましょう。
ピーマン・シメジ・オクラ、水気が出るトマトはアルミホイルに包んでお魚焼き網の上に。
十分に網が温まったところで、主役のイワシを並べましょう。
ついでに冷凍してあった菜飯のお握りさんも網の上に。香ばしい焼きお握りにしましょうか。
こうして今朝の食卓も、ぎゅうぎゅう詰めのおしくらまんじゅう状態に。 スムージーは最初にごくりと飲んでから食事に移行すると良いのですって。
酵素がらみの効果なのかしらね。
今朝も、我が家の食卓はたいへん賑やかでありましたとさ。