なので朝から、牛スジ肉なるものをチマチマと煮込んでみましたよ。 そうは言っても、圧力鍋のおかげでさほどの手間ではありません。
多めに煮ておいて、夜はワインのお供にしようと目論んでいたのですが・・・
仕上がった牛スジ煮込みは思いの外少量。
それでも無理無理残しておきましたよ、夜用にね。
牛スジ肉と並んで、ここ数日間気になっていたお料理がこちら。 在庫豊富なじゃが芋をお料理すべく、いつものように英語表記でgoogle検索してヒットしました。
『German Potato Dumplings』 なるこのお料理。
画像検索していて見つけたこちらのブロガーさん (⇒ ☆) が紹介していらっしゃったもの。
更にそのオリジナルレシピを紹介していらっしゃったのがこちらのお方 ⇒ ☆
どちらも見るからに主人が好みそうなグレイビーソース・・・
そしてじゃが芋レシピを見ると、粉類に対してじゃが芋の量が半端なく多い!
このレシピ頂戴致しますっ!とばかりに、早速試してみましたよ。
何はともあれ、先ずは牛スジ煮込みから参りましょうか。
- 大きめのボールにお水を張り、牛スジ肉の細部を丁寧に洗ってザルにあげます。
たっぷりの熱湯で丁寧にアクを除きながら、10分ほど下茹でしましょう。
ぬるま湯でもう一度スジ肉を軽く洗い、ザルにあけて水を切っておきます。 - 下処理の完了した牛スジ肉を圧力鍋に移し、赤ワイン・お水を合わせてお肉が十分浸かる量注ぎます。20分加圧して、自然に圧が抜けるのを待ちましょう。
ホットワインを作るべく、スパイスを漬け込んでおいた赤ワインがあったのでこれも一緒に。
(ちなみに使用したスパイスは、シナモン・ジュニパーベリー・スターアニス・クローブです) - 圧力鍋の蓋を開け、牛スジ肉を取り出します。
キッチンペーパーを敷いたザルをボールに重ね、煮汁を自然に漉しましょう。 - 仕上げは圧力鍋でなく普通のお鍋で。
予めレンジ加熱しておいた玉ねぎ (800Wの電子レンジで、時々全体を混ぜながらラップなしで10分弱) を、刻んだニンニクと共にバターでじっくりと炒めます。 ここに牛スジ肉・グラス ド ヴィアン (市販品をキューブ状に冷凍してあります) ・ローリエを加え、煮汁が半分ほどになるまで煮詰めましょう。
蜂蜜・フルール ド セル・極少量のバルサミコ酢を加え、今しばらく煮詰めて出来上がり。
さてさて・・・気になっておりました 『German Potato Dumplings』 なるじゃが芋料理。
要は文字通りじゃが芋のお団子なのですが、粉類の配分がじゃが芋の量に対して驚くほど少量。
ブロガーさんが表記を間違えたのかと思うほど ⇒ ☆
流石にレシピ通りじゃが芋 1キロは使用しておりませんが、見事な仕上がりでありました。
簡単ですし、今後はちょくちょく真似っこさせていただくことでしょう。
所々レシピから脱線してはおりますが、ブロガーさんに感謝感謝なのです。
- じゃが芋は小ぶりなものを5つ。
皮付きのままやわらかくなるまで茹で、熱いうちに皮をむいて丁寧にマッシュします。
この状態で370g強。 - マッシュしたじゃが芋を時々混ぜながら粗熱をとります。
卵黄 1個分
薄力粉 大さじ1強
コーンスターチ 大さじ1
オートミール・塩胡椒・ナツメグ 各適量
を加えて混ぜ、更に滑らかな生地になるまで丁寧に捏ねてまとめます。
包丁で6等分しましょう。 - じゃが芋生地をお団子に丸めてバットに並べ、ラップをして冷蔵庫で30分ほど寝かせます。
茹でたてがお勧めなので、直ぐに食べない時はこの状態まで済ませておくと良いかも。 - たっぷりの熱湯を沸かし、お塩を多めに加えて3を鍋肌からそっと加えます。
ぐらぐら煮立たせるとお団子が崩れてしまうので、弱火でゆっくりゆっくり茹で上げましょう。
ぷかんっと浮いてきたら今しばらく茹で、玉じゃくし等でザルにそっと取ります。
大きなお団子がぷかんっと浮いてくる姿は、なんとも滑稽で愛らしい・・・
しっかりと茹で汁を切り、濃厚なお肉のソースをたっぷりからめて召し上がれ。
本日はお弁当がございませんので、朝食からがっつり腹持ちの良い品々を。
ザワークラウトの酸味・ルッコラーの苦味が、こってりとした牛スジ肉と見事な程に好相性。
ここにじゃが芋のお団子が加わることを想像してみて下さいな。 完全に主人のハートをつかみました。
素敵なじゃが芋料理を教えていただきました。
これでじゃが芋消費はもらったも同然。
さ、夜はこれにちょいとひと手間加えてワインのお供と致しましょう。
明日は京都に和食旅。
がらりと志向の矛先を変え、和食を楽しんで参ります。
今日の雨が残りませんように・・・