岐阜市内より野菜には優しい環境であるハズの根尾で、伯母がそう嘆いております。
私達の為に (・・・いえ、私達の為だけってワケでもないでしょうが) 伯母が育ててくれたじゃが芋。
無駄にしてはなるものかと、せっせせっせとじゃが芋料理に勤しんでおります。
えぇ、もちろん今日もじゃが芋ですよ。
すっかり我が家において定着した “フードプロセッサーで作るじゃが芋パン”
本日はコッペパンver.ですよ。 じゃが芋を練り込んだコッペパン、ザワークラウトとソーセージを挟んでホットドックに。
ぷちぷちの自家製粒マスタードが心地良いアクセント。
じゃが芋はもぉイヤだと
お弁当が楽しみな46歳って・・・私、とても良い人と結婚致しました。
山本電気製のフードプロセッサーで作るじゃが芋パン ⇒ ☆ ☆ ☆ ☆
基本的には生地がゆるめで、もっちりふわふわなのが特徴です。
でも今回いつもよりはややしっかりした食感に仕上げたかったので、オートミールを加えてみました。
材料にやや違いはあるものの、手順はほぼ定番の流れです。
- じゃが芋は小ぶりなものを2個、皮付きの状態で120gほどでした。
皮付きのままやわらかくなるまで茹で、熱いうちに皮をむきましょう。
フードプロセッサーの目盛りを4にし、素早く攪拌します。この状態で108g。 - 熱湯 大さじ1
ザワークラウトの漬け汁 (もちろん冷水でも) 大さじ1
以上を小ぶりなボールに合わせて混ぜます。
ここにインスタントドライイースト 小さじ1/2を加え、泡だて器で素早く混ぜ合わせます。 - ビニール袋に、強力粉 60g・全粒紛タイプの強力粉 40g・オートミール 15gを合わせて丁寧にふり混ぜます。
これを1のじゃが芋の上にふり入れ、粉の上にてんさい糖 10gを置きます。
てんさい糖目がけて2のインスタントドライイーストを注ぎ、菜箸で素早く馴染ませます。
“目盛り2” で数秒に分けて攪拌しましょう。 - 全体が細かなそぼろ状になったら、無塩タイプの醗酵バター 10g・お塩 小さじ1/4程度を加えて同じく目盛り2で攪拌します。
生地がだんだんまとまってきます。滑らかになるまで、今度は少し長めに攪拌しましょう。 - 生地をスパチュラで寄せて台の上に移し、軽く数秒捏ねて丸めます。
薄く油をぬった金製のボールに移し、人肌程度のお湯を張ったお鍋に浮かべましょう。
ぴったりとお鍋の蓋をし、1次醗酵 40〜45分。 この時のお湯は、じゃが芋を茹でた時のお湯にお水を加えて使っています。
小さな自己満足。 - フィンガーチェックをしてOKならばガスを抜き、生地を4等分して丸めます。
濡れ布巾+ラップをかぶせて10分間のベンチタイムをとりましょう。 - 打ち粉をふった台の上に生地を移し、平らに伸ばして手前からきつめに巻きます。
両端を折り上げ、つなぎ目をしっかり指先でつまんで閉じましょう。 形を整え、巻き終わりを下にしてオーブンシートを敷いた天板の上に並べます。
濡れ布巾+ラップをかぶせ、2次醗酵 40〜45分。 - 200℃に予熱したオーブンに移し、温度を190℃にして焼くこと12〜15分。
香ばしい香りに、主人でなくとも小躍りしたくなってしまいます。
- じゃが芋コッペパンを網の上で冷ましておきましょう。
その間にソーセージをボイルし、ザワークラウトと共に水を切っておきます。
コッペパンの中央に切れ目を入れ、予め室温に戻しておいたバターをたっぷりと。
ザワークラウトの漬け汁をしっかり絞ってたっぷり挟み、ルッコラー・ソーセージも挟みます。
自家製マスタード (⇒☆) の漬け汁を軽く切り、たっぷりあしらえば出来上がり。
4つ出来た小さな小さなホットドック。
ソーセージを2本抱いたホットドックがひとつ・・・目ざとく主人はこれを見つけ、 『僕これがいい!』
・・・やれやれ。
本日は具沢山スープを添えましょうね。
溜めておいた “パルミジャーノの皮” が随分な量になったので、これを使ったお片付けスープ。
パルミジャーノの皮の具沢山スープです。
- パルミジャーノの皮・・・要は表皮のことですけどね、これをさっと洗って水気を拭き取ります。
怪我をしないよう気をつけながら表皮そのものを切り落とし、表皮に近いチーズ部分をさいの目に切っておきましょう。 - オリーブオイル・さいの目に切った人参・みじん切りニンニク・軽くつぶした黒胡椒を圧力鍋に合わせ入れ、ニンニクの香りが立つまで丁寧に炒め合わせます。
ここにお水・スープストック (キューブ状に冷凍してあります) ・押し麦・1のチーズを加え、5分加圧して自然に圧が抜けるのを待ちましょう。 - 圧力鍋の蓋を開け、薄いイチョウ切りにしたカボチャ・小口に切ったなた豆を加えましょう。
今シーズン豊作だった自家製なた豆を使っておりますが、もちろんインゲン等でも。 鍋底にパルミジャーノがくっついているので、木杓子でこそげ取りながら丁寧に混ぜます。
カボチャがやわらかくなるまで数分煮て、牛乳を注いでひと煮立ち。
軽く塩胡椒して器に盛り、黒胡椒をたっぷり挽いて出来上がり。
お弁当のホットドックとはガラリと佇まいを変え、朝食は大好きな “へしこ茶漬け” と参りましょう。
これの何が美味しいって・・・さっと軽く炙ったへしこ+熱々の蕎麦茶ですよ。
炙っていなくてもダメ、蕎麦茶でなくてもダメ。 お味噌汁があると仕事心が高揚する主人の為に、お味噌汁も欠かせません。
本日はマイタケのお味噌汁、私も大好き。
- 昨日の “イワシのお酢煮”
今回はややイワシが大ぶりでしたので、1匹しか余りませんでした。だから半分こ。
この煮汁を使って、おからや大豆を炊くのが大好き。
イワシの煮汁だなんて生臭いと思う方もいらっしゃるでしょうが、美味しい煮魚の煮汁は美味しいものですもの。生臭いだなんてとんでもない。
特に今回は、紫蘇の実を仕上げに散らしてみました。
もちろん飛び切り美味しいおからに仕上がりましたよ。
近頃、フードプロセッサーでパンを作るのが楽しくて以前にも増して早起きです。
それに加え、昨晩は十三夜。
先の十五夜に続いてお月さまが綺麗な夜でした。
当日のお月さまはもちろん、夜明けの線香花火みたいな西の空のお月さまを眺めるのが大好き。
お月さまが真上に昇った頃、薄い雲に透けて見えるお月さん。
ぼけーっと見ていたら雲が晴れてきました。
皆の期待に応えるお月さま。
早朝4時のお月さま。
西の空低く、真上の電線に引っかかった線香花火の如く。
ちょうどこの時間帯のお月さまがキッチンの立ち居地から見えるので、料理なんて出来やしない。 あっあっあっ!お月さまの姿がビルの陰に・・・
十五夜・十三夜とお疲れ様でした。今年はもうひとつお月見があるのよね。 私側からすれば、さ、お料理しようかしら・・・って時分ですね。
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