2014年10月01日

もっちりふんわり、じゃが芋のフォカッチャ 〜 フードプロセッサーver.

身近でさもない超常現象・・・今年のじゃが芋は例年になく発芽が早い。

根尾の伯母曰く、いつもならばお正月が過ぎた頃ようやくポツポツと発芽し始めるのだそう。
ところがぎっちょん、今年は既に多数のじゃが芋の発芽が認められております。
しかも、村中のじゃが芋全部が発芽し始めているのだそう・・・おぉコワっ!

そんな訳で、伯母宅の涼しい土間に間借りしておりますじゃが芋達、今週末我が家にやってきます。
大変大変・・・じゃが芋料理に勤しまねば!

じゃが芋生地のフォカッチャです。
フォカッチャ生地にじゃが芋をたっぷりと練りこんでみたら、ふんわりもっちり上々の出来栄え。

ここ数日間、やたらとじゃが芋を使ったお料理が多いのはそんな背景から。
1キロ2キロじゃぁありませんからね、我が家に里子にやってくるじゃが芋たちは・・・

主人からは、 『お願いだからじゃが芋はもぉ止めて下さい』 なる惨いお言葉を頂戴しております。
でもね、ほぉーら、 『フォカッチャ美味い!』 とのメッセージが携帯に。

主人容認、じゃが芋生地のもっちりふんわりフォカッチャ。
もちろん醗酵時間は通常通り要りますが、フードプロセッサーで簡単ちょちょいのちょいですよ。





以下の分量で、15センチ角の正方形セルクル型にひとつ分。
我が家のフードプロセッサーは山本電気製品です。
  1. 小ぶりなじゃが芋ふたつ (約140g)を皮付きのままやわらかく茹でます。
    熱いうちに皮をむき、フードプロセッサー (目盛り4) で滑らかに攪拌しましょう。
    皮をむいた状態で、じゃが芋は130gほどでした。
  2. 熱湯 大さじ1・冷水 大さじ1をよく混ぜ合わせます。
    ここにインスタントドライイースト 小さじ1/2をふり入れ、よく混ぜ合わせておきます。
  3. 強力粉 100g・全粒紛タイプの強力粉 50gをビニール袋に合わせ入れてふり混ぜます。
    じゃが芋の入ったフードプロセッサーに移し、お砂糖 大さじ1も量り入れましょう。

    このお砂糖となじませるように2のイーストも加え、菜箸等で素早くさっとなじませます。
    お塩 小さじ1/2弱を散らし、目盛り2でフードプロセッサーを起動させましょう。

  4. 生地がなんとなくまとまってきたら、ラード 10gも加えます。
    目盛り2で滑らかな生地になるまで捏ね、台の上に移して軽く数秒軽く捏ねて丸めます。

  5. 薄く油をぬった金製のボールに移し、人肌程度のお湯を張ったお鍋に浮かべます。
    ぴったりとお鍋の蓋をし、生地が倍になるまで40分間ほど1次醗酵させましょう。

    ・・・過醗酵かしら。

  6. ガスを抜き、オーブンシートを敷いた型に生地を敷き詰めます。
    乾燥しないようきつく絞ったぬれ布巾・ラップを重ね、2次醗酵 30分ほど。

    もし間にチーズを挟んだタイプのチーズフォカッチャに仕上げるのなら、この前に生地を2等分して10分間のベンチタイムをとってから上記の作業へ。

  7. 表面にオリーブオイルを薄くぬり、指先をお水で湿らせて生地に穴を開けていきます。
    穴にピザソースを詰め、カットしたソーセージを差し込んで210℃に予熱したオーブンへ。

    ピザソースは電子レンジで簡単に出来ますよ ⇒

    設定温度を200℃にし、途中様子を見て180℃に下げつつ合計約20分。
    網の上で冷まして切り分けます。

    実は仕上げのオリーブオイルをぬるタイミングを間違えまして・・・
    ちょっと焼き色にムラが出来てしまいました。

    幸い主人も気に入ってくれたことですし、じゃが芋消費にもなりますもの。
    じゃが芋フォカッチャ、近いうちに再チャレンジ致しましょう。










山本電気製のフードプロセッサー、今やパン生地作りには欠かせぬ私の右腕と相成りました。
今回のじゃが芋フォカッチャ、主人はかなり気に入った様子。
なのでちょこちょこ焼いては冷凍保存しておきましょう。
これで10キロ袋にいっぱいのじゃが芋だって恐るることはないわ・・・多分ね。

本日のお弁当は、少し残っていたトマト缶を使った具沢山スープを添えましょうか。
ひよこ豆・人参・押し麦・オクラ・インゲン、畑でひとり生えしていたスイスチャードも入れましょう。

圧力鍋を使った具沢山スープは我が家の定番。
ただこうして見ると、具沢山スープというより野菜の煮物ですね





  1. ブラウンマスタード・イエローマスタード・みじん切りニンニクをオリーブオイルで炒めます。
    人参も加えて炒め合わせたら、ひと晩お水に浸しておいたひよこ豆を浸け水ごと加えます。
    一緒に押し麦も加えましょうか。
  2. お水・スープストック (市販品を冷凍してあります) ・ローズマリー 1枝を加えて3分加圧し、自然に圧が抜けるのを待ちましょう。
  3. トマト缶・セロリ・スイスチャードを加えて更に2分加圧します。
    押し麦を入れるタイミングを間違えておりますが気にしません。

    自然に圧が抜けるのを待って蓋を開け、インゲン・オクラを加えてひと煮立ち。
    軽く塩胡椒して器に盛り、黒胡椒をたっぷり挽いて出来上がり。











主人が子供のように毎日楽しみにしているのが朝食。
じゃが芋料理に飽き飽きしていることは重々承知ですが、敢えて朝食にもじゃが芋料理を。

オニオングラタンスープ風の主食は、パンの代わりにじゃが芋を。
こってり甘い玉ねぎに、もっちりとした根尾のじゃが芋が抜群の相性です。

主人?これなら食べてもいいそうですよ。





  1. 玉ねぎは繊維を断ち切るようにたっぷり薄切りにし、耐熱ボールに移します。
    800Wの電子レンジでラップをしないで10分間ほど、時々全体を混ぜながら加熱します。
  2. 圧力鍋にバターを溶かし、粗みじんにしたニンニクを炒めましょう。
    香りが立ってきたら1を加えて炒め合わせ、なじんだところで少量の小麦粉を振り入れます。
    色付くまで丁寧に炒め合わせ、スープストックを加えて鍋肌をこそげ取ります。

  3. スープストックがひたひたの状態になっているのを確認し、5分加圧して自然に圧が抜けるのを待ちましょう。お塩を少量加えてしばらく煮詰めます。
  4. 4をグラタン皿に移し、予め茹でておいたじゃが芋を並べます。
    チーズをたっぷりと散らしてオーブンに移し、チーズに焼き色がつけば出来上がり。

    イワシの丸干し・セロリ・ピーマン・パプリカをオーブンシートを敷いたホイルに並べ、オリーブオイルを回しかけて一緒にオーブンで焼いて仕上げます。朝食の一品に。






随分と涼しくはなりましたが、今朝の陽気はちょっとオニオングラタンには不向きだったかしら。
ここ数日暑い日が続きます。

・・・そうね、じゃが芋料理だけでは確かに主人がぼやくのは道理ですものね。
主人の大好きな何かと抱き合わせという作戦で今後は参りましょう。

明日もじゃが芋料理は続きます。
でもね、主人。
新米の便りが届いたらちゃんと新米を炊きますからね。
だからじゃが芋消費に協力してね、そんなに悲しい顔をしないでね。

posted by しんさん at 14:25 | Comment(0) | じゃが芋を使って | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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